7話 誰にも言えないこと
学校に着いたのは7時だった。
家から学校まで1時間かかるその間にも歌詞を考えていた。
それでもいい歌詞が思いつかない。
久々こんなにも歌詞を作れないのは
一方家では
剣人side
俺はいつも通り6時半に起きると
悠汰がいなかったから冬魔に
「悠汰しらない?」
「昨日の夜箻の過去を話したら歌詞作りをするために部屋に行ったのは見た。」
少し考えていると昔のことを思い出した。
それはまだ悠汰が歌詞作りに慣れていない時部屋にずっとこもってずっと作っていて体を壊したことを
「・・・ちょっと失礼します。」
自分の部屋に向かった。
携帯を出してある人に電話をした。
「朝からからすみません。おはようございます。剣人です。悠汰がまた。はいそうです。よろしくお願いします。」
電話が終わるとそのまま1階に戻った。
悠汰side
時間が経ち
私は、お昼の時間になったが今日は弁当を持ってきてないから学生ホールに向かった。
そこでおにぎり二つだけ買っていつも通り庭でおにぎりを食べることにした。
いつも行く場所がある。
そこはいつも誰もいない旧校舎の後ろだ。
猫のたまり場になっているが私は行っても猫達は逃げない。
普通の人だったら逃げるのに
「ネコはいいなぁ。自由で僕なんて今も昔も鎖にずっと繋がれているよ。過去という鎖にね。自由になんてなれないどうしたらいいの」
と言うと
猫達が私に、頭をすりすりしてきて私は体育座りで足を抱えながら顔をうずめた。
遠くの方からチャイムの音がして僕は立ち上がると猫達が鳴いてと言って帰っていった。
私はいつもこの時間が終わると足が鎖に繋がれているような感覚に襲われる。
午後の授業も終わり帰ろうとしたら
立ち眩みをしてしまった。
一瞬だったから大丈夫だろうと思ってそのまま家に帰った
家には誰もいなかった。
私はこれは好都合と思って部屋に閉じこもって、また歌詞作りを開始した。
玄関の方からただいまと音がするから、鍵を開けて歌詞を書いていたものを隠してさっきまで寝ていたような仕草をした。
「響だ。おはよう」
「悠おはようそして、ただいま」
「おかえり」
「寝てたの?」
「うん」
冬魔 拓誠 龍月 剣人と順に帰ってきた。
晩御飯も食べ終わったから僕はまた部屋に閉じこもって歌詞作りを始めた。
部屋に閉じこもる日々が2日続いた。
冬魔に「歌詞作れた?」
「もう少し」
冬魔は少しだまって「詰め込むなよ」と言って階段の方に向かった。
私は部屋に戻ると
ソファのうえで丸くなっていた。
冬魔side
悠汰は多分歌詞作りが手詰まってる。
それを剣人に話すと
「・・・またか」
一言だけ言った。
響が「珍しいね。歌詞作りが得意な悠汰が」と言って俺もそう思った。
剣人が「前は俺が止めた。今回は止めない」と言い出した。
拓誠も「その方がいい。」と言うので今回は止めないことにした。
全員部屋に戻る時剣人が
「もし、本当に危なくなったら止めてください。」と言ってきた。
俺含めて4人は分かったという返事をした。
悠汰side
悲劇は、この会話をした2日後に起きた。
私はいつも通りに、学校に行こうとしたら体に力が入らず倒れてしまった。
それは10分で良くなり、まぁいいかと思ってそのまま学校に行った。
学校に着くと少しずつ体調が悪くなりお昼ご飯も食べれないほどになってしまった。
学校が終わるとすぐ帰って
自分の部屋のベッドにダイブした。
10分後また歌詞作りを開始したけど、何も思いつかない。逆にイライラしてきてものを壊したくなってきたから僕は外に出た。
いつもは可愛い服だが今日は
黒いTシャツにデニムを履いて、パーカーを着てフードを被っていた。
これは遊斗からもらった服だ。
僕は猫のたまり場その2に行った。
公園の裏側に木が沢山ある場所があるそこは滅多に人が入らない場所で猫のたまり場になった。
無言で猫がいる場所に入ると私はスマホのアラームを1時間で設定して体育座りして丸くなった。
1時間後アラームがなると
外は真っ暗だった。
そりゃそうだ今は7時だから。
帰ろうと立ち上がると倒れてしまった。
僕は直感でこれはやばいとすぐ分かった。
力も入らず唯一出来たのは剣人に助けてと言うとメッセージを送るだけだった。
その後私は眠くなり寝てしまった。
猫達がにゃーにゃーと鳴きながら僕の周りに集まったのは薄くなる意識の中でわかったことだ。
同時刻
剣人side
俺はスマホが鳴ったので見ると悠汰から助けてというメッセージが見えてものすごく焦った。
とりあえずメンバーに送り
そのあとは家にすぐ帰った。
帰ると全員揃っていた。
「すまん。」
拓誠が「お前の仕事場が1番遠いから仕方ない」と言ってくれた。
俺はメッセージのことを直ぐに話した。
遊斗が「寝不足になったんだろうな。」と言い出した。
「となり部屋から夜中いつも違う違うと声が聞こえたからあまり寝てなかったんだろうな」と言った。
拓誠も「俺は大体夜にしか仕事できないから」と言った。
響が「なーんの仕事」と聞くと
「あ?前言っただろ。プログラミングしてるって言っているだろ」
響が「ごめんごめん」と軽く謝った。
冬魔が黙ったままで
「なにをしてる」と聞くと
「連絡ある人に」
と言ってきて誰なのか直ぐにわかった。
返事が来たのか冬魔が
「とりあえず2つチーム分けて探しに行こうと言い出した。」
チーム分けは
剣人 響
冬魔 拓誠 龍月
になった。
家を出るととりあえず冬魔が連絡していた人のところに行くことにした。
ベンチに座ってスマホをいじっている人の目の前に立った。
「こんばんは文さん」
この人は文月 萩さん
警察官で黎明のリーダーだった人だ
文さんは「来たな」と一言
向こうの方から
「文月先輩」
と呼ぶ声が聞こえた。
「遅せぇよ。こいつは後輩だ。お前らチーム分けしてるか」
と聞かれ俺は
「俺と響 龍月と冬魔 拓誠で分かれました。」
と言うと文さんは
「後輩」
「はい」
「そこの無表情組といけ」
と言い出して
響が腹を抑えながら笑っていた。
後輩の人は「分かりました」と言った
そのあとは2チームで別れて探した。
文さんが
「悠汰がいきそうな場所はないのか?」
と聞いてきて少し考えると、
「公園か森 など猫のたまり場が好きです。」
と答えると携帯を出して
「よう!夜中にすまない猫のたまり場って分かるか?・・・4箇所
○○公園と○○図書館の裏 裏通り 学校の旧校舎 わかったありがとう」
と言って電話を切った。
「聞いたか」
「聞いてました。」
「どこ行く」
「学校は空いてないないだろうし、図書館は知らないだろうから、公園か裏通りですかね」
文さんは
「アイツらには裏通りに行ってもらうか」
と言ってスマホを出してメールを送っていた。
「俺達は公園に行くぞ」
と言ってくれた。
そのまま公園に行くと響が
「遠くの方から猫の鳴き声する」
といいだした。俺は
「向かう」
と言った
公園の裏の木が沢山ある場所の一番大好広い場所に沢山の猫の中心にいたのは悠汰だった。
「・・・いた」
と言うと少しイラつき響に
「・・・頼む」
と言うと響が顔を覗きこんできてびっくりした。
「イラついた?それは起きた時に怒りな」
と言い俺は公園を出ると
文さんは電話で『見つけた俺の家に連れていく』と電話してて俺は
「いいですか?」
「いいよ」
と言って悠汰をおんぶしている響が
「負のオーラ出さない行くよ」
と言って15分頃にある文さんの家に着いた。
そのあと龍月 冬魔 拓誠も文さんの家に着いて
年長組は謝っていた。
俺は悠汰が寝ているベッドの横で龍月と話していた。
響は文さんと話していた。
「なんでこいつは俺たちに相談しないだろうな」
と言うと龍月は
「自分の力で歌詞を作りたかったんじゃないの?箻さんがお願いしてきたから自分の力で作らなきゃ意味が無いと思っていたんじゃない?」
と言っていたけど、俺は納得してない。
後ろの方で「うー」と声がして後ろをむくと悠汰が困った顔をしてこっちを向いていた。
私が起きるとあの林ぽい場所で寝ていたはずなのに、ここはどこ?
自分の部屋じゃない
見たことがない部屋で周りを見ていたら、剣人の顔があった。
剣人の目がものすごくイラついていることにすぐに気がついた。
「えっと剣人・・・おはよう」
すぐ立ち上がってどこかに行ってしまった。
剣人の隣にいた龍月に「ごめんなさい」と言うと龍月は軽く頭を叩いてきた。
「そうだな。お前は迷惑かけすぎだ」
と言われ反省していると
響 冬魔 拓誠がこっちにきた。
響が「おはよ悠汰心配したよ」と言われ
冬魔にも
「バーカ」
と言われ拓誠には
「怒るのは剣人に任せたからまぁ心配した」
と言われ
みんなに本当に心配させてしまったんだなと実感した。
向こうの方から知らない人がきた
「こんばんは悠汰さん」
「こんばんは」
「ふーん箻が言った通り人間不信なんだな。とりあえず向こうでものすごく負のオーラを出している剣人を誰でもいいからどうにかしろ」
「えっとすみません」
「え?オレに言った?」
「はい」
「文月萩 こいつらの先輩で警察官です。」
と言われオドオドと
「こちらこそよろしくお願いします。」
「・・・女の子だよね?」
「はい」
「・・・ウタちゃんと呼んでいい?」
と聞かれ驚いていると
「悠汰でしょ?ユウタのユを取ってウタちゃん」
「大丈夫です。」
「あと最初だからオレも固くなっていたけどふだんの入れを出してもいいかな」
「はいどうぞ」
と言うと優しく頭を撫でられて
「お願いがあるんだけど、ウタちゃんのお兄さんをそろそろ」
と言われ
私は剣人がいる方に行くと
めちゃくちゃ怒っている剣人がいて
「ごめんなさい」
「・・・」
無視をされて
「剣人・・・ごめん」
とまた言うとそれも無視されて
「剣人あのね、みんなに迷惑をかけないようにしていたんだよ。」
と言うと
「・・・うるせー」
と声が聞こえた。
「剣人」
と言うと
「うるせーよお前はいつもいつも迷惑をかけないようにしているだろうけどな、こっちは心配するんだよ。迷惑じゃない、心配をどうにかしようとか思ったことねぇのかよ」
といつもは言わないトーンで言われて泣きそうになったがそれを抑えて
「次は迷惑かけないようにする」
と言うと
「それ前回も前々回も言ったよな?それでも反省してないだろ?だから同じ過ちをしているんだろが、もう信じねぇよ」
と言われ抑えていた涙が一気に出てきた。泣きながら
「ヒック・・・ごめ・・・ヒックんなさい・・・」
と言って手で涙を抑えるが剣人の説教は続いて
「泣いて終わらせようとか思っていないだろうな?もし思っていたら今回は聞かねぇからな」
と言われ
「・・・ちが、ヒック・・・うの・・・ヒック本当に・・・次は・・・」
「それはさっきも聞いた。ほかの言葉言えねぇのかよ。同じ言葉を何度も言ったところで許さねぇからな」
とうとう私は何かが壊れてしまったような音が聞こえて、その部屋を出て
さっきいたベッドの上で泣いた。
それを見ていた5人は
龍月 冬魔 拓誠は剣人の所に
響と萩さんは僕のところに残った。
萩さんが一言言った言葉に僕は剣人の優しさを直ぐにわかった。
「君のことを大切に思っているから君は剣人の唯一の家族だろ?だから誰よりも何もりも心配していたんじゃないの?」
と言われて私は
父も母も死んで僕達は唯一子残されたのは兄という存在と弟という存在なんだと思い出した。
だからあんなにも怒ったのか
「ごめ・・・んな・・・さい」
と言うと文月さんは
「今思ったことを剣人に言ってみれば」
と言ってくれて剣人が居る場所に向かった。
剣人side
さっきはあ言い過ぎたと思ったがこれで三回目だから言いすぎてしまった。
あれは嫌われるな
と思っていると
龍月が「心配するのはわかるがな言いすぎてしらわれたら意味ねぇだろ?」と言われて反省来ていると
悠汰がこっちに来たてびっくりした。




