表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アナタの本当の姿は?  作者: kame
高校三年生
83/339

【第83話】誕生日

『祝!!R18解禁!!』


 ちょっ、遥さん!?ここで言う!?


 二人でモンスターをハントするゲームをしていると、日を跨いだ途端遥さんから祝福された。

 つまりは今日が俺の誕生日だ。


『正直、今までも読んでたけどおおっぴらにエロイのを買うことできるようになったし、買ったら見せてね』

「彼女からそんな事を言われるとは思ってもみなかった」

『いまさらじゃん』


 いまさらだけどさ。


『というか今までもおおっぴらにしてないだけで・・・』

「まぁな」


 正直そういったのは読んだことがある。男として興味は惹かれるモノだからな。一部には男として思われてないのが悲しいところだけど。


 ――ピロン


 スマホが鳴る。えーと・・・俺用のスマホだな。

 送り主は姉さん。なんだこのURL・・・フィッシングかもしれないから開かないけど。

 少し間を置いてからもう一度姉さんからメッセージが来た。誕生日おめでとう!!というスタンプだ。さっきのURLは私からのプレゼント。ともメッセージが来る。


 なんのURL・・・


「ぶっ」

『どうしたの?』


 サイトを開いてみたら、がっつり男同士のキス写真がヘッダーに付けられているサイトだった。

 このサイトのURLを誕生日プレゼントとかいう姉さんの気がしれない。


 ――ピロン


 遥さんに姉さんからのURLについて説明していると追加で姉さんからメッセージが届いた。


『間違えた!!こっちこっち!!買ったげる!!』


 間違えたって何を間違えたのか・・・今度のURLは通販サイトのページっぽい。開いてみるとレディースのスーツのページだ。


『サイズは?』『9号』

『オッケー、注文しておくから受け取りよろしくー』


 絶対始めのサイトはおちょくるためにわざと用意したな。この姉ならありえる。ただ俺BL耐性普通にあるから無駄だったが。



『何々?スーツもレディースで揃えちゃうの?』

「まぁ仕事上着るかもしれないし」


 ちゃんとメンズのスーツも用意しますよっと。

 やっとモンスターを倒せた。ちょっとゲームしながらメッセージ返すのは大変だった。


「素材揃った?」

『うん。揃った。じゃぁ作ってくる!!』

「いてらー」



 *



「誕生日おめっとー」


 教室に入ると早乙女さんが近づいてきて、中身が見えない袋を渡された。

 サイズ的にゲームのロムだと思うんだけど・・・


「中身見ても?」

「見てもいいけど、他に見えないようにね」


 ん?

 言われた通りに他に見えないように袋をあけて中を覗き込んで・・・


「早乙女さん。もうこれ持ってるんだけど」

「はっ!?」


 中に入っていたのは、とあるエロゲーのロムだった。ただ家にもうあるんだよなぁ・・・父さんが買っていたのを母さんに見つかって一緒にプレイしてるのを横から見てた。

 ヒロインに男の娘がいるエロゲーで父さんも母さんも興味があったらしい。二人してどうやってそっちのルートに行くか相談してた。


「まさかの被り!?」


 被りました。

 まぁありがたく貰っておきます。



 *



 遥さんと早乙女さんとで屋上で昼休みにお昼ご飯を食べる。いつものメンバーの近藤と柊さんは、クラスメイトと今日は食べるとメッセージが入っていた。


「そういや教習所通ってるんだっけ?」

「今度仮免受けて路上かな」

「取ったら遠征行こうねっ!!」


 もちろん。と言いたい所だけど、しばらくは運転に慣れるところからかなぁ。取り立てで遠征は怖い。


「写真ってどっちで撮るの?」


 免許証って写真必要でしょ?と遥さん。


「んー、中間ぐらいかな。コンタクトと男女兼用の服で行くつもり」


 女装はしないけど、俺とリンの中間ぐらいで証明写真は撮るつもりだ。

 それなら俺で運転しててもリンで運転しててもどっちでも通るはずだし。


「あーそっかどっちで運転してても問題ないようにか」


 早乙女さんが合点がいったとばかりに手をぽんっと打ちながらなるほど、なるほどと頷いている。


「そういうこと」


 もう既に親からはリンの時は母さんの軽自動車で、俺のときは父さんの普通乗用車を使っていいぞとは言われている。

 なんでも車で同一人物とは思われたくないだろ?とは言われて、その通りだからそういう風に車は使う予定でいる。


「順調に行ったら何時取れるの?」

「んーと」


 スマホを取り出してカメラで撮っておいた予定表を確認する。


「4月ギリギリかなぁ」


 免許センターが平日しか無理だからその辺で一回学校休むかもと伝えておく。

 親から理由は分からないけど、さっさと取れと急かされてるからなぁ。


「じゃぁ修学旅行の買い物行けるね!!」

「そうだな」


 ゴールデンウィーク後の修学旅行の準備もしないといけないのか、結構に忙しいな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ