工房の村ステラ
視界が開けるとそこには村があった
「ここがステラ、たくさんの職人さんたちがいる村だよ」
村に着くと村人達がこちらをみてくる。
どうやらバイクに興味津々なようだ
「おかえりリナ。その人とそれはなんだ?」
「この人はユウマ。これはバイクっていうらしいよ!」
さて。ここが異世界なのは確定した。
ということは自分が持っている円は使えないだろう
「とりあえず宿屋に行こうか」
「…リナ」
「どうしたの?」
「…俺今無一文なんだ。」
「…はあ!?もう仕方ないなあ。お金貸してあげるけど条件があります!
1つ目!ギルドでパーティを組むこと!2つ目!
1ヶ月後には返すこと!」
「ありがとう!リナ!」
「普段は、貸さないんだからねー?ほら!ギルドに行くよ!明日はこの村のフリーマーケットなんだから!」
リナに腕を引っ張られギルドに連れられていく
「すみません、この人の冒険者登録したいんですけど」
「それでは書類のご記入お願いします」
軽く目を通して読んでいく。そういえば日本語とは全然違うのにすらすら読めるな。
ユウマと。
「ユウマさんですね、はい。登録が完了しました。今から冒険者制度の説明をします。しっかり聞いてくださいね?
冒険者ギルドは、魔物討伐、素材採取、護衛、探索など、多岐にわたる依頼を冒険者の皆様に斡旋しております。各街や主要な村に支部を構えており、初心者向けの依頼から高難度の依頼まで、幅広く取り扱っております。
ギルドに登録された冒険者には、その実力と功績に応じてランクが与えられます。最下位のGランクから始まり、功績を重ねることでAランクまで昇格できます。さらにその上には、10から1(最上位)までのランクが存在いたします。ランクが上がるにつれて、より高報酬で重要な依頼を受注できるようになります。まあ10から1までのランクは実際に到達する人はごくわずか。
1の人は誰一人としていませんなのでGからAまでとして考えて良いでしょう
これがカードになります。身分証として使えますから無くさないでくださいね?再発行は可能ですが金貨1枚かかりますのでご注意を。
これにて説明が終了です。
このままリナさんとパーティ登録でよろしいですか?」
するとリナが答える
「はい。お願いします。リーダーは私で」
「登録完了です。それでは頑張ってくださいね」
どうやら終わったようだ。
「ほら!次は宿取りに行くよ!」
完全にリナに引き連れられ宿屋に連れて行かれる。
「2人2部屋で。」
「はい。銀貨1枚づつね」
手持ちの3枚ある金貨を一つ出す。
9枚銀貨が返ってきた。
「おや。君がつけてるその魔道具。良かったら売らないかい?」
どうやら100均の腕時計に興味があるらしい
「良いですよ?」
ついでに財布にあったお札もだす。
「こんなにありがとうね!きっと良い値で売るよ」
少しばかり期待しておこう。
「売れたら私にお金返してよねー?」
「わかってるよ」
もう夕方だ。とっとと部屋に入った。
部屋で自分の持ち物を見る。
そういや買った漫画読んで無いや。
漫画を読んで寝ることにした。
これからの異世界生活はどうなるのだろうか。
こんにちは!ついに悠真の異世界生活スタートです
これからステラでの生活はどうなるのでしょうか!
次回もお願いします!