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Dead life  作者: ・・・ーーー・・・
1/1

死生活開始

 赤い・・・すべてが赤い・・・

違う・・・赤いのは俺だ・・・

そうか・・・死ぬんだな。

死期というのは簡単に悟れるもんなのだな・・・。

頭から血が抜けるのが身を通じて伝わるようだ・・・。

そうして俺はまもなく、絶命した。


 !!

「ここは・・・病室・・・?」

「俺は・・・確か・・・」

ふと時計を見る。

先ほど死んだと思われた時間から数時間は経過していた。

「おいおい・・・嘘だろ・・・」

聖也せいやは慌てふためく。

「いや・・・まさか・・・そんな・・・」

うまく言葉がまとまらない。

「生きかえtt」聖也が最後の言葉を言いかけたとたん、

聖也に追討ちを書けるように衝撃が走った。

「・・・そういうことか」

聖也は叫ぼうとして開いた口を閉じ、静かに病室のベッドを見つめた。

冷たい鉄で骨組みのされてある無表情なベッドに、聖也は横たわっていたのである。

 顔は真っ白、まるで粉のまぶされた大福餅のように、ふっくらとした頬の”それ”は横たわっていた。確かに。

 「つまり・・・どっちが俺なんだ・・・」

聖也はあまりの衝撃に疑うこともせず、静かに現実|(?)を受け止めた。



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