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壊れかけた世界で死神は抗う  作者: 黒い水
白髪の少女
11/28

任されて、任したから

すこしだけ

「さーて、前には私。後ろには化け物の大群。どうするでーすー?このまま戦いを続けますー?それとも逃げますかー?一人だけなら許しましょーあははは!まあ、残った方が死んだらどっちも死ぬんですがねーあははは!!!おっもしろーい!」

化け物が、お腹を抱えて笑う

それはそれは、楽しそうだった


「亀裂を探せ。右手のリングが教えてくれる」

少女が、サリエルが、鎌を構える

「あの量はさすがに、やばい..。あいつを倒すより契約者を殺して終わらせる方が安全だ...だから任した。わたしはここであいつと闘いながら、あの大群足止めをする。」

「..わかった。任せるよ」

ははっと、笑いながら

「なんだ?やけに素直じゃねえか」

「僕がここで戦っても多分..いや絶対、お荷物になって足を引っ張る。今さっきわかった。だから、自分にできることをやる」

「そうか...任せたぜ」


「任された...そして、任せた!!」

「ああ任されたッぜ!!!」

両者が、それぞれ違う方向へと走り出す。


少年が、戦場から遠ざかる

彼の役割を果たすため


少女が、前にいる化け物へと切りかかる

彼女の役割を果たすため

ここから、亀裂の中の戦い、と亀裂の外での戦いに分かれます。


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