卵の黄身に酢を混ぜて、油と塩と香辛料を混ぜてグリグリとひたすらに混ぜたアレ!
ようやく手掛ける事が出来ました。
('ᗜ')✨
取り敢えず、進化先を鑑定してみっかなー
うんうん。
【洞察】 (1/12)を鑑定。
洞察…
物事を深く鋭く見通す力、思考。
【形而上思考】 (1/15)を鑑定。
形而上思考…
精神や体に捕らわれず、
通常の物事や現象の感覚的な経験を超えた思考。
【ゲシュタルト思考】(1/30)を鑑定。
ゲシュタルト思考…
全体を、部分の寄せ集めとしてではなく、
ひとまとまりとして捉えた思考。
【蓋然的思考】 (1/12)を鑑定。
蓋然的思考…
ある程度確かであると云う予測に基づいた思考。
【写実的思考】 (1/12)を鑑定。
写実的思考…
物事を写し取ったかのような表現、考え、思考。
ぬーん…
[洞察]
俺は馬鹿だったから、1番この中で自分に無い、向いていない要素だろうな。そんな賢者みたいな視点を、俺は持った事が無いや。
[形而上思考]
言葉も、その説明も難しい。
率直に言おう。
…ちょっと何言ってるか判んない。
[ゲシュタルト思考]
何か変に腑に落ちる。
納得できるそんなスキルだ。
多分、あれだろ?
考察・推論・描写。
この3つを混ぜ合わせた、そんな総合的な思考だろう。
[蓋然的思考]…
ざっくりした予測に基づいた感がえ方か。
その予測が先ず、間違えであったらば、
致命的になりそうだな…
[写実的思考]…
トレースしたかのように的確に表現できるのか。
でもなぁ…
まよまよま~よ まぁ~よねぇ~ずぅ~♪
……上級スキルの更に先を見通せないもんかねぇ……
実に、悩ましい。
スキルツリーとか、無理っすか?
鑑定さんや。
………………………………………………
うん。
むりぽ。
しかし、形而上ねぇ…
これは何言ってるか判んないけれども、
惹かれるのだよな。
現実世界の俺は、ルドルフ・シュタイナーの、「シュタイナー哲学」の影響を受けていたとある作家さん、その作家さんの作風を好んだりしていて、馬鹿のくせに生意気にもまぁ、ぶっていた訳なんだよ。
そう、奴は馬鹿である。
己を客観視出来ない、そんな馬鹿のくせに、何かこぉ…変にインテリぶっていたのですよ。
嗚呼、痛々しいww
確か、奴のその頃の知識を手繰ってみると…
ゲーテの影響を受けて彼を研究していた、人智学とかなんかそんな感じのジャンルの思想を持っていた哲学者のルドルフ・シュタイナー。
彼が開校した学校、確か…ゲーテリウムだか何だか言った、ゲーテを研究していた彼はそんな学校を開校した。
最初に作った学校は確か火事で消失したんだったかな?
で、また学校を作ったりしていた。
そんな人物だ。
そんなシュタイナーの開校した学校に、何かの縁でミヒャエル・エンデがやってきて、学び舎で学んだ。
ミヒャエル・エンデの父親は画家で、確か…エドガー・エンデって人で、何か、印象的な、シュルレアリズムってジャンルの絵を描いていたな。
時代が時代だったもんだから、当時のナチス政権側からの何らかの要請が来てそれを断ったらしいのだけれども、どうやらそれが政権の不興を買ってしまったらしくて以降、彼の作品は「退廃的な芸術」だか何だかと烙印を押されて、その後の生活に大変苦労したらしい。
ミヒャエル・エンデは後に彼が作った著書の中でそんな父、エドガーのイラストを挿絵として用いていた。
あれは、挿絵として用いるだけではなくて、彼はそんな父の絵から、その印象的な絵から、多分にイメージを貰っていたのじゃないだろうかな?
兎に角、彼のお話も、父の絵も、その…何ていうのか…
何て云えば良いのか…
世情一般の価値観だとか、常識だとか、何て言うか、そう、「見え方」かな?
見え方が至って普通な人間達とは違っていて、そんなエンデは当然、
『当たり前の世の中を当たり前の様な感じで語って紡いで、って、そんな判りやすく一般人に当たり前に支持を受けるような作品』
なんて作る筈がなくて。
何かこぉ…
人間の、現実の、浮世の…
その事象の向こう側から。
うん。
世情一般から見て、「当たり前の範疇」そんなモノが氾濫している現世に於いて、「それ以外」の部分から、何かを持ってきて、それを用いてはいないだろうか?
って、そんな感じの作風なんだよな。
勿論、芸術ってーのは、多分にそうなのだけれどもさ、純粋に、そればっかりで埋め尽くしてしまえば、それは残念ながら、世情一般の方々には理解できないし、
「何だこりゃ?変なの!」
だけで評価が終わってしまう。
だから、大なり小なり、そんな「ヤバい領域」から持ってきた何かを、その濃縮還元果汁を、現世の常識的な何かで薄める加工をすると思うんだ。
果汁と甘い水を混ぜて果汁20%だとか、あるでしょ、バヤ◯ーズ・オレンジだとか、地球にもそんな素敵な飲み物あったでしょ?
子供の頃の奴は果汁100%ジュースなんかよりも、スッと飲みやすく感じていたそっち系の飲み物を好んでいたし。
「判りやすい」「ウケやすい」を狙った場合は、芸術的な作品だって、そういったバ◯リーズ・オレンジ化を狙いがちなのだと思うのだよなぁ。
まぁまれに、ごくごくたまに、とてもごくごくと飲めねー様な、そのまんまの濃縮還元果汁を出してきて、それを一切薄めなくて、結果として果汁100%以上などと言う元の果汁よりも濃いい本当にヤバめな芸術家も、中には居るんだけどもさ。
ミヒャエル・エンデって人は…
現実の世界の俺の印象ではな、
「どっかから持ってきた、ヤバめのイメージだとか見え方、考え方、そんな濃縮還元果汁を、比較的、薄める事を省きつつ、なおかつ、世情一般の方々に、意味がある程度通用する、そんな方向性の作家さん」
と、奴は判断していたようで、
この人、凄いし、面白いし、魅力的だな、と思っていた節がある。
他にも、エミリー・ブロンテとかを、奴は気に入っていて、でも当時の奴には、未だ理解できない領域があって、それは、エミリー・ブロンテ自身が語ったらしい、「神的な存在との合一」辺りのくだりだな。
若い頃の奴は芸術の何たるか、それを理解せぬ儘、ただ、通ぶりたいから、インテリぶりたいから、そんな感じで流されて芸術に対して触れていた嫌いがあって、その姿勢は、当時、奴が好んで見ていた絵画等に対しての好みもそうで、ただひたすら対象を限り無くリアルに写実している、まるで瓜二つで、写真で見ている位に精密でリアルである、その指数が高ければ高い程に素晴らしい絵だ、と、そんな価値観が若い時分の奴には見受けられた。
そんな絵ばかりを好んでいたのだが、歳を取って来て、少し自己の内面やイメージの世界に対して関心が深まったのだろうかなぁ。
最近の奴は作家が、己の内面だとか、イメージの世界から持ち出してきた、理性的では無い物、説明が付かないが兎に角、それを見る・触れる事で、己の中で、説明のつきにくい「何かが響いてきた」物、そんなモノへとその嗜好をシフトさせてきているらしいようだ、俺がみたところな。
そんな価値観の変化は、ほら、あれみたいなもんじゃないのかな?
プレートテクトニクス。
一見すると、硬い岩盤の大きな一枚の板みたいに見える、地球の表面を覆うそいつ、幾つかに分かれて地球を覆っているプレート達。
そんなプレート達だってさ、人間みたいに短い生涯の時間の流れの中じゃ、硬くて不動の岩盤にしか見えないのだけれどもさ、人間の寿命なんかと比べ物にならない、例えば屋久島の千年杉だとかがさ、じっとそのプレート動きを注視していたとするならばさ、きっと大陸プレートはカタツムリみたいに緩やかに動いている様に見えると思うんだよな。
そんな千年杉と比べても寿命が遥かに長い生き物が居たとしてさ、矢張り、地球のプレートを注視していたとするならばさ、きっと、動物みたいに活発に動いて見えるのかも知れなくて…
まぁ、要するに、奴の嗜好、それは奴の人生の中で、一見すると変わらない毎日の生活の繰り返しの中で「時間経過による、魂と云う岩肌の風化浸食作用」そんな感じで、まぁ、地球のプレートや何かと比べたらば実に短くてちっぽけなモンに思うんだが、プレートが一見、硬くて不動に見えても、少しだけ気の長い視点で以って眺める人間が居たとするならば、それはきっと、カタツムリみたいに、牛歩の歩みの如く、実にゆっくりと変化していったのかも知れないよな。
そんな感じで、長い時間をかけて変化して行く魂の嗜好の変化。
好んで見る絵の嗜好が変化してきていて、奴は、いわゆる処の、現世で比較的「メジャー」な部類の画家なんかじゃ無くて、例えそれが無名な画家だとしても、何か己の中に響いてきた、そんな絵を好んで、最近ではそんな作品から多分にイメージを貰っていたのだ。
それは例えば、某第三帝国の中で1番に偉い髭の人も好きだったらしい、
「アルノルト・ベックリン」の「死の島」シリーズだとか。
アルツハイマーを患ってからも、自画像を描き続けた人、
「ウィリアム・ウテルモーレン」だとか。
統合失調だったかな?
そんな病を得ても猫の擬人化された絵を描き続けた
「ルイス・ウェイン」だとか。
人間の絶望だとかを題材としたらしいんだけれども、見ていて壮麗で、どうしようもなく何か…引き付けられてしまう
「スジスワフ・ベクシンスキー」だとか。
そして、そんなベクシンスキーなんかと比べたらば、写実的ではないけれども、それ故に、より、非現実指数があり、そのイメージが長い時間をかけてゆっくりと浸透してくる様な、そんな
「エドガー・エンデ」だとか…
…馬鹿の癖にな。
インテリぶってやがるぜ。
いや、或いは、現実世界の奴は、もしかすると、生まれた時から、「そっち側」向きな人間だったのかも知れないな。
熟成が必要だった若い蒸留酒が、長時間樽の中でタールや他の様々な要因と絡み合って美味しくなる。
けれども、生まれた時から、「酒」って資質が備わっていたから、後は自然と放っておけば、其処にどのような人生での課程を経たとしても、大同小異と、自然と蒸留酒に落ち着くのかも知れない。
もしかするとそれは、或いは極上品に、はたまた粗悪品になるのかも知れないのだけれども、蒸留酒は蒸留酒さ。
ウィーンはウィーン、蛙の子は蛙、そして俺は俺なのさ。
少し品質が変わるだけで、酒って前提からはぶれないモノなのじゃぁないかなぁ。
パチンコ玉が大同小異、穴に吸い込まれる如くだ。
結果として出玉が出ても出なくても、パチンコ玉は穴に吸い込まれていくものだろう?
若い内は嗜好の違いで受け入れ無くてもやがて時間を経てそれらを自然に受け入れるようになっちゃって、そして魂が共鳴するからそれらを気に入っちゃって心の片隅に、大切に蒐集していた節が、そんな気配がどうも感じられるのだな。
話がまた、盛大に逸れやがった。
うん。
形而上ってーのは、多分、そんな世界なんだよ。
理屈で説明出来ない、人間の知性や何かの向こう側…
で、俺は俺のそんな嗜好のインフルエンス(影響)を多分に引き摺ってしまっている嫌いがあるのだ。
所詮は、俺は俺から生まれてきたナニカなんだからな。
俺は今、迷っている。
正直、二つの間で、板挟みになっているんだ。
【形而上】と【ゲシュタルト】の、それは間だ。
くっそ!
屁理屈で、重力魔法を使える様になったが、
俺は今まさに、あの発想の時みたいに、二つの注射器の、あの液体を押し出す部分、
そいつの片方が、【形而上】で、片方が【ゲシュタルト】ちょうど今、そんな真ん中に挟まっちゃって、両側からグリグリと圧迫を受けている。
板挟みだ。
ジレンマである。
思考的な、それはスタックだ。
俺はどうすればいいんだろうかな?
否応なしの加圧を感じる。
そいつは今まさに、少しずつ近寄りながら、その鈍重でどうしようもなく無慈悲で、重金属みたいな、そんな圧力で以て無防備な俺の横側から圧迫しはじめている…
横撃であり、
両側からの挟み込み。
つまり挟撃でもある。
加圧されて、融合される事を今は待とうか。
俺は、俺自身の発熱に備え始めた。
長い戦いになるのか、
短期戦か、
それは今は判らなかった。
( ˘•ω•˘){…マヨネーズ、迷maze