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届かない想い

作者: 星廼薫

 私は【恋】とは何なのか分からない。だけど、人間にはそんな感情が存在する。

 アンドロイドの私には感じたことが無かった。

 創造主(マスター)は【恋】と言うのはいいものだと教えてくれた。そんな私は、創造主の好きだった人を、ベースにして作られ、名前も、何一ついじる事も無く、そのまま付けられた。

 私は創造主に叫びながらこう願う。

「私にちゃんとした名前をください!私は創造主の好きだった人ではないのです!」

 私のそんな願いも叶わず創造主は静かに息を引き取り、愛する元の近くにいった気がした。私は、創造主が息をしなくなった、としか分からない。

 その後、【葬式】と言う物に参加をした。そのとき、創造主の友人だった人物は『嬉しそうに幸せそうに、死んでいるな』と言っていた。

 その言葉に、私は【死】と言う言葉を知った。それと同時に、【恋】というのを少しだけ知った気がした。


「創造主はどんな感情で【恋】というものを体験したのですか?今の私のこの気持ちが【恋】なのですか?」


 創造主。私は貴方が―――――――――――、好きでした…………。

      




恋というのは儚く想い人には伝わらないという思いで書いたものです。それとアンドロイドが恋を知ってしまうとどうなるのかというのを妄想してみました。アンドロイド=ボー●●イドを考えていただくと分かりやすいかと思います。ではでは、また次の物語で会いましょう。

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― 新着の感想 ―
[一言]  はじめまして。 アンドロイドに感情がプログラムされれば、ほぼ人間と同じな感じになるかもしれません。 『恋』に関する何かを感じたようですね?
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