第2章 第39話(第85話) ~コリーゼの帰還と家族からの伝言~
今回は通常の予定どおり土曜日の14時に新作更新が出来そうです。
(まぁ、今回もギリギリなんですけどね・・・)
第47話から続いた第2章も、あと数話で終了予定です。
仕事の忙しさも、2日ほど前にやっと落ち着きましたので、なんとか通常ペースのまま第2章を書き終えたいと思います。
携帯用イベントリをクリエイトした翌日、俺は昼頃まで寝る事を決めて屋敷にある自分の部屋でベッドに横たわっている・・・はずだった。
が・・・なぜか9時ごろに来客のコリーゼに叩き起こされ、今はダイニングルームのテーブルを挟んで向かい合って座り、一緒に紅茶などを飲んでいる。
「薫さまだけでなく、なぜ皆さん眠そうにしているんですか?」
そう・・・この屋敷にいる人間は、俺だけでなくクリスやミャウ、駐屯中の騎士たちまでほぼ全員が寝不足状態にい陥っていて、皆が時折あくびを噛み殺しながらそれぞれの仕事に従事している状態だった。
原因は、明け方まで続いたレガ子の魔法試射による騒音・・・。
十数分おきにエクスプロージョンの強烈な爆音が響き渡り、地鳴りにも似た振動と、焦げた臭いを含んだ生暖かい風が断続的に続いたために、皆が落ち着いて眠る事ができなかったのだ。
おそらく今この屋敷にいる人間で通常の精神状態を保っているのは、お酒の力で現在も爆睡中のリーゼと、この騒ぎに全く動じずに熟睡していたアリシア、そして夕べはこの場にいなかったコリーゼくらいではないだろうか。
ちなみに騒ぎの原因でもあるレガ子の奴は、エクスプロージョンの連発で魔力を大量に消費して疲れたようで、現在進行形で俺の布団の中で爆睡中だ。
「夕べは空が騒がしくてね・・・」
コリーゼが口にした素朴な疑問に対して、俺は苦笑いをしながらそう答えるしかなかった。
「私が出かけた後に嵐でもきましたか?
ところで頼まれていた薫様のご両親と妹さまの血液サンプルですが、こちらがソレになります」
そう言ってコリーゼはリビングテーブルの上に小指大の小さなビンを3つ並べた。
ビンにはラベルが貼られており、細く丸っこい文字で親父たちの名前が書かれていた。
「もう採ってきたのか!?
まさか怪しい手段で集めてきたわけじゃないよな?」
「薫さま、それはとても心外です。
私は正々堂々と玄関からご実家にお邪魔して、お父様やお母様らと和やかに歓談した上で、平和的に採血させていただきました」
「そ、そうか・・・疑って悪かった。
親父たちは元気だったか?」
「はいっ。
お伺いした時がちょうど遅めの夕飯時でしたので、一緒に食事をしながら歓談させていただきました」
義母さん・・・突然の、しかも見知らぬ女の子の来訪者を家に上げて、夕飯までご馳走したのかよ。
「いえ、誘ってくださったのはお父様です。
あと薫さま、心の声があいかわらずダダ漏れしていますよ」
親父ぃぃぃ・・・。
義母さんの前でも女の子に甘いのはどうかと思うぞ。
「異世界にいる薫さまからの言伝を持ってきました・・・とお伝えしたら、すんなりとご実家に招かれましたが?」
「はぁ・・・、しかしよく親父はそんな話しを信じたな」
「すでにご家族の方々は、薫さまが別世界に行かれてしまった事を受け入れているようでした。
・・・・・ただし、妹さまは少し違っていましたが・・・・」
久美のことを付け加えて報告した時だけ、コリーゼの視線が少しだけ泳いでいた事に気がついた。
「久美のやつがどうかしたのか?」
「あ・・・いえ・・・。
久美さまは、オリジナル様の事をかなり恨んでおいでだったようで・・・」
「久美が? リーゼのことを?
どうして?」
「大好きなお兄ちゃんを、拉致、監禁、改造した極悪人・・・とおっしゃられていましたが」
久美のやつが、俺の事を大好きだって?
いやいやいやいや、ないでしょ~それはさすがに。
だってつい最近送られてきたメールだって、文面は「変態!死ね!!」だったぞ。
実家にいた時だって、俺がエロゲとかやっているのを見つけると、まるで生ゴミを見るような目で見ていたし。
「ないないないない!
義妹が俺を・・・なんてありえないからっ」
大笑いしながらコリーゼの言葉を否定する。
すると彼女は小さくため息をつき、「久美さまもお気の毒に・・・」とつぶやいていた。
気の毒なのは、毎回辛らつな言葉のメールを送られてくる俺のほうだと思うのだがなあ。
「でもそれじゃ、久美から採血するのは大変だったんじゃ無いのか?」
テーブルの上には〝久美〟とラベルに掛かれた血液入りの小ビンもあるので、最終的には協力を得られたのだろうが、怒りっぽく頑固な義妹の性格を思えば、苦労したであろう事は簡単に想像できる。
「いえ。
久美さまと一緒にオリジナル様の悪口を言って、さらに弱点などをお伝えしたら簡単に仲良くなれました」
おぃ・・・。
そのセリフを隣の部屋で寝ているリーゼが聞いたら、ほぼまちがいなく泣くぞ・・・。
しかし、義妹は何でそんなにもリーゼに悪い印象を持っているんだ?
たしかに俺をこっちの世界に連れ去ったのはリーゼだけど、俺は義妹にそれほど好かれてはいなかったと思うんだが。
そんなことを考えていた俺を見て、コリーゼが小さなため息をついた。
「なんだ?」
「いえ・・・薫さまが考えている事がなんとなく分かってしまい、久美さまが不憫だなぁ・・・と思っただけです」
「どういう意味だ?」
「こればかりは、薫さまがご自身で気がついてあげてください・・・としか言えません」
「むぅ・・・」
結局この件については、コリーゼから詳しい理由を教えてもらう事はできなかった。
ただ、俺があちらの世界からいなくなった事を義妹なりに悲しんでくれている事が分かったので、それでよしとすることにした。
「それと、ご家族の方々から薫さまへのご伝言を預かっているのですが・・・」
「みんなは何て言っていた?」
「それでは順番に再生します」
コリーゼがそう言うと、俺の目の前の空間にディスプレイのような枠が突然現れ、その中に義母さんの姿が映し出された。
そして映像の中の義母さんが、俺に向かって話しかけてきた。
『薫ちゃんがそっちでお嫁さんをいっぱい見つけたって聞いて驚いたわ。
しかも、薫ちゃんの趣味に合った小さな女の子ばかりなんですって?
こっちだと世間さまに顔向けできなくなっちゃうけど、そっちだとそれくらいの年齢でも普通なんでしょ?
薫ちゃんが犯罪者にならなくて、お母さん安心したわ。
どうにか方法を作って、今度お嫁さんたちを紹介してねっ』
・・・
・・・・・・
義母さん、何を言っているのですか?
というか、なんで俺がロリコンであること知っていたの?
「薫さま、大量に脂汗を流しているところ申し訳ありませんが、次はお父様からの伝言を出します」
コリーゼの言葉に合わせ、目の前の空間に浮かんでいる仮想ディスプレイの中に今度は親父の姿が映し出される。
『よう薫、元気でやっているか?
なんでも、そっちではロリロリハーレム状態なんだって?
嫁さんたちはまだ小さな子供だと聞いているが、そっちだと犯罪じゃないんだろ?
ただ相手の娘さんたちは小さな子供なんだから、夜はあまり無茶をするんじゃないぞ。
まだしばらくは難しいかもしれないが、早く孫の顔を見せてくれよ』
「お・・・おやじぃ・・・」
俺はクリスたちにはまだ手を出していないというのに、親父たちの認識の中ではすでにロリコン犯罪者のような扱いになっている事に涙が出てきた。
「俺はまだ童貞だぁ!」
「そうなんですか?」
スクリーンの中の両親らに対して叫んだツッコミに、目の前・・・スクリーンの向こう側にいるコリーゼから冷静な返事が帰ってきた。
「それなら、お父様からお預かりしたコレがこの先役に立ちそうですね」
そう言ってコリーゼがテーブルに置いたのは、大きな箱に入ったお徳用パックのコンドームさんだった・・・。
もうこの状況のどこにツッコミを入れればいいのやら・・・。
「避妊は男性の責任ですよ?」
テーブルに置かれた箱を見て苦虫を噛み潰したような表情になっていた俺に、コリーゼが真顔でそんな事を言ってきた。
「別に使うのを嫌がっているわけじゃ無いぞ」
「そうなんですか?」
「女子中学生くらいにしか見えない初対面の女の子に、こんな避妊具を渡した親父の常識を疑っていたところだったんだよ」
そうなのだ。
コリーゼの外見は、せいぜい12~13歳くらいの少女でしかないのだ。
しかもリーゼのクローン体みたいなものなので、かなりの美少女でもある。
そんな見た目のコリーゼにお徳用パックのコンドームを手渡す親父の姿を想像して、かなり頭が痛くなるのを感じていた。
というか、コリーゼの訪問は突然の出来事だったはずだよな?
なんで、こんなモノが実家に用意されていたんだ?
「ああ、それでしたら、わたしの帰り際にお父様が近所のドラッグストアで買ってきました。
あと薫さま、さっきから心の声が小声でダダ漏れしていますよ」
「・・・・・・・」
「最後に、久美さまからのメッセージを出します」
絶句している俺を生暖かい目で見ながら、淡々と伝言の再生作業を続けるコリーゼ。
この娘も、生みの親に似てけっこう感覚がズレているような気がするなぁ・・・。
『このぉ、変態っ! ロリコン! 性犯罪者っ!!
今ならまだ間に合うからっ。
少しくらいなら、許してあげなくもないからッ。
罪が重くなる前に、さっさと帰ってきなさいよっ!』
スクリーンの中で、俺に対する罵詈雑言を捲くし立てている義妹を見ていると、「義妹は俺があちらの世界からいなくなったことを本当に悲しんで入るのだろうか?」と改めて疑問が浮かぶ。
そんな俺を見て「久美さまの伝言は、言葉どおりには受け取らないほうがいいと思いますよ」とコリーゼはアドバイスをしてくれたのだが、これを見て義妹に好かれていると思うのはかなり無理があると思うのだが・・・。
本当にわけが分からんよ。
そんな俺を見て、コリーゼは再度ため息をつきながら「久美さまが不憫です・・・」などと呟いていたのだった。
昼頃になってようやく起き出してきたリーゼにコリーゼを預け、俺は久々に鼻歌交じりの上機嫌な状態で台所に立っていた。
というのも義母さんがコリーゼに預けていた差し入れが、こちらの世界では手に入りにくい調味料や食材だったのだ。
どうやら親父がドラッグストアに余計なものを買いに行った時に同行して、その足で24時間営業のスパーにも立ち寄っていろいろ買ってコリーゼに渡してくれたらしい。
実にありがたい。
俺がレガシィで持ってきていた食材は、基本的にはキャンプで使うためのレパートリーだったため、味噌やお酢、醤油や味醂とかといった一般生活での料理に必要な調味料がいろいろと不足していたんだよね。
まったく・・・一箱288個入りのコンドームの大箱を預けた親父とはえらい違いだよ。
しかもこの大箱、裏面に7万円を超える定価が印刷されているんだけど・・・。
いや・・・まぁ、たしかに・・・こっちの世界だとコンドームは手に入らないけどさぁ・・。
そんな高価なものを買う余裕があるのなら、もっとこっちで役立つものを買って預けてほしかったよ。
ま、このコンドームはレガシィのイベントリで増産でもして、あとで騎士団の若い連中にでも配ってやろうかな。
そんなことを考えていたら、コンロに掛けていた鍋の中の水が沸騰する手前になったので、一緒に鍋の中に入れていた10センチ角ほどの昆布2枚を急いで取り出す。
ちなみに、だしがらの昆布は別の料理に使う予定なので、横に取り分けておくことにする。
昆布を取り除いた後の鍋の水が沸騰するタイミングで鰹節を投入。
入れる鰹節の量は、大人の手で一掴半みほど・・・だいたい計量カップで1カップと1/2カップ分くらいだろうか。
昆布も鰹節も義母さんからの贈り物で、こちらの世界では今のところ入手手段がないものだが、ここでケチっては意味がない(どうせレガシィのイベントリで増産できるしな)。
鰹節がすべて沈んだのを確認して火を止め、液面のアクを静かに取ってから再度火を入れて、再沸騰させる。
再沸騰したのを確認し、再度火を止めて鍋をしばらく放置。
鰹節がすべて沈んでいるのを確認し、濾し布を上に置いた別の鍋に移しながら、だし汁とだしがらを分離する。
この鰹節のだしがらも後で別の料理に再利用するので、こちらも捨てずにとっておく。
そう俺は今、この異世界で日本の食文化の代表選手ともいえる『味噌汁』を作っているのだ。
ちなみに作っている分量は、だいたい8人分くらいで考えている。
ただ、味噌汁はココから先はすぐに出来上がってしまうため、いったん味噌汁づくりを中断して別の料理に取り掛かることにした。
最初に取り分けておいただしがらの昆布を5ミリ角くらいに切る。
そこに味噌汁の具材にも使う油抜きをした細切りの油揚げ、短めのせん切りにした人参を用意する。
具材のカットと並行してフライパンに、料理酒、味醂、醤油をそれぞれ大さじ2~3くらいの分量で入れ、そこに先ほど用意した昆布、油揚げ、人参を投入して、煮汁が半分くらいになるまで煮詰めていく。
フライパンの中がその状態になったら、炊飯器の中にあらかじめ入れ水を加えて浸しておいたお米の上に加えて、あとはスイッチを入れて通常通り炊くだけだ。
そうこれは昆布と油揚げを使った炊き込みご飯なのだ。
ちなみに炊いている量は3合なので、これで7~8人分くらいになる。
炊飯器がお仕事をしている間に、先ほど取り分けておいた鰹節のだしがらの再利用をしてしまう事にする。
だしがらとなった鰹節が含んでいる水気を絞り、包丁を使ってみじん切りにしていく。
単純な包丁作業なのだが、親の敵を討つかのように鰹節を切り刻んでいくのが結構楽しかったりもするから不思議だ。
フライパンにみじん切りにした鰹節を入れ、そこに料理酒、味醂、醤油、砂糖を大さじ1くらいの分量で投入し、後は汁気がなくなるまでひたすら炒めていく。
コンロの火力にもよるが、だいたい5~10分も炒めれば汁気が飛んで香ばしい香りが漂い始めるはずだ。
最後にココに白ごまを入れて混ぜ合わせれば、鰹節のふりかけが完成する。
今回は炊き込みご飯なので使う事は無いだろうが、作っておけば保存が効くし、おにぎりの中身やサラダのトッピングなどにも使える便利アイテムだ。
義母さんからの差し入れの中には、大量の鮭の切り身(甘辛、中辛、辛口)のパックもあったので、これをおかずとして人数分焼いておくことにする。
子供たちには甘辛、リーゼとコリーゼには中辛、俺の分は辛口を焼くことにした。
炊飯器に表示されている残り時間が10分を切ったあたりで、先ほど中断した味噌汁づくりを再開する。
先ほど作っただし汁から650ccほどを鍋に戻して火にかけ、そこにさいの目に切った豆腐、水で戻した乾燥わかめ、さっと茹でて油抜きをした細切りの油揚げを入れていく。
そしてだし汁が沸騰し、具材に火が通ったのを確認して一度火を止める。
ここで味噌を溶き入れるのだが、煮立たせないように火力に注意しながら溶くのが大きなポイントだったりもする。
というのも、味噌汁は出来上がりの直前で煮えばな(沸騰する直前)の状態が香りや風味が一番よく感じることができるからだ。
理由は比較的簡単で、この香りの正体は味噌が樽の中で熟成されるときにできたアルコールやエステルなどの香り成分のため。。
そしてこれらの香り成分は90℃以上になると揮発してしまうため、味噌汁は沸騰させてはいけないというのがポイントなのだ。
最後に沸騰する直前で小口切りにした長ねぎを加えてから火を止めれば、みそ汁の完成だ。
、
こうした料理スキルは、小学生の3年生ごろから高校に入学する頃まで・・・親父が義母さんと再婚するまでの期間、料理センスが壊滅的な親父から自分の胃袋を自衛するために身に付けたものなのだが、まさか異世界にきてこうも役立つとは思いもしなかったよ。
食事の準備ができたので、外で鎧の実践訓練をしているちびっ子らを呼び戻す。
その帰りにベッドで熟睡中のレガ子を叩き起こし、嫌がるコリーゼに抱きついてなにやらスキンシップを図っているリーゼを引っぺがしてコリーゼと一緒にリビングルームへと連れてくる。
全員がリビングに揃ったところで、昼食タイムがスタートした。
この世界で生まれ育った子供たちは、炊き込みご飯や味噌汁は初めての経験だったらしい。
3人とも食感や味に驚いていたが、いずれもおおむね好評だったので少しだけ安心した。
しかも味噌や醤油、味醂などについて、アリシアが「コレと同じようなモノをエルフの国からの輸入品で見たことがあります」と言っていたのがかなり衝撃的だった。
つまりこの世界でも、味噌や醤油、味醂に似たものが作られているという事だ。
であるならば、生産者のエルフさんから調達する手段さえなんとかできれば、この世界で日本食もどきを流行らせることが出来るかもしれない。
食事が終わって、全員が一息つき終えたところで、俺は明日の予定を全員に告げることにした。
「明日は少しレガシィで遠出して、魔導砲とかいう新装備のテストをしようと思っている」
俺の提案にレガ子が大喜びし始めたが、俺の心の中は不安でいっぱいだった。
どれだけの破壊力があるか分からないので、この建物や近隣の村から思いっきり離れた場所に移動してテストするつもりでいる。
今から明日が来るのが憂鬱だよ・・・。
レガ子「今回は出番が全くといっていいほど無かったのっ!」
薫「お前は昨夜暴れすぎだっ!」
コリーゼ「今回のお話の主役はわたしですので」
クリス「のう・・・カオル殿、このコンドームとかいうのは何なのじゃ?」
ミャウ「中から、ベトベトした感じの変なモノが出てきたのニャっ」
アリシア「丸いリング状の柔らかいモノに、伸びる膜のようなモノが付いているの・・・」
薫「うわぁぁぁぁぁ、女の子がそんなモノを出して遊んじゃダメです!」
クリス「だが、コリーゼ殿が『もしもの時に備えて、女性陣も必ず数個携帯しておいてください』といっておったのじゃが?」
薫「こ~りぃ~~ぜぇ~~~」
コリーゼ「避妊は男性の責任ですよ? そうですよね? 未成年の女性を妊娠させて、できちゃった結婚をした作者様?」
作者「・・・・・・・ノーコメントでお願いします(滝汗)」




