異世界熱血無双グレートパラディン
前から憧れていた異世界小説を投稿してみました!
ヒロシ「うひょ〜!スゲ〜!オレ、マジで異世界転生しちゃったよ!でもできればもうちょいイケメンにしてほしかったなぁ…。」
おっと、自己紹介がまだだったな。
よぉみんな!オレの名前は岡田ヒロシ!
としは25歳で、小学校の教師やってたんだ!
ある日オレは、生徒をかばって交通事故で死んだと思ったんだけど、気がついたら、剣と魔法の世界にもかかわらず、スマホとかパソコンとかもある
サイマジワールドっていう異世界に迷い込み、
こともあろうか、小学校5、6年生くらいの少年の
体に転生してたんだ。
それにこのサイマジワールドは今、
ラウズ帝国っていう悪の大組織の被害にあっていて、
帝国が開発した人造モンスター達の襲撃で
冒険者ギルドはどんどん壊滅し、
サイマジワールド全土が制圧されるのも時間の問題らしい。
どうやら生まれ変わったオレは、強力な炎の力を使いこなせるようになったんだ!
前世で元気にやっている生徒達に会えないのは残念だけど、せっかく第二の人生を歩めるんだ!
手にした力を駆使して、ラウズ帝国からサイマジワールドを守ってみせるぜ!
そしてサイマジワールドにやって来てしばらく経ち、オレには仲間が結構でき、エルさんっていう美人の
お姉さんが経営している軽食喫茶・アンヌで
住み込みで働いているだ。
ここで、アンヌに飯を食べに来ている常連客にして、オレの仲間達を紹介するぜ!
ブッチ「やっぱここのハンバーガーはいつ食っても最高だぜ!」
ハンバーガーを食ってる茶髪の犬耳少年はブッチ
(年齢:17歳)。気が抜けているところもあるけど、怪力の持ち主と土系の魔法が得意なんだぜ。
ちなみにオレらみんなは彼のことを「イヌゴリラ」
って呼んでるんだ。
パズー「ホント飽きずに食べれるよなぁ、イヌゴリラ。」
この金髪の少年はパズー(年齢:13歳)。
しっかり者で、よくイヌゴリラのツッコミ役やフォローをすることもしばしば。水系の魔法が得意なんだ。
マミ「そんな毎日毎日ハンバーガー食べてると、怪人ハンバーガー男になっちゃうわよ?」
ブッチ「うるせぇな!」
今イヌゴリラに嫌みを言った、黒髪セミロングに青いメッシュの女の子はマミ(年齢:13歳)。
男勝りで活発な性格だけど、動物好きというキュートな一面も持っている。風系の魔法が得意。
サラ「ミャ〜…♪」
ちなみにマミのひざには、黒い毛並み、白い耳毛、緑の目、黒と灰色のシマシマ模様のしっぽがチャームポイントであるエルさんの飼い猫・サラが乗っかっており、マミになでなでされている。
アレックス「さすがに怪人にはならないだろう。それに好きなものを否定する権利は誰にもない。」
正論を言ったこの青髪にとがったエルフの耳が特徴なイケメンエルフはアレックス(年齢:19歳)。
かつてラウズ帝国に壊滅されたエルフガンナーズっていう盗賊団の元リーダーで生き残り。
今ではオレ達のまとめ役的存在なんだ。
射撃と雷系の魔法が得意なんだぜ。
しかもアレックスの右肩には、エルフガンナーズ時代からの相棒で言葉をしゃべるハトのハロルドが乗っかっているだ。
レイニャ「みなさん今日もお元気ですね。」
エル「確かに、明るいことは良いことよね。」
さらに、アンヌで働いているクールビューティなお姉さんとキュートな猫耳少女の2人。
クールビューティな黒髪ロングお姉さんは、アンヌの店長であるエルさん(年齢:不明)。
一方の薄い金髪の猫耳少女は、レイニャ(年齢:12歳)。ラウズ帝国に占領されたキャティー共和国の王女様。なんとか逃げ延びて、今では
アンヌで住み込みで働いているんだ。接客業には前から興味があったらしく、意外と手際が良い。
とまぁこんな感じで、今日もアンヌの中は賑やかだ!
するとそんな中、エルさんのスマホが鳴り響き、
電話に出るエルさん。
エル「お電話ありがとうございます!こちら軽食喫茶アンヌです!…え?それホント?分かったわ、後は任せて!」
通話の途中から、真剣な表情へと変わったエルさん。
通話を終えたエルさんは、オレやイヌゴリラ達に5人にこう言った。
エル「みんな事件よ!付いて来て!」
ヒロシ「待ってました!」
ブッチ「ちょうどひと暴れしたいところだったんだ!」
パズー「ハンバーガーのこともそうだけど、ほどほどにしときなよ。」
オレ達5人とハロルドは気合いを入れながら、
地下に続く道へエルさんと一緒に付いて行った。
レイニャ「みなさん、どうかご無事で…。」
地下を歩いて数分、オレ達とエルさんは、
いかにも特撮番組とかでありがちな最新設備が備わった秘密基地ブレイブルームへとたどり着いた。
実はなんと、オレ達は対人造モンスター専門特殊部隊
ブレイブリーグのメンバーなんだ!すごいだろ!?
しかもエルさんはそのブレイブリーグの総司令官。
ブレイブルームに着くと、エルさんはさっきまでの
可愛らしいエプロン姿から、よりクールビューティとな黒い魔女の服装へとあっという間に早着替えした。
これが本来のエルさんの姿、伝説にして超一流の美人魔法使いなんだ。
みんながブレイブルームにそろったところで、
エルさんは飼い猫のサラを抱きかかえ、なでながら
オレ達に指令を下した。
エル「さっき偵察部隊から連絡があって、ラウズ帝国のプラズマトロール軍団がパロス村に攻め込んできたみたいなの。」
アレックス「プラズマトロール…つまりオレと同じ雷属性か…。」
エル「プラズマトロール達は、パロス村を拠点にしているレジスタンスを村人ごと皆殺しにしようとしているわ。今回の任務は、パロス村の壊滅を阻止し、プラズマトロールを倒すことよ!みんなの検討を祈るわ!ブレイブリーグ、出動!」
ヒロシ、ブッチ、パズー、マミ、アレックス「イエス、ウィッチ!!」
ブレイブリーグの合言葉を叫び、
オレ達は直ちに現場であるパロス村へと向かった。
オレとイヌゴリラとパズーは空を飛ぶジェットバイク、一方のアレックスとハロルドとマミは
戦闘飛行船マキシマムアルタイル号に乗り込み、
パロス村へと急行した。
ちなみにアレックスは飛行船の操縦も得意で、
マキシマムアルタイル号のボディーの色は緑とゴールドなんだぜ。
そして数分後、パロス村が見えてきた。
村では両腕に電撃をまとった人造モンスター・
プラズマトロール率いるラウズ帝国の戦闘員である
ホーストルーパーの大群が村人達を襲い、破壊の限りを尽くしていた。
ホーストルーパーとは、馬のマスクを被った
人間の兵士で、鋭いサーベルとマシンガンが主な武器なんだ。
プラズマトロール「ガーハッハッ!!このパロス村はオレ達が制圧してやるぞ!」
一方、マキシマムアルタイル号の船内
マミ「まったく!好き勝手やってくれちゃって!」
アレックス「目ざわりなケダモノ達に挨拶してやるか。」
ハロルド「やっちゃえっポ!」
アレックス「エネルギーバルカン発射!!」
アレックスはマキシマムアルタイルに装備されている
計4連装のエネルギーバルカンからビームの雨を降らせ、ホーストルーパー達を一掃した。
プラズマトロール「な、なんだ!?」
村人A「おぉ!ブレイブリーグが来てくれたぞ!」
村人B「これで100人力だ!」
オレとイヌゴリラ達はジェットバイクから降り、
アレックス達もハロルドに操縦を任せ、マキシマムアルタイル号から降り、プラズマトロール達の前に
立ち塞がった。
ヒロシ「そこまでだ、ラウズ帝国!これ以上お前らの好きにはさせないぜ!」
プラズマトロール「レジスタンスのガキ共が!ホーストルーパー共、かかれ〜!」
ホーストルーパー達「ヒーン!」
ヒロシ「みんな行くぜ!!」
ブッチ、アレックス「おう!」
パズー、マミ「OK!」
ヒロシ「現れよ、炎の属聖剣・フレイムアトス!!」
ブッチ「現れよ、土の属聖剣・グランドポルトス!!」
パズー「現れよ、水の属聖剣・スプラッシュアラミス!!」
マミ「現れて、風の属聖剣・ストームダルタニアン!!」
アレックス「現れよ、雷の属聖剣・サンダーロシュフォール!!」
実はオレ達ブレイブリーグの5人は、伝説にして究極の武器・属聖剣に選ばれた戦士でもあるんだ。オレ達の正義の心を右腕のエレメントブレスレットに込めることで、埋め込まれているクリスタルからキラキラと輝く粒子が放出され、
超かっこいい属聖剣へと大変身するんだ!
イヌゴリラが使うのは、黄色いボディーで、
すさまじい土の魔力を秘めたグランドポルトス。
パズーか使うのは、青いボディーで、
すさまじい水の魔力を秘めたスプラッシュアラミス。
マミが使うのは、紫色のボディーで、
すさまじい風の魔力を秘め、クナイモードとアローモードの2種類に変形できるストームダルタニアン。
アレックスが使うのは、緑のボディーで、
すさまじい雷の魔力を秘め、ソードモードとライフルモードの2種類に変形できるサンダーロシュフォール。
そしてオレが使うのは、赤いボディーで、
すさまじい炎の魔力を秘め、上部と下部のソードを分離することで、一刀流モードと二刀流モードに
できるフレイムアトスだ!
みんなはどの属聖剣が気に入った?
ヒロシ、ブッチ「うお〜〜〜〜〜!!」
パズー、マミ、アレックス「はぁ〜〜〜〜〜!!」
オレ達5人は、それぞれの属聖剣を装備し、
プラズマトロール率いるホーストルーパー軍団に
立ち向かった。
まず、イヌゴリラは大剣タイプのグランドポルトスを
豪快に使いこなし、ホーストルーパー達をどんどん蹴散らしていった。
ブッチ「オレ様の技をくらいやがれ!ハイメガグランドインパクト〜〜〜〜〜!!
ブッチの必殺技はハイメガグランドインパクト。
グランドポルトスの刀身に土のエネルギーをまとわせ、長くてデカくて茶色い土の剣にして、
敵を一気に撃破する技だ。
次にパズーは長剣タイプのスプラッシュアラミスを
軽やかに使いこなし、ホーストルーパー達を圧倒した。
パズー「一気に決めるよ!アルティメットアクアスライサー!!」
パズーの必殺技はアルティメットアクアスライサー。
スプラッシュアラミスを逆手に持ち替え、
刀身から水の超斬撃波を放つんだ。
今度はマミの見せ場だ。斬撃のクナイモードと
射撃のアローモード、ストームダルタニアンを
2つのモードに切り替えながら華麗に戦い、
ホーストルーパー達を圧倒した。
マミ「行くわよ!アメイジングトルネードショット!!」
マミの必殺技はアメイジングトルネードショット。
アローモードにしたストームダルタニアンの刃先から
紫色の強力な風のエネルギー弾を発射して、敵を粉砕するだ。
そしてアレックスはサンダーロシュフォールを
ライフルモードに変形し、銃口から緑色の電撃ビームをどんどん発射し、ホーストルーパー達を撃ち倒していった。
アレックス「これで決める…!エレクトロワールドエンド!!」
アレックスの必殺技はエレクトロワールドエンド。
ライフルモードにしたサンダーロシュフォールの銃口から電撃ビームを拡散して発射し、複数の敵をまるごと撃破できるんだ。
一方、オレは一刀流モードのフレイムアトスを豪快に使いこなし、電撃パンチを連発するプラズマトロールと火花散る互角のバトルを繰り広げていたんだ!
プラズマトロール「調子に乗るな〜!!」
ヒロシ「ぐおっ!?」
でも戦いの最中、うっかりプラズマトロールの
電撃パンチを1発くらってぶっ飛ばされちまった。
だけどこれくらいのダメージ、
前世の小学校の生徒達やラウズ帝国の被害にあっている人々の悲しみに比べたらへでもないぜ!
ヒロシ「まだだ!勝負はここからだ!」
オレはフレイムアトスを二刀流モードに分離し、
プラズマトロールに最後の戦いを挑んだ。
目にも留まらぬ斬撃ラッシュがプラズマトロールを
追い詰めた。
ヒロシ「これで最後だ!ツインバーニングダイナミック!!」
プラズマトロール「どわ〜〜〜〜〜!!」
二刀流モードにしたフレイムアトスの刀身に炎をまとわせ、こんしんの二段斬りを炸裂するオレの必殺技
ツインバーニングストライクがプラズマトロールに
トドメをさした。
プラズマトロール「こ、これで勝ったと思うなよ…!ラウズ帝国は…不滅だ〜〜〜〜〜!!」
プラズマトロールはそう叫んだ直後に爆発四散した。
ヒロシ「だったら何度でも戦ってやるよ!これ以上みんなの笑顔を奪わせないためにもな!」
パズー「やったな、ヒロシ!」
ヒロシ「あぁ!みんなもお疲れさん!」
ブッチ「どうせならオレ様がフィニッシュを決めたかったぜ。」
村人A「ありがとう、ブレイブリーグ!」
村人B「君達は英雄だ!」
こうして、オレ達ブレイブリーグの活躍で、
パロス村の壊滅を防ぐことができ、今日もまた
みんなを笑顔にすることができたんだ!
でもこれくらいであきらめるほどラウズ帝国は甘くない!サイマジワールドを守るための戦いはまだまだ続く!みんな、これからも応援、よろしくな!!
おわり
〈イメージ声優紹介〉
岡田ヒロシ:田村睦心さん
ブッチ(イヌゴリラ):松岡禎丞さん
パズー:小林裕介さん
マミ:加隈亜衣さん
アレックス:小林千晃さん
レイニャ:桑原由気さん
エル:夏吉ゆうこさん
サラ:水瀬いのりさん
ハロルド:山本和臣さん
プラズマトロール、ホーストルーパー:関智一さん
初めての異世界小説はいかがでしたか?
あまり自信はありませんが、もしかしたら
連載版も投稿するかもしれません。
ただ今連載中の「店長はこねこちゃん」共々、
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