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まったり異世界バイク旅。  作者:
第一章 転移、そして旅立ち
8/15

初めての仕事

バイクのおかげで片道2時間かかる道を、あっという間に駆け抜けることができた。


「よし。ついた」


最初に転移した森からはまた別の、深い森だ。

ベルトを閉めダガーと銃を身につけてバックを持ってバイクを森の奥の進めるところまで走らせていく。

できるだけ草の薄いところを選びつつ進む。

しかし数分も進むと草がたくさん生えていた

流石にこれより奥は厳しそうだ。


「ここから先は歩いて行こう」

「そうだね」


前回情報屋で買った本の中に薬草のことが載っていたのでそれをみながら進んでいく

見つけた草を袋に入れつつ奥の方まで進んでいくと

少し遠くに何やら動く物体を見つけた。

多分ゴブリンだろう。

人ではないことはここからでもはっきりとわかる

ベルトから銃を抜き取り狙いを定める

深呼吸をし引き金を引く

反動でやはり尻餅をついた

…外した!

銃声に気づいたのであろう。

こちらに向かってくる。


「アイスニードル!」


リナが素早く氷の魔法を使い頭を吹き飛ばす


「助かった、ありがとう」

「ほら、まだいるよ!」


よく見ると奥の方にまだ数匹いるようだ。

今度こそ外さないように深呼吸して構える

銃声が鳴り響きゴブリンは、こちらに気づいたようだが気づいたところでもう遅かった

綺麗に当たったようで倒れた音がした。


「すごーい!距離があったのによく当たるね!」

「まぐれだよ。たまたまさ」


ちょうど倒したところの周りにはラッキーなことに、たくさんの薬草が生えていて袋がどんどんといっぱいになっていく。

時々現れてくるゴブリンたちも銃やリナの魔法で安全なところから処理していく

3時間もすれば15袋ほども集まった


「これだけあれば上出来だよ!帰ろう!」


リナがそう言いバイクの方向に向かい歩き出す

通った道は覚えていたので簡単にバイクまで戻ることができた。

バイクにカバンを置きエンジンをかけ森から離れていく。

少しばかりの考え事をしているとあっという間に

ステラに帰ってくることができた。

ギルドの前まで走らせバックを持ってカウンターに向かう。


「終わりました。精算お願いします」

「早いですね、おかえりなさいませ。それでは袋をお願いします。」


カウンターに全ての袋を置くと受付の人は驚いた顔でこう言う。

「こんなに早くたくさん採取してきたのですね⁉︎

すみませんが量が多いので少し時間が掛かります

少ししてからまたいらしてください」

少々取りすぎてしまったようだ。

さて追加報酬合わせていくらになるだろうか。

その辺を適当に歩き少ししてまたギルドにやってくると計算が終わったようだ。

「今回の報酬が基本報酬金貨3枚、追加分銀貨5枚

となります。」

こんなにも短期間で稼げるものなのだろうか

懐に仕舞うと思わず顔がニヤけてしまう

「顔ニヤけてるよ」

リナが少し引いている

少々動きすぎて疲れてしまったので早く宿に戻り休憩することにした

宿に戻り夕食をとる。

部屋に戻り、今日のことを振り返りつつ布団に入る

お金は貯まった。物資もある。もう出発することは可能なのだ。明後日の朝には出発してしまおうか…

とそんなことを考えているうちに寝てしまった。


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