表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/26

五月五日--接戦、そして舌戦--

「つららを守る、それが私の行動原理! それを貴方に邪魔される謂れはない!」


 楓ちゃんは刀を中段に構え、小宮山君へと踏み込みます。小宮山君も手甲を両手に戦闘姿勢で待ち構えています。


「桂さんは君の所有者ではないんだぞ! 一体いつまで、彼女を守り続けるというのだ!」


 楓ちゃんは振りかぶり、小宮山君に切りかかりました。


「一生に決まっているでしょう。私は私の人生を、あの娘に捧げてしまって構わないのだから」


 小宮山君は右の手甲で刀を受け止め、もう片方の腕で薙ぎ払います。


「一生だと!? いつまでも夢見る少女ではいられないことぐらい、君だってわかるだろう!?」

「わからないわね、わからないわよ!」


 楓ちゃんは後ろへ飛んで回避し、再び中段へと構えなおします。


「あなたが出てこなければ、前のままでいられたのに!」


 二人の戦いは続きます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ