表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
中華飯店の看板娘な君は可愛い  作者: 蜃気羊


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

14/18

我爱你



我爱你(ウォーアイニー)



 酔った勢いで、我爱你って言うなら、

 素面で好好ハオハオと連呼してほしい。

 それができるようになったら、

 一緒に上海ガニ食べに行こう。





☆待たせてごめんね



 どんなに餃子の焼き方が上手くなっても、

 小籠包を包むのが上手くなっても、

 恋愛が下手なままな気がする。

 

 そんな情けない僕のことを待ってくれてありがとう。

 今、君を迎えに行くから、待ち合わせ場所で待っててね。




☆あんまんの甘さで遠くを思う


 

 秋色すら沈み込んだ夜の公園は寂しいね。

 田舎ぐらしのふたりの高校生が行ける範囲は狭いけど、

 ただ、君と一緒にいたいから、今日もこの公園に来た。

 

 公園のベンチは白色LEDの街灯で照らされているけど、

 その光量じゃ、君との恋がより寂しくなるだけだよね。


 そんなことを考えながら、ふたりは今、

 ベンチに座り、公園で買った、あんまんを食べている。


 「バズってる中華飯店、一緒に行きたいな」

 「なに食べたいの?」

 「できたての胡麻団子」

 そんなことを君がぽつりと言ったから、

 都会だったらすぐに行けるのにって、

 心のなかで、どうしようもならないことをぼやいた。





☆からかい方が、独特な君



 「迷ってばかりの人生な気がするんだ」

 そんなことを言いながら、

 君は薄皮に包まれた北京ダックを一口食べた。


 「迷うから人生なんじゃない?」

 とか、それっぽいことを返すと、


 君は、白い皿に乗ったままの北京ダックを指さした。 

 きゅうりと一緒に北京ダックが薄皮の中に包まれているだけだった。


 「意味がわからない」

 そう返すと、君は意味深に微笑んだから、

 より、わからなくなった。

  




読んでいただきありがとうございます。

感想、ブックマーク、☆を★にして応援いただけると、とても嬉しいです。

よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ