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初案件?

少し間が空いてしまい申し訳ありませんでした。

今回試験的にSNSの内容を入れてみました。

感想を聞かせていただけるとありがたいです。


私に初めての仕事が入った。


いやまぁすでにVtuberという仕事はしているのだがそうではない。

Vライブを運営している企業以外の企業から振られる仕事のこと、つまり……


「はい、ということで初めての案件をいただきました!」


私は手元のスマホの画面を映しながらそう言う。


【キチャーーー】

【最近話題のソシャゲか】

【結構な大手からの案件……さすが我が部下……】

【そういや俺ら上官だったわw】

【それ完全に忘れてたw】

【ガチャ……!】

【ガチャ依存症おるw】


「ということで今大人気のソシャゲを遊んでいきたいと思います!」


そう言いながら私は画面をタップし、ゲームを始める。


「このゲームのタイトルは『アンノウン•パイニア』。主人公が団長を務める調査団で未知の世界を探索するというストーリーです」


【このゲーム絵綺麗だから好き】

【ストーリーもしっかりしてるしな】

【レムちゃんもやってるし始めようかな……】

【キャラが可愛すぎる】

【ガチャしないの?】


すでにプレイしたことのあるらしい視聴者が好意的なコメントをしている。

その中にもあったが無論ガチャ要素もある。


調査団の団員をガチャで募集するのだ。


簡易的なチュートリアルも終わり、ボーナスの無料10連ガチャが引けるようになった。


「よし、チュートリアルも終わったしガチャ引きますか」


私がそう言った途端、コメントが加速する。


【うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!】

【キターーーーーーーーー!】

【最高……です……!】

【やはりガチャ、ガチャは全てを解決する……!】


「お、おぉ。すごい勢い……」


【レムちゃんちょっと引いてるやんけw】

【まぁこの勢いはね?】

【ガチャ依存症の奴もいるしな】

【ガチャでテンション上がらん奴おらんだろ】

【爆死でモチベ最低になるまでがセット】

【やめろ、それは俺に効く……】

【ぐはっ!(吐血)】


どうやらコメントで怪我をしている人がいるらしいけど……まぁ、大丈夫だろう。

私はそう思いながらガチャ画面の端にある排出欄を見る。


「これすご! 出てくるの全部最高ランクのキャラじゃん! しかも気に入ったものがでるまで何回も引けるし!」


【これがアンパイのいいところや】

【これ今やってるガチャ以外の奴全部入ってるんだぜ?】

【チュートリアルガチャがバグってる】


最高ランクであるSSRキャラの排出率なんと100%。

確実に最高ランクが手に入ると言うものすごくお得なガチャだ。

なんなら今までのガチャで出たキャラも入ってるらしいしスタートダッシュは完璧だ。


「これあと定期的に今やってるガチャが10連無料とかになるんでしょ? 課金要らなくない?」


【ほぼほぼ要らん】

【ちゃんと石貯めておけば普通にコンプできる】

【天井も優しいしな】


私は排出キャラ一覧を軽く見てみる。

パッと見た感じは男キャラよりも女キャラの方が多い印象だった。


「うーん、どのキャラがいいかな」


私がふとそう呟くとコメントでおすすめのキャラをみんなが紹介してくれる。


【やっぱシロちゃんかなー】

【シロちゃんじゃない?】

【可愛いし強い】

【好きなキャラでいいんじゃない?】

【自分の心に聞くのだ】

【性能で言ったらシロ】


「みんなはシロっていうキャラがいいと思うの?」


私はそう言いながらシロというキャラクターの詳細を見つけ、みる。


「魔法使い?」


キャラのイラストは白髪、碧眼の魔法使いだった。

確かに可愛い。

性能とか関係なくこのキャラを引く人も大勢いそうだ。

かく言う私も多分、いや絶対引く。

可愛いし。


【めっちゃ強い】

【そして可愛い】

【最強】

【あーーーーシロちゃーーーんーー】

【発狂しているやつがおるw】

【やはり火力! 火力が全てを解決するッ!】


「それじゃあこの子を狙ってガチャ回していきますか!」


そうして私は意気揚々とガチャを回す。




2時間後……


『みんなの為に、私……頑張ります!』


SSR:トール


特殊カットインと音声が入り、SSRのキャラクターを私は当てた。

シロではないが。


「なん゛でぇぇぇぇ゛ぇぇ!」


私は泣き崩れていた。


【祝、シロ以外フルコンプ】

【あの演出で外すことあるのかよ……】

【運が終わってる……】

【レムぅ……】

【ぬぉぉぉぉぉはずしたぁぁぁぁ!】

【なんで当たらないんだ……!】

【直感に運を吸われた女】

【直感:レベル100、運:レベル−100】

【次回すまでの速さよw】


初めは良かった。

知らないキャラが出てきてかっこいいね、とか可愛ねとか感想を言えた。

ただ……そう、ただあまりにもシロが出なさすぎた。


「なんでぇ? 嫌われてるの?」


【やばい、ちょっと可愛すぎる】

【わかる】

【切り抜き師ぃ!】

【任せろ……後は俺の仕事だ……】

【かっこいい……!】

【任せた!】


「次、次こそは……」


【やばい、ギャンブラーみたいな雰囲気になってるw】

【目がやばい】

【シロちゃん、そろそろ出てくれ! レムが死ぬ!】

【頼む出てくれぇ!】


もうわけもわからずただひたすらにガチャを回し、再び回そうとした時……気づいた。


「……ん? んーーーー!? きだぁ゛ぁぁぁあ!!」


【おっと?】

【うぉぉぉぉ!!】

【デタァァァァァァ!】

【よーし】

【最初らへん現実疑ってて草】

【ん、が可愛すぎる】

【ぬぉぉぉぉ!!】


「やった! ついにゲットだ!」


【おめでとう!】

【約1時間半の格闘の末、勝利】

【よーし】

【遂に終わった】

【あれ、ガチャ耐久配信だっけ】

【一応案件です】


「えーと、一応案件だったんだけど途中変わっちゃったような……ま、まぁとにかくこれが『アンノウン•パイニア』です。ぜひダウンロードしてください!」


【なるほど、ガチャの確率が終わっていることはわかった】

【※この方は特別なデバフを受けています】

【デバフw】

【訓練じゃないのかよw】

【直感で帳消しだからセーフ】


「と、とにかく一度遊んでみてください。じゃあばいばーい」


【ばいばい】

【お疲れ様】

【ガチャ怖いけどダウンロードするか】


こうして私の初案件? は終わった。

なお、この後投稿した


倉持レム@kuramochi

是非『アンノウン•パイニア』ダウンロードしてください!

シロちゃんやっとでたぁぁぁぁぁ!


というツイートがバズり、トレンド入りしたのだがそれはまた別のお話。



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