第2章 第41.1話・設定資料 ~第2章の登場人物紹介のまとめ~
今回からは数回にわたり、第2章終了時の情報をまとめる設定資料のようなものを公開していきます。
第1回目となる今回は、登場人物のまとめです。
基本的に第2章に登場したキャラクターを中心にまとめており、第2章で出番の無かったキャラ(ベルさんやサイモンさんなど)は省いています。
また、後書きのキャラクター漫才(?)の中で出てきた設定ネタや、年末年始に書いた番外編でのネタも、キャラクター解説の中に一部取り込んでいます。
さらに作品の分中には出てこなかった設定なども多少盛り込んでいます。
以下の内容は、すべて第2章・第41話(第87話)の終了時点でのものとなります。
■ 登場人物編 ■
【如月 薫】
(種族:自動車部品、職業:ドライバー)
レベル25(第87話時点、ただし実行済みはレベル17まで)
○反応速度強化・レベル2
○視野強化・レベル2
○危険予知・レベル1
○肉体強化・レベル2
○全身防御フィールド・レベル1
○パーツ製造
○アイテム複製・レベル2
○アイテム強化・レベル2
○アイテム分解
○アイテム合成
○アイテム創造
(貯金1ポイント)
本作品の主人公。
年齢:30歳。
身長170センチでやや痩せ型(筋肉はある)、黒髪・黒目の一般的な日本人。
10年以上前に父親が再婚したことで義妹(現在18歳)がいる。
見た目は不細工ではないが、イケメンでもない。
実はロリコン(ストライクゾーンは10~15歳くらい)で、そのきっかけは幼い頃の義妹。
小いさな企画・コンサルティング会社の課長だったが、30歳の誕生日に愛車ごと異世界へ転移。
趣味は、アニメ鑑賞やエロゲプレイなど、アキバ系オタク文化全般を広く浅く網羅。
またサバイバルゲームも嗜む。
通っていた工業高校が秋葉原の隣駅にあったため、アキバ文化とは15年近くの付き合い。
機械工作や木工工作なども得意で、愛車の整備も出来る限り自分で行っていた。
■使用武器
〇魔力運用グローブ:元は指出しタイプの本革製ドライビンググローブ。レガ子のクリエイト能力によって、主人公の魔力を空間断層型の防御シールドとして展開させたり、魔力そのものをグローブに纏わせて打撃ダメージを加えたりすることが出来る。下記に紹介する「紅雨」や「魔銃」を握った時に、武器へと主人公の魔力を効率よく流すための役割も担っている。
〇紅雨:元は観賞用の模造刀で、深紅の彩色が施された鞘と、同じく赤い柄糸で作られた柄が特徴。レガ子のクリエイト能力によって材質から改変が行われ、魔力を通すことで炎を刀身に纏わせる事ができる魔剣となった。鞘には魔力結晶化させたBB弾を込める溝が内蔵されており、魔力結晶化BB弾を燃焼させることで魔力不足などを補うことが出来る。
〇魔銃「H&K USP」:元は東京マ○イの電動ハンドガン。レガ子が主人公用のサイドアームとして素材強化と改変を行い、魔力結晶化BB弾を使って攻撃魔法を打ち出すことができる魔法銃になった。魔力結晶化BB弾は炎系魔法用の赤弾、雷撃系魔法用の黄弾、氷結系魔法用の青弾、そしてその後(第2章・第15話)風系魔法用の緑弾の4種類があり、使う魔法に合わせて魔力結晶化BB弾を変える事で多種類の魔法弾を打ち出すことが出来る。ちなみに魔力結晶化BB弾はインナーバレル内側に刻み込まれた精霊呪文にっよって攻撃魔法絵と変換される仕組みになっている。
〇魔銃「Blaser R93 LRS1」:元はKINGARMSという海外メーカーのコッキング式エアガン。レガ子のクリエイト能力によってインナーバレル内部に超高密度な精霊呪文が施され、長距離狙撃用の魔法銃として生まれ変わった。魔力結晶化BB弾は主に風系魔法用の緑弾を使用するが、他の系統の魔力結晶化BB弾も使用可能。有効射程距離は、風系魔法「エアニードル」の使用時で2500メートルを記録している。
〇魔銃「Blaser R93 Tactical2」:元はKINGARMSという海外メーカーのガス式エアガン。「R93 LRS1」と同様にレガ子のクリエイト能力によって長距離狙撃用の魔法銃として生まれ変わった。性能は「R93 LRS1」とほぼ同じになっている。第2章の後半では、「R93 LRS1」を主人公が、「R93 Tactical2」を女神リーゼが使用するケースがほとんどとなった。
【レガ子】
(種族:八百万の精霊、職業:痛い子)
レベル25(第87話時点、ただし実行済みはレベル17まで)
○武装クリエイト能力
○プラズマアロー
○ファイヤーボール
○防御シールド発現
○アイスアロー
○アイス・シールド
○ゴーレムクリエイト
○サンダー・シャワー
○エクスプロージョン
○疑似人間化
(貯金0ポイント)
(上の画像は、萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」で製作したレガ子(左)と、スマホ用ゲームアプリの『ミラクルニキ』という女の子を着せ替えさせるゲームで作ったレガ子(右)になります)
主人の愛車に宿っていた八百万の神(付喪神)の魂が、異世界に転移した影響と女神リーゼのおせっかいによって力を得て、人型になって実体化したもの(ただし、その身長は40センチのお人形サイズ)。
外見は、黒髪ロングのストレートヘアが自慢の日本人形タイプ。
語尾に「なの」と付けることが多い話し方が特徴。
主人公に悪影響を受けたせいで、付喪神なのにエロゲやアニメが大好きで耳年魔タイプ。
そして戦闘マニアで、圧倒的な火力で敵勢力を蹂躙することに快感を覚えつつある。
最終目標は、レベル100になって人間サイズで実体化して身も心も主人公にささげることだが、最近は3時間だけ人間サイズで実体化ができる「疑似人間化」のスキル(ただし実行には魔力の8割近くが必要)を手に入れたため、レベル100にこだわらなくなりつつある。
【レガシィ(2000年式 GF-BH5C型)】
レベル25(第87話時点、ただし実行済みはレベル17まで)
○車体変形・車高リフトアップ・レベル1
○車体変形・ビッグタイヤ化・レベル1
○車体強化・ボディ硬質化・レベル1
○車体強化・ガラス硬質化・レベル1
○タイヤ強化・防弾・防刃化・レベル1
○オーバーフェンダー化・レベル1
○サスペンション強化・レベル1
○追加装備・ラリー用ボンネットライト
○追加装備・ダブルチューブバンパーガード・フロント
○レガ子用シート
○武器艤装・垂直発射式噴進弾
○オプションユニット・偵察用無人ドローン
○武装補助(電磁ネット・噴進弾用)
○武装補助(ワイヤーネット・噴進弾用)
○武器艤装・魔導砲
(貯金0ポイント)
(上の写真は作者である自分が実際に乗っている愛車)
スバルブランドを展開する日本の自動車メーカー「富士重工業」が発売したツーリングワゴンで、レガ子の本体。(実はモデルは作者が実際に所有している現在の愛車)
走行距離を経験値に換算して貯めることでレベルアップができる仕組みを女神リーゼが組み込んだことで、ボディ形状の変更(進化)や装備・武相の追加が可能になっている。
ラッゲッジルームにある収納トレイは、女神による加護という名の魔改造により、無限に収納ができる「イベントリ」と化しており、しかも毎日0時に収納内容が登録時の容量や状態にリセットされる。(イベントリ内部は亜空間ではなく、収納物をマナに分解し世界樹へと送り、取り出し時には分解時に作った設計図を使いマナから物質へと復元している)
また燃料タンクも毎日0時にリセットされて自動的に満タンになる度同時に、車体の破損などもこの時に自動的に修復される。
レガ子による自動運転が可能。
【女神リーゼ】
無数の次元世界が超巨大な樹木の葉っぱとして存在する「世界樹」の管理神。
ちなみに「世界樹」は序数空間に無数に存在し、1つの世界樹に一人の管理神が宿る仕組みになっている。
レガ子や主人公を異世界に強制移動させた元凶。
重度のポンコツかつ管理神としての仕事をさぼりまくっているニート系ダメ女神。
主人公がリーゼから託された使命も、女神が過去にやらかしたドジの後始末だったりもする。
(上の画像は、萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」で製作したリーゼ(左)と、スマホ用ゲームアプリの『ミラクルニキ』という女の子を着せ替えさせるゲームで作ったリーゼ(右)になります)
見た目は東欧系美少女によくありがちなややエキゾチックな顔立ちで、瞳の色はエメラルドグリーン。
髪の色は青味のあるシルバー系で、立ち上がっても髪の先が地面に届いてしまうほど長い。
身長は165センチくらいで、見た目の年齢は20~25歳くらい(実年齢は300億歳くらい)。
最初は巨乳を装っていたが、実は何重ものパットで盛っていただけのAカップほどの貧乳体系。
次元世界に実体化するときには、女神の力の大半を世界樹に置いてこなければならない。
そのため実体化時には、本来持っている能力よりも、ポンコツ度のほうが圧倒的に勝ってしまう。
かなりのお酒好きで、酔うのはやたらと早いが、そう簡単には潰れないほどのザルである。
他者との付き合いが苦手なニート系コミュ障女神だったが、主人公らと行動を共にするうちに徐々に改善しつつある。
本人もあまり気が付いていないが、主人公に対して特別な感情が芽生えつつあるようだ。
【クラリス・フォン・フローリアス】
10歳の少女だが、その思考と言動は大人顔負けの聡明さを見せる、フローリアス王国の第1王女。
主人公からは〝クリス〟の愛称で呼ばれることが多い。
フローリアス王国のお姫様で3人姉弟の長女。下に母親が違う弟が2人居る。
(同王国は一夫多妻制。母親同士は仲がよいのだが、実家同士の仲があまりよくない)
(上の画像は、萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」で製作したクリス(左)と、スマホ用ゲームアプリの『ミラクルニキ』という女の子を着せ替えさせるゲームで作ったクリス(右)になります)
外見は、エメラルドグリーンの瞳を持った白人系美人。
腰まであるウェーブが掛かった金髪で、両肩から前に出している髪は縦ロール状になっている。
〝賢者〟の二つ名を持つほど頭がよく、先見の明があり、さらに思考の回転が速い。
しゃべり方が古臭くて、態度がやや尊大でもある。
本人はあまり魔法行使を得意としていないが、風属性と雷属性の魔法に適性がある。
国民からは次期王として期待されるほどに慕われており、本人も国への貢献を行動原理の第一にしているが、将来の夢は王家の後継者争いからさっさと自分が外れることだったりもする。
そのために最初は主人公を利用しようとするが、いつの間にか本気で惚れてしまい、主人公に猛烈な逆アプローチをかけている。
【アリシア・エル・エステル】
母親がエルフ族でと父親がハーフエルフのクォーター。
下に5つ年下の妹がいる。
実年齢は18歳だが、エルフ族は成長が遅いので見た目は10歳くらいでしかない。
性格が見た目に引っ張られる種族のため、話し方や仕草などすべてが幼い。
基本的に引っ込み思案でおとなしい女の子。
治癒魔法が得意で、風属性と水・氷属性の魔法に適性がある。
(上の画像は、萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」で製作したアリシア(左)と、スマホ用ゲームアプリの『ミラクルニキ』という女の子を着せ替えさせるゲームで作ったアリシア(右)になります)
外見は、瞳の色が青緑系の、ある意味エルフらしい美少女。
髪の色は薄緑色で、足首近くまであるストレートなのだが、最近髪の毛にある変化が起きつつあり・・・。
実は背中に天使族の羽が退化した痕跡を生まれながらに持つ、先祖返りによる「エンシェント・エルフ」。
そのため、近くに居る人の心を無意識で読んでしまう特殊能力を持っている。
第1章でその能力が暴走した時に、主人公が身を挺して彼女の暴走を止めた際に背中の羽の跡が主人公の血を吸って赤く染まり、伴侶のDNA情報を取り込む「婚姻の儀」が成立してしまっている。
が、本人は主人公のことが大好きなため、この事実を幸運な事故として受け止めている。
帝国はエンシェント・エルフに隠された秘密を探っているようで、それがアリシアの身柄を狙っている理由らしい。
【ミャウ・エレメンタイン】
獣人自治区にあるネコ族の村で育った6歳の少女。
母親は村の巫女で、父親は戦士。他に祖母がいる。
実年齢は6歳だが、獣人は成長が早いため見た目は10歳くらい。
ちなみにネコ族では6歳はそろそろ大人の仲間入りをする年齢だったりもする。
(さすがネコの系統)
(上の画像は、萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」で製作したミャウ(左)と、スマホ用ゲームアプリの『ミラクルニキ』という女の子を着せ替えさせるゲームで作ったミャウ(右)になります)
外見は、髪の毛がこげ茶色で、長さはショートとセミロングの中間くらい。眉毛の上で切りそろえた、ぱっつん系のヘアスタイルをしている。
瞳の色は金色で、美人というよりも、可愛い系の少女。
頭の部分には髪の毛と同じ色の毛に覆われたネコミミが出ていて、左耳の先っぽ部分が白い。
そして話し方の語尾に「にゃん」をよく付ける。
主人公のことは「あんちゃん」と呼ぶ。
とにかくよく動きまわり、俊敏。
またネコ族の特徴として「怪力」があり、ミャウも見た目では想像がつかないほどの腕力や脚力を有している。
本人には魔法の知識や心得はないが、風属性の魔法に非常に高い親和性を有している。
またある個体のワイバーン(竜騎兵用)と話ができるほどに心を通じさせてしまい、そのワイバーンとの主従契約を自然締結させている。
【如月久美】
10年ほど前の親の再婚によってできた、主人公の義妹。
現在は18歳の女子高生。
幼い頃は主人公にやたらと懐いていたお兄ちゃん子だったが、いつからか兄のことを避けるように。
最近では、顔を合わせれば主人公に「キモイ」などの暴言を吐いていたが、実は今でも兄の事が大好きで、素直になれずに悪態をついているだけだったりもする。
(上の画像は、萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」で製作した久美(左)と、スマホ用ゲームアプリの『ミラクルニキ』という女の子を着せ替えさせるゲームで作った久美(右)になります)
兄が異世界に行った事にショックを受け一時茫然自失状態になるが、今は兄を取り戻すために異世界の仕組みを焚き明かすことを目的に、理論物理学の強い大学への進学を目指している。
つい最近では、女神リーゼの弱みを提供してくれたコリーゼと意気投合したようす。
【如月惣時】
主人公の実の父親。
年齢は58歳。
工業大学の教授で建築設計学を専攻している。
そのためDIYは得意で、趣味のひとつですらある。
主人公の工作好きは、この父親の影響が大きい。
主人公の愛車レガシィの元オーナーで、現在はレヴォーグを愛車にしている。
【如月透子】
主人公の義理の母親で、義妹・久美の実の母親。
年齢は43歳。
(上の画像は、スマホ用ゲームアプリの『ミラクルニキ』という女の子を着せ替えさせるゲームで作った透子さんになります)
年齢よりも見た目が若く見えるおっとり美人で、主人公と出かけると親子ではなく姉弟に見られることもしばしば。
再婚当初はあまり料理が得意ではなかったが、主人公と張り合って料理をしているうちにかなりの腕前になった。
ちなみにお仕事は私立小学校の非常勤音楽教師。
【ケンタ】
如月家で飼っている雄の秋田犬。
8年前に捨てられていた子犬を久美が拾ってきた。
如月家の庭では毎回レガシィのタイヤにマーキングをしていたため、実はレガ子はケンタの事が嫌いだったりもする。
【コリーゼ】
女神リーゼが自分の仕事を代行させる目的で生み出した、リーゼの神格情報を基にして作り出された複製体。いわばクローン体のようなもの。
製造時に〝理性〟と〝仕事に対する使命感〟を強化して生み出されたため、いい加減な世界樹管理をしていたリーゼに反抗し、リーゼを世界樹から締め出して、だらけ癖の更生のために主人公に預けてしまう。
リーゼの事を心から嫌ってはおらず、むしろ慕ってさえもいる。
(上の画像は、萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」で製作したコリーゼ(左)と、スマホ用ゲームアプリの『ミラクルニキ』という女の子を着せ替えさせるゲームで作ったコリーゼ(右)になります)
複製体は全部で25体いるそうで、彼女たちのことを総じて「シスターズ」と呼んでいる。
シスターズ達にはあまり個性が無く、基本的には同じような性格や思考パターンを有してるが、リーダー的存在である1号と、主人公によって「コリーゼ」と名付けられた2号だけは、他のシスターズ達とは違った個性が生まれつつある。
ちなみに1号はややSっ気の気質が、2号は甘えん坊な気質があるようだ・・・。
【マロウ・フェルトン】
クリス(クラリス姫)の母親の兄で、伯父にあたる人物。
40歳、青い瞳の銀髪で、独身。
身長175センチほどで、筋骨隆々。
身体を鍛えるのが大好きな肉体派。
とにかく豪快な性格で、フローリアス王国騎士団を統べる騎士団長の地位に就いている。
少し歳の離れた妹を溺愛しており、その妹が王室に嫁ぐことが決まった時に王に「妹を泣かせたらぶっ飛ばすぞ」と凄んだ事が気に入られて、騎士団長になったという逸話も・・・。
今では、その妹が産んだ姪っ子のクラリスをかなり溺愛している。
【ダモン・ウル・バージェス】
フローリアス王国第5騎士団の部隊長。
年齢は48歳。
元は王室近衛師団に所属していたが、その人柄と指導力を評価したマロウ騎士団長に引っこ抜かれて騎士団に移動した。
今は若手の騎士が多く所属している第5騎士団において後進の育成に心血を注いでいる。
【ハンス・ライアン】
第5騎士団の所属騎士だったが、ミロス平原で発生したゴブリン&オーク討伐戦の際に主人公が鹵獲したワイバーンに乗る竜騎兵になる。
年齢は24歳。
騎士団の本部がある城壁都市ロイドにある飯屋の看板娘マリー嬢と交際しており、目下の悩みは二人の交際を彼女の父親にいかに認めてもらうかだったりもする。
王都の西側にある山脈の麓に位置するトリマ村の出身。
村の子供たち(特に男の子)にとっては村から騎士団入りした彼は憧れの存在だったが、のちにハンスが王国初の竜騎兵部の隊長へと昇格することで村の英雄にまで祭り上げられることになる。
【ジャック・ダニエル・アナンド】
第5騎士団の所属騎士だったが、ミロス平原で発生したゴブリン&オーク討伐戦の際に主人公が鹵獲したワイバーンに乗る竜騎兵になる。
年齢は22歳。
若いにもかかわらず周囲の状況を冷静に分析する目を持っており、竜騎士になってからは相棒のハンスさんのサポートに徹している苦労人でもある。
彼の名前を聞いたリーゼが、「お酒みたい♪」と言って喜んでいたのはないしょである。
【マイク・クーク】
元第5騎士団の所属騎士。
天使族の遺跡にハンスさんらと共に同行し、そのまま竜騎兵にジョブチェンジする。
年齢は23歳。
動体視力がずば抜けており、騎士時代にはその観察眼を生かして敵の剣裁きを見極める特技を持っていた。
あと、実は少しだけ高所恐怖症の気が・・・(苦笑)。
【トニー・ヌフ・モハン】
元第5騎士団の所属騎士。
天使族の遺跡にハンスさんらと共に同行し、そのまま竜騎兵にジョブチェンジする。
年齢は18歳で、第5騎士団で一番若い隊員だった。
若さゆえに無茶をするところがあるが、素直に反省もできる性格のため、部隊の仲間からは弟分として可愛がられている。
【テオ・ロンベルグ】
マロウ騎士団長の実家、フェルトン家で侍従長を務める老人。
若い頃は騎士団に勤めており、先々代の騎士団長で〝剣聖〟の異名も持っていた。
今もその剣技の冴えは衰えず、現騎士団長のマロウ氏でさえ模擬戦で10回中4回くらいしか勝てないという。
ハンスさんの恋人であるマリーさんの父親でもあり、亡くなった奥方が残した一人娘を溺愛しており、その一人娘と交際しているハンスさんを若干敵視しているところがある。
がんばれ!ハンスさん!!(苦笑)。
【マリー・ロンベルグ】
城壁都市ロイドで一番人気の食堂で働く看板娘。
年齢は18歳。
第5騎士団のハンスさんと清い交際を続けている。
目下の悩みは、彼との交際を認めようとしない父親の事。
あと、父親の過去の経歴を怖がって一線を越えてこないハンスさんにも少しだけイライラしている。
【ジョニー・ドップ】
フローリアス王国第6騎士団の部隊長。
年齢は25歳。
王都に居を構える伯爵家の次男坊。
母親が王妃であるクリスの母親と親友同士だったため、クリスの事は彼女が2歳くらいの頃から面倒を見ていた。
そのためクリスもジョニーの事を義理の兄のように慕っている。
2年前に起こったチャルチ大公国との戦争の際、国境を接する辺境伯の領地に防衛のために王都派遣部隊の中隊長として出兵。
しかしその時に辺境伯がチャルチ大公国に寝返り派遣部隊が窮地に陥った際、ジョニー中隊が全部隊と住民の退去が完了するまでレトナーク砦を守り切ったことから、「レトナークの英雄」と称えられ、第6騎士団の部隊長へと昇格した。
【アリエット・サラ・ファレル】
フローリアス王国・クラリス姫専属の親衛隊隊長。
年齢は22歳。
王都に居を構える子爵家の長女。
母親が王妃であるクリスの母親やジョニーの母親と親友同士だったため、ジョニーやクリスとは幼い頃から面識があった。
クラリス姫の事を敬愛し、実の妹たちよりも溺愛しているため、クリスに対してはやや(というよりかなり)過保護的な行動を取る傾向がある。
実は第1章・第33話でクリスが主人公に「親しい身内にな・・・かなりソレに近い思考の持ち主が居てな・・・」と気まずそうに言っていた、肉体言語系の脳筋キャラというのが彼女の事だったりもする。
第6騎士団部隊長のジョニーとは婚約者同士でもあるが、「クラリス姫が落ち着くまでは自分が結婚などはできません」と言って、ジョニーの事を待たせ続けている。
【アルマリオ・ファルコ】
フローリアス王国第6騎士団の副隊長。
ジョニー隊長とは王都派遣部隊の中隊時代からの仲間。
第2章では名前が一度登場しただけで、その後は出番無しとなってしまった可哀想なひとでもある。
【デルバート・カルタ―】
魔導帝国第1飛竜師団所属・第3中隊隊長。
かつては魔導帝国第3騎士団の隊長を務めており、戦では常に部隊の先頭に立って敵の防御陣形に〝突貫〟して、相手が重装歩兵隊列であっても食い破っていたことから「重徹のデルバート」の二つ名がついた歴戦の戦士。
エルフ国との戦争時に足にけがを負い、それが理由で飛竜師団へと転属となった。
殺気を感知し、ほぼ勘だけで銃弾を避けるような非常識極まりない戦士でもある。
現在、王国の捕虜として第6騎士団の監視下に置かれている。
【ブラッド・ヒュル・マクダウェル】
魔導帝国皇帝。
かつてこの大陸にあったミノア帝国が復活させようとしていた古代魔導器(女神リーゼの忘れ物)を阻止するために、30年前に女神リーゼがこの異世界に送り込んだ元アメリカ人。
この世界に来た当事は高校生だったが、今ではいいおっさんになっている。
魔法全般で才能を発揮する加護をリーゼにもらってミノア帝国を倒したが、何を思ったのか自分がその後の皇帝の座に納まり魔導帝国を建国。
そのまま、危険とわかっているはずの古代魔導器の復元を始めるが、その真意は不明。
かつてはゾンビ好きの青年だったらしい。
【メイベル・ルィーズ・アシュレイ】
フローリアス王国の各地に支店を出しているメイベル商会の創業者。
創業の地は、王国最南端の町ベルド。
ハーフエルフの少女で実年齢は29歳だが、見た目は15歳くらいでしかない。
(上の画像は、萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」で製作したメイベル(左)と、スマホ用ゲームアプリの『ミラクルニキ』という女の子を着せ替えさせるゲームで作ったメイベル(右)になります)
赤みがかった白髪と赤目が特徴の美少女。
エルフ族の遺伝子なのか、やはり胸は小さい(Aカップ)。
根っからの商売人で、関西人風のへんな話し方をする。
第2章では名前だけしか登場することが出来なかった。
作者「第1章終了時に書いたキャラ紹介の時にも思ったけど、外人キャラのフルネームを考えるのがかなり大変だった・・・」
クリス「まぁ・・・ラノベの文中にはファーストネームしか書いていないケースがほとんどじゃからの」
アリシア「そういった意味では、ジョニーさんはファミリーネームまで作中に出ていたから異例だったんだねっ」
薫「俺・・・親父と義母さんの名前を初めて知ったよ・・・(汗)」
レガ子「でもこの名前って、先月(2018年3月)出た某エロゲのヒロインの家族の名前と一緒なのっ!」
作者「ぎくっ!」
薫「おぃ、さては親父と義母さんの名前を考えるのが面倒だったな!?」
作者「あははははは・・・」
ミャウ「うぅ、これじゃ次の第3章でボクの父ちゃんや母ちゃんの名前がどうなるか心配だにゃ・・・」