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英語にも年齢は必要

 英語をペラペラに話せるようになりたいと思ったことありませんか?


 私はあります。でも、英会話に通うのはお金がかかるし、話せるようになるか分からない。

こんな状態の日本人は多いと思います。

SNSでもこうやって話せるようになりました、と紹介してますが、どれも効果があるのか微妙。


 それもそのはず、結果だけを見せられたら本当なのか分からない。

つまり、それを始める前の状態を知らない。

ダイエットで良くあるビフォーアフターってやつです。


 私のビフォーは典型的な読めない書けない話せない聞き取れないの四拍子揃った英語が出来ない日本人。

なぜなら海外旅行に行ったこともない。

英語は試験や受験だけ。

社会に出たら日本語の尊敬語謙譲語を使い分ける生活。

別に外資系の会社じゃないし。


 英語を必要としない環境で過ごしていたから英語が話せない。

なら英語を必要とする環境になれば自然と話せる?

そんなことはありません。

聞いているだけで話せるようになるのは人間の脳の関係上、十歳までと言われています(諸説あります)

大人が第二言語を習得するには自発的努力が必須です。


 聞いているだけで話せるようになるという英語教材がありますが、あれも今の発音は何だろうと気にしながら聞くから効果があるんです。

カフェでお茶をしながらBGM代わりに聞いても身に付きません。

それができるのは十歳まで(以下同文)


 そして目的とどの程度までの習得が必要なのかを明確にする必要があります。

洋画を字幕無しで観たい。立派な目的です。

ただし、果てしなく遠いです。

日本語に置き換えてみましょう。

大人向けの映画を幼稚園児が見て内容を理解するでしょうか?

いきなり推理ドラマを見て、犯人は家政婦だね、なんて言い出しません。


 子供向けの映画やアニメは、対象年齢の子が知っているであろう単語を使い。

理解できるであろうストーリーを組み立て。

聞き取れるだろう速度で話します。


 親戚で集まっても子どもが大人の話に飽きるのは、理解できないから。

それを考えれば自分の英語の年齢が分かります。

動画サイトで無料で子ども向けの英語と検索をすればたくさん該当するものが出てきます。

そして、低年齢のものから順番に見るのではなく、聞きます。

映像があると英語の意味が無くても何となくを理解してしまいます。


 聞いて理解ができれば対象年齢を上げていきます。

何事にも段階が必要です。

それをすっ飛ばせば英語がいやになり、やっぱりまた今度にしようという悪循環になります。


 ダイエットでも運動していなかった人が十キロをいきなり走れないように。

英語にも準備運動が必要です。

そして日本語も話したり書いたりするために最初は、ひらがなカタカナを習いました。


 では、どこまで対象年齢が上がったのかというと、私はまだ幼児クラスです。

それでも十分なのです。

相手にゆっくり話してもらえば聞き取れるのですから。

英語が雑音ではなく意味のある言葉として認識できるようになったら良いのです。

そこが英語を話せるようになるための大切なことです。


 英語に限らず日本語も今のアナタの状態になるには年月がかかってます。

丁寧語尊敬語謙譲語を使い分けたり、漢字ひらがなカタカナを書き分けたりするのも生まれてすぐに出来たわけではありません。

数ヶ月で出来るようになるには、何年もかけた学習を凝縮しなければなりません。


 まずは短期間でどうにかしようというのは、ほとんどの場合は諦めた方が懸命です。

年ベースで考えるのが良いです。


 それでも短期間で習得したいという人は自分にあった勉強法を探してください。

私は短期間で習得することは諦めてます。

中長期的に学習することを選択しました。


 それは私の性格上、気が向いたときに勉強するというのが一番合ってるからです。

さらには結果よりも過程に酔いしれるタイプだからです。

あっ、私、英語の勉強をめっちゃしてる、エライエライ。

でも、成果は出てないけど(笑)


 繰り返し勉強してたらいつの間にか出来るようになってた。

覚えようとしてないけど、いつの間にか覚えてた。

こういうのが好きなんですよね。

自分のペースで勉強したいので相手のいる英会話教室とかは論外です。


 今のところこれが一番続いています。

始めたのは一年前ですけどね。

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