なにもかも
失う物がなくなったあの時は
これで自由だと『叫んでいた』
何者でもない自分の名前考えて
なにもかも欲して悲しくなる
例え落し穴があったとしても
これで終わりなんだと『叫んでしまう』
名前のある猫の立ち姿を描いて
すべてある筈なのに虚しくなった
いくらか手元にある幸せ零して
これで一人なんだと『叫んだ』
意味のあるもので彩られた名前は
人に渡すたび汚れて霞んで気にしなくなる
永遠に保つ名前の価値と
途絶える運命の人生が
絡んで
変わって 失って
これでどうだと『訴えてくる』
なにもかも知らない今この時に
これじゃダメなんだと『呟いた』
空が青く見える。
何処かの誰かも今空を見ているのかも
その人の人生と、名前がしれたら、もっと執筆が捗るだろうな…(ゲス顔)
他人からは私の今は充分に幸せと言えるだろう。自分の現状に後悔する事こそが人間らしいと私は思う。