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新しくなった中華飯店の看板娘
☆もう、決めたんだ
もう、辞めることは決めた。
だけど、本当に一人でやっていけるか、
急に不安になったりする。
ある程度、お金も溜まったから、
ふたりでこの中華街を出ることにした。
僕は自分の腕だけで、
彼女を守ることができるのか。
彼女を自分の夢に巻き込みすぎていないかって、
不安になる。
だけど、もう、自分を信じるしかないんだ。
そう思いながら、慣れ親しんだ中華飯店から、
出て、僕は見慣れた店に一礼した。
☆新しくなった中華飯店の看板娘
夏になり、ふたりとも、まだ慣れていない土地で、
新しい中華飯店を始めた。
私は今、新しい中華飯店の看板娘――。
いや、中華飯店の店主の妻になった。
私は真新しいフロアに立ち、
彼が作った炒飯を運ぶ。
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