あなたがいるから/田崎史乃さんへのクリスマスプレゼント
行き付けの喫茶店でよく見かけるんだ。
彼女はいつも一人で紅茶を飲んでいる。
僕は思い切って声を掛けてみた。
「隣、良いですか?」
僕の顔を見て微笑む彼女。
「いつも一人だね」
「一人じゃなかったら声を掛けて貰えなかったでしょう?日下部さんの方こそいつも一人ですね」
「えっ?」
「いつも見ていましたよ」
「僕を?」
「私、日下部さんが来ているから、ここに来るんですよ」
驚いた。
「史乃さん、この後空いてる?」
「もちろん!」
行き付けの喫茶店でよく見かけるんだ。
彼女はいつも一人で紅茶を飲んでいる。
僕は思い切って声を掛けてみた。
「隣、良いですか?」
僕の顔を見て微笑む彼女。
「いつも一人だね」
「一人じゃなかったら声を掛けて貰えなかったでしょう?日下部さんの方こそいつも一人ですね」
「えっ?」
「いつも見ていましたよ」
「僕を?」
「私、日下部さんが来ているから、ここに来るんですよ」
驚いた。
「史乃さん、この後空いてる?」
「もちろん!」
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