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ユーザーさん関連作品

あなたがいるから/田崎史乃さんへのクリスマスプレゼント

作者: 日下部良介

 行き付けの喫茶店でよく見かけるんだ。

 彼女はいつも一人で紅茶を飲んでいる。

 僕は思い切って声を掛けてみた。

「隣、良いですか?」

 僕の顔を見て微笑む彼女。

「いつも一人だね」

「一人じゃなかったら声を掛けて貰えなかったでしょう?日下部さんの方こそいつも一人ですね」

「えっ?」

「いつも見ていましたよ」

「僕を?」

「私、日下部さんが来ているから、ここに来るんですよ」

 驚いた。

「史乃さん、この後空いてる?」

「もちろん!」




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― 新着の感想 ―
[一言] 素敵なプレゼント、ありがとうございます! 本当に、日下部さんに読んでいただけるので、ここに来ています。 執筆お疲れ様でした。
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