4/22 とある勤勉な人間の一日
怠惰であることに定評がある私ですが、果たしてその評価は順当であろうかという所でございます。
以下に続けて私の一日を見ていただければ、公平的な皆々様におかれましては、私が決して怠け者ではなく、むしろ勤勉の部類に属する人間であるとご理解いただけるものと存じます。
私は朝、目覚まし時計の音に抗いながらも定刻に起床いたします。布団の温もりに未練を残しつつ、今日一日の段取りを頭の中で反芻する時間は、決して無為ではありません。
再度布団に被り、日光に抗いつつも瞑想のため一時目をつむり、スヌーズを垂れ流しているスマホの電源を切る間にも、脳内ではやるべきことが順序立てて処理されております。
日中は雑事や作業に追われ、表から見れば横になっている時間が長いように映るかもしれません。
しかしその実、考え、調べ、整え、次へ繋げるための思索が途切れることはありません。
動いていないように見えるのは、思考が内側へ向かっているからに他ならないのです。
夜になり、ようやく一息つく頃には、心身ともに相応の疲労を覚えます。
その時初めて、私は真に布団に服し、休息を自らに許すのであり、怠惰とは明確に線を引いております。
以上を踏まえれば、たとえYouTube とAmazonプライムビデオの時間が総計12時間を超えていようと、1日の殆どを布団に過ごしたといえど、私の一日は決して無為に費やされたものではないと、ご判断いただけるのではないでしょうか。




