表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Not Only But Also  作者: 加減乗除
第2章 護衛編
79/106

42話 脳有る鷹爪隠す

79話目。早いもんです。


~乗~

 「拘束術式 二式」

 突然、クロウの口が開いた。それと同時にキョウさんの身体が一瞬止まる。が、すぐ動き出す。

 「ぜぇんだよ!!」その身体を叩き付けるようにして殴る。その刹那、クロウの腕の骨がきしみを上げたのがキョウさんの拳に伝わった。

 「折れたか、老い耄れ(ロートル)!?」

 「拘束術式 三式」

 今度はキョウさんの怒号を遮るようにしてクロウが言った。


 「くぁ……!!」急に身体が重くなった。

 頭が醒めている事からこれはおそらく、クロウの術によるものではない、自分の身体の限界が近づいているためなのだとキョウさんは悟った。


 これは早くキメちまわねぇとマズいな……!!


 そしてそう確信した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ