前へ目次 次へ 59/106 22話 疾風に勁草を知る まずは……この三人を消す……!! 俺が近づいたのは、屋敷を堂々正面から入ろうとする一班だった。赤髪の巨漢が先頭を切り、その後ろに、細身の剣を持った痩身の男、酷く巨大な大剣を携えた老人と続いていた。 連中が前庭の噴水を迂回し、屋敷の正面玄関へ向かう。俺はその遥か後方を隠れ忍ぶ。 ーーどうする?一気に畳みかけるか……?それとも…… 俺が考えていると、連中が玄関へ辿りついた。 そこで、俺の思考はロックされた。 扉に入った瞬間、襲ってやれ。