8話 寂しい思い出
悠汰side
剣人の前に来て座ると
「剣人ごめんなさい。3回も倒れたのに反省あんまりしてなかった。だってまた剣人が助けてくれると思ってしまったからけど今回本当に怒られて唯一の家族だったことを忘れていて」
と言うと
「あぁ」
「だってね今ね楽しいの!お母さんとお父さんとと居る時も楽しかったけど今も同じぐらい楽しいんだ。あの家で笑ったり怒ったり悲しんだりするの前よりも嬉しいし楽しいの」
と言うと剣人は
「ごめんな 悠汰怒りすぎた」
「ううん怒られたからわかったの」
と言うと剣人は片手で目を隠して
声を殺して肩泣いていた。
私は優しく剣人を抱いた。
数分後
目が腫れた剣人がリビングに入ると
響が声を出さないように笑っていて剣人が蹴った。
「痛てぇ」
「うるせー笑うな」
と話していた。
冬魔が横に来て
「よかったね。仲直りできて」
「うん」
文月さんが一言
「おまえらいつまでここに居るんだよ」
拓誠が
「はいお前ら帰るよ」
と言い出して、
「剣人手繋いで帰ろ?」
と言うと恥ずかしそうに「ああ」と言った。
帰る時文月さんが
「ウタちゃん」
と言われて
「はい」
と答えると
「萩さんと呼んでくれる?」
と言われて
「萩さん」
と言うと嬉しそうに
「はい、これ俺の名刺後ろに俺の携帯番号書いているからそこにメールと電話してくれたら話し相手にもなってあげるから剣人の事でもいいし悩みでもいいから」
と言ってくれたから何かあったら連絡しようと思った。
そのまま僕達は萩さんの家を出て家に帰った。
家に帰ると
剣人は洗面所に行って顔を洗ってくると言って向かった。
僕は部屋に戻る時響に止められた。
そしたらいつもの響じゃない雰囲気がしたらそれは当たっていて
私の部屋に手を引かれて部屋の鍵をかけられた。
響が迫ってきたから逃げようとしたけど背中に壁があって、壁ドン状態になると
「手前は馬鹿なのか。夜に家を出ては人が全く来ない場所にいるとか馬鹿すぎるだろ・・・もし変なヤツらになにかされてもそれはてめぇのせいなんだからな?分かるよな。今回は運が良かっただけまぁ俺ならもっとひでぇことしているだろうがな・・・お前は女子なんだから前みたいに痴漢や下手すりゃ誘拐さる可能性があることを忘れるなよ。」
といつもの響じゃない何だか知らない人みたいで固まっていると
扉の方からガチャガチャと音がしたが響が
「本当にまたやってみろよ。今度はこんなじゃねぇからな?」
響は私から距離を置いた
「それが響の本性」
「あぁ怖いか」
「怖いけどそれは剣人と同じ様に優しさが・・・」
と言うとすると
「優しい。ちげぇよお前のその怯えた顔が見たかったからだ」
と言われて響が耳元で
「たまに俺の本性と遊ぼうな」
と言われて本当に怖くなって腰を抜かしてしまった。
扉が開いたそこにいたのは拓誠だった
「響いい加減にしろ腰抜かしているだろ」
と言うと響は
「ごめーん」
といつもの響になった。
響が私の部屋から出ていくと拓誠が
「悠汰お前厄介なやつに目をつけられたな」
と言われて手を引いてもらってベッドに座らせてくれた。
「初めて響ことひとつ知った」
「あれは昔響が捨てた性格のひとつあいつは猫かぶりが二重なんだよ。あれはまだマシな方」
と言われて
私は直感で響に頭が上がらなくなったんだなぁと直ぐに感じた。
「拓誠は響のあの性格知っていたの?」
「あれはなもうひとつの方は冬魔が知っている。俺が知っているのはドSの響だ」
と言われて
さっき言っていた響の言葉を思い出していた。
【俺ならもっとひでぇことしているだろうがな・・・】
【お前のその怯えた顔が見たかったからだ】
あのふたつの言葉がドSの性格だと直ぐにわかった。
拓誠に
「今日は早く寝ろ明日ちゃんとみんなに迷惑と心配させてしまったんだなさせたから謝りたいんだろ?」
「うん」
と答えると拓誠は私の部屋から出るとさっきの響の姿と言葉を思い出したけど
眠くなって寝てしまった。
私は明るい陽の光で目が覚めた。
「うーん」と背伸びをすると
スッキリしたような気がした。
隣の方から話し声が聞こえた。
私は日にちと曜日を確認すると
5月16日土曜日だった。
バイトのコンサートがあったのはちょうど一週間前だなんて信じられないこの一週間でたくさん大変なことがありすぎたから、
僕はパジャマじゃなく部屋着に着替えた。
部屋着の服はワンピースの水色と白色のシマシマ
隣の共有ルームに入るとそこには・・・
「おはようウタちゃん」
と言う萩さんがいた。
「おはようございます」
と言うと萩さんが
「めちゃくちゃ目腫れてる。剣人もすごいけど」と言うとキッチンの方から
「文さん!変な事言わないでください」
と言う剣人の声が聞こえた。
私は気になることがあったから聞いてみた。
「響は?」
と聞くと拓誠が、
「散歩というドライブ」
「1人で?」
「無理やり龍月を連れて出ていった」
と言われて龍月にご愁傷さまと思った。
萩さんが
「朝からごめん。ちょっと嫌な感じがしたから朝から来たんだけど・・・剣人と冬魔に迷惑かけた。」
と言われてよくわからなかなったから顔を傾けた
「朝ごはん食べないできたから今剣人と冬魔が萩の分も用意しているところ」
と拓誠が言うと僕は納得して
「あぁー」
と頭を掻きながら言った。
10分後僕と萩さんは朝ごはんを食べて僕は部屋に戻ろうとすると萩さんが
「ドSの響にあった?」
と聞かれてびっくりして萩さんの顔を見ると萩さんは
「見たんだ珍しいあいつがドSの性格を見せるなんてなめったに見せない性格だから少し油断していた。」
と言っているけど私はわからずにいた。
拓誠によると
「響には3つの性格があるひとつは普段見せているチャラ男 もう1つは、毒舌そして最後は悠汰も見た通りドSの性格があるが1番厄介なのがドSなんだよ。」
と言われて質問してみた。
「なんで1番厄介なのがドSなの?」
「あいつは本来の性格がドSだそして、一番面白いやつ気に食わないやつがいると標的にされる。」
「悠汰お前はそのドSの響に好かれたんだよ。反応が面白かったからだろうな」
と言われてなんで?
と聞くと
「ドSの響にあった時怯えた?」
と聞かれてうなづくと
「それが気に入られる理由怯え顔を見せると一気に見せたヤツらを気に入りドSの前のまま話しかけてくるからな」
「響の本性は少し怖いけどそれも響だから大丈夫だと思う」
と言った。
「絶対怯えた顔を見せるなよ?」
と拓誠に言われて気になったことを聞いてみた。
「もし響の過去を知りたいと言ったら?」
と聞くと
だまっていた萩さんが
「聞くとことは相当な覚悟がいる。あいつの過去は残酷だぞ」
と言われたけど響を知るためにはそれしかないから「お願いします」と言った。
萩さんは朝ごはんを食べ終わると
ソファーに座って
「どこから知りたい?」
と聞かれて少し困惑していると横から
冬魔が
「とりあえず、響が作り上げた2つの過去からでいいと思います。」
というと
萩さんは「分かった」と言って
僕は少し気になったので聞いてみた。
「なぜ萩さんが響の過去を知っているのですか?」
と聞くと
「それはあいつの多重人格をコントロール出来るようにしたのが俺だからだ」
と言ってきて私は驚いていた。
そんな中冬魔は
「響の多重人格は、簡単に言えば過去の自分と今の自分が混ざっていると考えた方が楽かもな」
と言ってきて
どいうことなのか分からず少し考えていると
萩さんは
「とりあえず話を聞いたら分かるようになるかもな」
と言って響の過去を話始めた




