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アナタの本当の姿は?  作者: kame
大学3年生
215/339

【第215話】プール

「ねぇねぇプール行かない?」


 ゲームをしに来ていた登坂さんが俺たちに聞いてきた。うちに来てゲームしてる理由は、イラストサイト巡回していてぐっと来たカップリングがゲーム原作で、深く考えずに買ったはいいけどゲーム機がないことに買ってから気がついた。で、ゲーム機があるうちに来たってわけだ。まぁ買ったときに一緒にいてゲーム機あるのか指摘したのは俺だし、うちに来てやってもいいよ? といったのは遥さんだ。


「プールだって。どうする?」


 登坂さんの横でゲーム画面を見ていた遥さんが、タブレットで絵を描いていた俺に聞いてくる。ちなみに今描いている絵は今度の事務所の参加するイベントでラバーストラップとして無料配布されるらしい。


「行く?」


 俺としては仕事が被らない限りは行ってもいいけど。


「おーけーじゃ行こー」


 誰誘う? と聞かれる。誰とでもいいけど。大学メンバーかな。



 *



「着いたー」


 遥さんが屋外プールについて、車から降りて伸びをする。今日の参加者は俺達と、登坂さん、大崎さん、赤崎、木村君だ。大崎さんはギリギリまで来れるか怪しかったけど来れるようになったとのこと。


「平日だからか、意外と人少ないね」


 確かに、駐車場にはそんなに車はない。でも中から子供達の声が聞こえるからある程度は来ているんだろうけど。

 今日はもちろんだけど皆、素の格好だ。まぁ変わるのは俺と遥さんと木村君だけだけど。


「あっ来た来た」


 先に大崎さんの車で来ていた大崎さんと登坂さんが手を振って、俺たちを呼び寄せている。別なのは俺らが昨日事務所で仕事で実家の方から来たからだ。赤崎と木村君もいる。


「俺たちが最後か」


 一応待ち合わせ時間には間に合ってるはず何だけど。


「私たちが早かっただけだから大丈夫」

「じゃっ、入ろー!! 暑くて茹だっちゃう!!」


 まだ朝なのにくそ暑いからなぁ・・・ただプールも冷水とは言えない状況になってるんじゃないかと俺は思ってるけど。



 *



「あれ? 鈴木君あっちの水着じゃないの?」


 水着に着替えてプールの端にある木陰で待っていると、着替えてきた登坂さんに言われた。登坂さんと大崎さんはセパレートタイプの水着で水色と黒といった色違いだ。遥さんは布面積多めのビキニに、薄手のパーカーを羽織っている。木陰で待っていた男性陣はまぁ・・・普通? 黒と青のズボンタイプの水着だ。そこに俺だけラッシュガードを着ている。このラッシュガードも結構長い間使ってるし、今度新しいの買おうかな。


「流石に人が多いところでは無理だって」


 本当に、プライベートビーチならともかく人が多いプールは無理だから。


「着替えるところがないから?」

「正解」


 流石遥さん。よく分かってる。流石に人が多く出入りする女子更衣室には入ったらまずいからな。特に水着に着替えるプールの更衣室はまずい。


「あーそっか。着れても着替えるところがないのか」


 なるほどと大崎さんは、うんうんと頷いている。わかってくれて助かります。


「なぁ・・・鈴木お前・・・水着もレディースを着れたりするんじゃないんだろうな?」


 今までビーチボールを膨らませていた赤崎が聞いてきた。木村君も俺の方をまさかーといった感じの目で見てくる。


「着れるか着れないかっていったら着れるだな」


 というか着ようと思えばどんな人だって着れるけどな。着た見た目が見れるものかは知らないけど。


「「まじか・・・」」


 赤崎と木村君が俺の方を見ながらつぶやいた。もしかして俺に女性用の水着あわせてたりするんだろうか。


「鈴木君の水着姿の写真あるけど」

「見せてくれ」


 どうする? とスマホを取り出した大崎さんが俺に聞いてくる。多分大崎さんが持ってるのは、前に大崎さんの別荘のプライベートビーチで着た時の写真だよな。


「絶対に写真を送らないなら」


 見せるだけなら構わないと・・・思う。プライベートビーチだし、少なくとも女子更衣室で着替えたわけじゃないから大丈夫。



 *



「まじかぁぁぁ!!」


 ガチ好みなんだが!! と赤崎が頭を抑えている。残念。その写真は女装した俺だ。


「うわぁうわぁ!! 違和感ねぇっ!!」


 木村君が大崎さんのスマホを食い入るように見ながら言っている。


「着方教えようか?」

「ごめん。そこまでは行きたくない」


 そっか。



 *



「佑樹。背中日焼け止め塗ってくれない?」

「おーけー」


 遥さんが俺に日焼け止めを渡しながら言ってきた。遥さんは今日持ってきていたシートに横になって待つ。

 日焼け止めのキャップを開けて手に出して、遥さんの背中に塗る。


「ん? 肌綺麗になった?」


 前より肌がきめ細かくなっている。前遥さんの背中をしっかり見たのは・・・いつだろう? 風呂上がりに下着姿でいるのはたまに見るけど、しっかり見てるわけじゃないから・・・前の夏かな?


「なんか佑樹に負けてる気がしたから頑張ったの」

「頑張ってるの気が付かなかった」

「夏のために頑張って隠してたし?」


 そうか。全然気が付かなった。俺は遥さんの背中に日焼け止めを塗って・・・


「紐の下も?」

「うん。よろしくー」


 おーけー。紐の下はそんなに広くないからすぐ終わる。


「佑樹も塗ろうか?」

「んー、じゃーお願い」


 俺も日焼けはあんまりしたくないし。手の届く範囲は先に塗ってるし、ラッシュガードは着てるけど、念の為、塗ってもらえるなら助かる。


「おっけーじゃぁ脱いで」

「おけ」

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