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詩集:女性シンガーの3

作者: 歌川 詩季
掲載日:2026/02/03

 サイズはでかく、タイトルは短く(笑)

 従属の縦糸にぶら下がれば

 伝って降りて来る物は(すべ)て天命と思えてしまう

 断ち切る覚悟があるのなら

 奈落に(ころ)がる自由を探してみようじゃないかと

 あたしはあなたよりひと足さきに身を(おど)らせました


 地表が近づく(たび)

 風切る音で耳が痛くても

 そのまま(したた)かに体を打ちつけられても

 あたしに続くあなたの姿が

 降って来はしないことは

 薄々 気づいて()りましたが


 これは(うら)(ごと)じゃない

 ましてや呪うわけじゃない

 せーのと声をあげたのはこっちのほう

 あたしが本当に欲しかったのは道連れでもなく

 ただのきっかけと思い切りだから

 あなたは悪びれもせずに

 これからも其処(そこ)にぶら下がっていなさい



 馴れ合いの横糸に(から)まれては

 (つか)んだままで放さない一蓮托生(いちれんたくしょう)()いるのですね

 (あらが)う気骨を持つのなら

 集落を離れる危険を(おか)してみせてはどうかと

 あたしはあなたよりひと息 早く背を向けたのでした


 姿が(かす)れる(ごと)

 不安が胸で()()りまわるが

 せめてとふたりきり体を寄せ合おうとした

 あたしを捨ててあなたはすぐにも

 次の群れに()まれると

 その(むね) 心得て()りましたの


 これは(うら)(ごと)じゃない

 ましてや()めるわけじゃない

 どうせなら巻き込んだのはこっちのほう

 あたしが本当に欲しがったのは隣人でもなく

 ただのひっこみのつかなさなのです

 あなたは変わり()えしない

 新しい暮らし有難がるといいわ

 短い歌詞、描きたいなぁ。



挿絵(By みてみん)

制作:ひだまりのねこ先生

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― 新着の感想 ―
 昨年縦糸が首に絡まりました。(苦笑)
あら、漢前♪
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