主な登場人物
~ ティア・エッセン(主人公) ~
赤子の頃に神殿の前に捨てられていた孤児院育ちの、どこにでもいるような地味な14歳の女の子。
神様が住んでいる神殿で働くことを夢見て下働きとして懸命に働いていたが、聖女様から目をつけられ、いびられたあげく神殿を体よく追い出されてしまう。
途方に暮れていると、神殿から飛び出してきたという白い狼の姿をした主神フィヌイの加護を受け、なぜか新しい聖女となってしまい…神様に導かれるまま共に旅にでるのだった。
フィヌイのモフモフが大好きで、感情を抑えきれず暴走をすることもしばしば…
~ 主神フィヌイ ~
リューゲル王国の主神であり、神話の時代から生きている偉い神様らしい…
青い瞳と白を基調とした姿で現れると伝承では記され、選ばれた聖女により姿かたちは変わると言われている。
獣や鳥、または稀に人の姿になることもあるという。ティアの場合は白い狼の姿をして現れた。
王都の神殿に住み聖女を通し神託を伝えていたが、素行の悪い現聖女の資格を剥奪し、ティアを新しい聖女にして一緒に旅にでる。人助けをしたり悪い奴らと戦ったりしながらもティアと快適な旅を満喫中。
性格は、神様と思えないぐらいお気楽で、気まぐれなところがある。
ティアの前では威厳のある大きな白狼の姿だが…人前では白い子狼の姿となる。ただし怪しまれるので本人は可愛い子犬のフリをしているらしい。