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第2章 第28話(第74話) ~空からの強襲者~

今年の仕事(本業)が動き出したことで執筆時間がなかなか作れず、今回はマジでギリギリでの原稿書きあげになってしまいました。

今回の第2章・第28話を書き終えたのが、更新日前日の20時過ぎ・・・。


予約投稿の手続きのために前書きを書いている今現在で、真夜中に校正をしているところだったりもします(汗。


もうそろそろ、物語の中で事態がイロイロと動き出すはず・・・。

がんばって時間を作りながら執筆を続けていきたいと思います。

 翌日、俺たちは遺跡の東側に残されたガレドラゴンの駆除を予定通りに行っていた。


 駆除の対象地域に生息しているガレドラゴンの数は、せいぜい120~150匹くらいなので、昨日の駆除作業に比べればかなり楽な数といえる。

 そのため今日の作業は、朝食をゆっくり目に食べた後にスタートさせ、昨日の午後の作業と同様に4班に分かれて行った。


 ゆっくりとしたペースで狩っていたつもりだったが、それでも午後1時過ぎにはエリア内にいたガレドラゴンの駆除を終えてしまった。

 そのため俺たちは戦果の確認の意味も含めて、のんびりと昼食をとりながら午後の予定を話し合っているところだった。

 ちなみに昼飯のメニューは、ビッグホーンの肉を使ったカツを挟んだサンドウィッチだ。


「我々の駆除数は25匹ですね」


 厚めのカツ肉が挟まったサンドウィッチを頬張りながら、今回の報告役に選ばれたマイクさんが騎士チームの駆除数を教えてくれた。

 他の3人は、一心不乱にカツサンドを食っている。

 君たちはそんなに腹が空いていたのか?


「レガ子も27匹だけしか狩れませんでした。

 あまり密集していなかったので、ミサイルを撃ち込める場所が少なかったです」


 レガ子は、暴れるチャンスがほとんどなくて、かなり消化不良の様子。

 それでもナパームを3発も撃ち込めたのだから、それで満足してほしいところだ。

 この子はマジで戦闘狂なので、時おり本当に八百万の付喪神なのか疑わしくなってしまう。


「俺は32匹だな。

 昨日と今日でだいぶ狙撃銃の使い方にも慣れてきたような気がするよ」


 今日は昨日よりもガレドラゴンとの距離をとって、700~800メートルくらいでの狙撃をメインにして狩るようにしてみた。

 さすがに100匹以上の数を昨日1日で狩っていたので、狙撃のコツみたいなものがなんとなく掴めてきたような気がしている。

 やはり反復練習は力を身につけるのに最適な練習方法のようだ。


「私は~、53匹ですねぇ~。

 結構細かく狙撃ポイントを移動していたので、疲れちゃいましたぁ~」


 リーゼは、相変わらずのチートな狙撃能力を発揮していた。

 なにせ有効射程が約2000メートルもあるものだから、下手をすると他人の守備範囲まで狩ってしまっていたからなぁ・・・。





「午後は、対象地域に残った卵の駆除をお願いするのっ」


 食事が終わった頃を見計らってレガ子がそう提案してきた。

 レガ子がみんなの前に持ってきたタブレットPCの画面には、エリア内に残っている卵の位置が周辺の地形マップ上に赤い光点で表示されている。

 その数はおよそ80個。


「レガ子が持っているマップデータとの連携は騎士の人たちには難しいから、ハンスさん達は南側地区を巡回してもらって、うろついているガレドラゴンが居たら処理をお願いする方向で良いでしょうか?」


「それで構わないよ。

 数が少ななから、こっちの駆除は自分とジャックの二人でなんとかなるだろう。

 マイクとトニーは、子供たちがやっている死体からのアイテム取り出しを手伝ってやってくれ」


「わかった」

「あの子は獲物の解体がかなり上手だからなぁ、これは騎士として負けられないな」


 ハンスさんの提案に、地上部隊の騎士二人が了解の返事をする。

 トニーさんにいたっては、なぜかミャウとアイテム取り出しの腕を張り合う気でいるようだ。


「取り出したアイテムの分配方法は後で相談しますが、自分はすでに結構な数をいただいていますので、これから取り出した分は基本的にはココに置いていくつもりです。

 後から来る騎士の方々と相談してもかまいませんので、騎士団の方で活用してください」


「通常の演習だと、行軍中に狩った魔物からのアイテムは部隊預かりになるのだが・・・今回は量が多いからなぁ・・・。

 そのあたりの加減は第6騎士団の隊長さんと相談かな・・・」


 俺の提案に少しばかりハンスさんが思案気な様子を見せたが、すぐに考えをまとめて了承の返事をくれた。


「なんなら伯父上には我が言っておくから、ここに町を作るための予備予算として使ってくれもかまわんぞ」


「姫様の提案は工兵部隊の隊長さんが喜びそうですが、なにせこの討伐数ですからね・・・。

 現金化するにしてもキャラバンを組んで大きな街まで売りに行きませんと・・・」


 クリスの提案の問題点をジャックさんが指摘する。

 討伐したガレドラゴンの数が多いだけに近くの村では現金化が難しく、ロイドに持ち帰るか、ここからさらに東・・・獣人族自治区の先にある軍港都市マルクまで持って行く必要があるらしい。


「その辺も含めて、全部隊が到着したら相談させてもらいます」


 そう言ってクリスに一礼すると、騎士の面々は各々が装備を装着し始め、午後の仕事へ出るための準備を始めた。



「俺は紅雨(べにさめ)で卵を壊すから、この魔銃はリーゼが使ってくれ」


 俺はそう提案して、太ももに取り付けたホルスターから魔銃・H&K USPを抜いてリーゼに手渡した。


「リーゼなら、こいつもアレと同じように使えるだろ?」


 そういって銃を渡しながら、リーゼが先ほどまで使っていたR93 LRS1を指さした。

 H&K USPに施されている生体認証の仕組みは、基本的にR93 LRS1と同じだ。

 であれば、認証キーとしている俺の魔力をそっくり真似することができるリーゼにもH&K USPが使えるはずだった。


「わ~~いっ。

 こっちのハンドガンも一度使ってみたかったんですよぉ~~♪」


 俺が差し出したH&K USPを嬉々とした表情で受け取ったリーゼは、さらに何かを求めるように手を差し出してきた。


「うん?

 交換用のマガジンか?」


「違います。

 マガジンも必要ですが、薫さんが付けているそのホルスターごと貸してくださいっ」


「これ、マガジン側も含めて足に取り付けるタイプだぞ。

 リーゼが履いているのはスカートだろ?」


 そう・・・この女神様は、スカート姿で伏せ撃ちをしていたのだ。

 まぁ、今回は全員が別行動していたから、覗くようなチャンスは誰にもなかったんだけどね・・・。


「ふっふっふっ・・・

 私、スカートの中から拳銃を取り出すのに憧れていたんですよぉ~~」


 あ・・・ダメだ、この女神様の思考回路・・・。

 完全に厨二病が入っているよ。


 とりあえずホルスターを渡さない事には仕事をしてくれない雰囲気だったので、ズボンのガンベルトごとブラックホーク・ホルスターを外してリーゼへと渡した。

 ちなみに自分が使っているのは、二重ロック機構のオートロックが付いたSERPA LEVEL3のタイプで、装着者以外が銃を抜くことはほとんど不可能ともいわれているモデルだ。

 銃を納めるユニットの左右には、予備マガジン用のホルダーと、遺跡内で使用したLEDマグライトを納めるためのフラッシュライトホルダーが取り付けてあったりもする。


「の、覗きに来ちゃダメですからねっ!」


 俺からホルスターを受け取ったリーゼは、そんな捨て台詞を残して物凄い勢いで建物の中に飛び込んでいった。


挿絵(By みてみん)


 その後しばらくして建物から出てきたリーゼの服装は、なぜか黒と白のモノトーン調のゴスロリ服だった。

 しかも、スカート丈が膝上くらいの若干ミニスカート気味なやつ・・・。


「お前、その服どこから持ってきたんだよ」


「むか~し、ネット通販(アマ〇ン)で買ったやつをわたし専用のイベントリからひっぱりだしてきたんですよ~」


 世界樹の中でニートしていた女神でも買えるのか・・・。

 すごいなアマ〇ン・・・。

 どうやって配達したんだ?


「薫さんからお預かりしたホルターもぉ~、ほらっ♪」


 そう言ってリーゼはいきなりスカートのすそを自分でまくり上げると、その中身を俺に見せつけてきた。


「ぶっ!」


 突然目の前にリーゼの生足が、下着が見えるか見えないかの際どいあたりまで現れたことに動揺してしまい、視線を逸らすことも忘れて凝視してしまった。

 そこにあった白くて長い脚の太もも部分には、先ほど俺がリーゼに渡したブラックホーク・ホルスターが足肌に密着するように取り付けられていた。

 太ももの柔肌に巻き付けられたホルスターの固定ストラップが、やたらとエロい感じを醸し出している。


 ちなみにこの様子をレガシィ横のガレドラゴン解体現場で眺めていた子供たちからの視線が刺さるように痛く感じるのは、たぶん気の所為じゃないだろう。

 あと、騎士の連中もこっちを見ながら何かを言っているのだが、もう見なかったことにしたい・・。


「お、お前なぁ・・・もうちょっと恥じらいとかだなぁ・・・」


「えっ?なんですかぁ~」


 俺の抗議など気にする風でもなく、嬉しそうに足に装着したホルスターを傍にいる幼竜に見せながら、踊るようにクルクルを回っているリーゼ。

 普段はかなりの恥ずかしがり屋のくせに、ミリオタ趣味が全開になるといきなり羞恥心がお休みしてしまい無頓着になるのは勘弁してほしいところだ。

 少なくとも、30年もの間女性との関係がほとんどなかった今の俺には、この手の刺激は厳しすぎるぞ・・・。




 それから約10分後、それぞれの準備が整ったことを確認して、俺たちは各自の持ち場へと散っていった。

 幼竜はリーゼと一緒に行動して、彼女のボディガードをするようだ。

 あのポンコツ女神様が想定外の事態を起こさないように、ちび竜にはしっかりと監視をお願いしたいところだ。




『薫さまっ、そこの岩陰にある卵を壊せば、予定処理範囲内の駆除は終了なのっ♪』


 ガレドラゴンの卵を駆除し始めて約2時間半。

 レガ子からの念話で告げられた目の前にある6個ほどの卵を破壊すれば、ようやくこのチマチマとした作業も終わるようだ。


「卵の総数はさほど多くなかったけど、結構広範囲に分布していたから移動に時間がかかったのがキツかったな」


『薫さまが、どこかの場所で『この卵を炎で包んだら茹で卵みたいなものができるのだろうか?』なんて言って、紅雨(べにさめ)で余計な火遊びをしなければ、もうちょっと早く終わったと思うのっ』


「ぐっ・・・」


 そういえば、たしかにそんな実験もして15分くらい遊んだりもしたな・・・。

 ちなみに紅雨(べにさめ)の炎で優しく包んでみたガレドラゴンの卵は、中身が孵化寸前の状態の奴だったらしく、焼いた後の卵の殻を割って中を確認したら、かなりグロい状態になっていたのには驚いた。


 そんな若さ故の過ちを思い返しながら、目の前にある卵の集まりに向かって紅雨(べにさめ)を最大火力で振り下ろした。

 紅雨(べにさめ)の刀身が発した炎の刃は、そこにあったガレドラゴンの卵だけでなく、卵を守るように寄り添っていた岩の一部をも溶かし、その場所に大きな火遊びの爪痕を残していた。


『薫さま、オーバーキルって言葉知っていますか?』


「そのセリフ、レガ子にだけは言われたくなかったよ」




 ガレドラゴンの卵駆除を終えた俺は、遺跡の上に建てた皆が待つ拠点に向かって30分ほど歩き続けていた。

 どうやら俺が駆除のために一番遠くまで出かけていたようで、すでに他のメンバーは拠点に戻って、ミャウ達が行っているガレドラゴンの死体からの素材取り出しを手伝っているとのことだった。

 なんでも騎士の4人とミャウが、素材取り出しの腕を競いだしてして、とんでもない速度で積みあがっていた死体が処理されているらしい。


「今晩のメニューは何にしようかな?

 遺跡の倉庫にある食材を試してみるのも面白いかな・・・」


 ゆっくり歩いても拠点までは5分ほどの距離に近づいたこともあり、俺は今晩の夕食のメニューを歩きながら考えていた。

 レガシィのイベントリからハモン・セラーノの原木(生ハム)を出してもいいが、ハムっぽいものは遺跡の倉庫にも大量にあったことを思い出し、それに手を出すかどうかで悩んでいると、そこに緊急事態を告げるレガ子の声が念話で飛び込んできた。


『遠方偵察中のドローンが、こっちに向かって飛行中のワイバーンの群れを捕捉したのっ!』


 その一方を聞き、拠点に向かって走り出す。


「ワイバーンは野生の群れなのか?」


 野生の群れなら、捕獲して王国の竜騎兵用の補充に使えるかもしれない。

 そんなことを考えての問いだったのだが、俺の予想は最悪な方向で裏切られた。


『全部に人間が乗っているのっ。

 おそらく帝国側の竜騎兵で、その数12なのっ!』


「ついに本格的な数の部隊との遭遇かよっ」


 俺は次吐き捨てるようにそう言い放ちながら拠点前にある広場へと飛び込んだ。

 その姿を見て騎士たちが駆け寄ってくる。



「カオル殿っ、レガ子殿から報告を聞きました。

 なんでも12騎の竜騎兵がココに向かってきているとか」


「はっ、はっ・・・息を整えるからちょっと待ってくれっ・・・はっ、はぁ・・・。

 現状だとハンスさん達以外の竜騎兵は帝国所有の部隊しかないはずなので、敵で間違いはないないとして・・・12という数はどれくらいの部隊なのかわかりますか?」


「我々も部隊長から聞いている範囲でしか知りませんが、おろらく1個中隊ではないかと思います」


「1個中隊ですか・・・けっこう本格的な数ですよね?

 問題は、連中の目的地が何処なのかですね・・・」


 ここよりさらに先の進行方向には、俺が数日前に潰した竜騎兵の潜伏拠点もある。

 連絡が取れなくなった潜伏拠点への偵察や補充という事も考えられなくはない。

 自分が持っている関連情報を全てハンスさん達に伝え、その上での判断を尋ねてみた。


「自分にはなんとも判断がつきかねますが、ただ、行方不明になった部隊の確認といった偵察任務にしては、1個中隊がいきなり飛来するのは少し変ではないかと。

 通常は1ないし2の小隊を偵察に使うのが普通だと思います」


「となると・・・ここの遺跡のロックが解除されたのを知って奪いに来た・・・というのが、やはり最有力になってしまいますかね」


 今ここにいる戦力は、通常であれば戦力とは呼べないほどの小さなものだ。

 帝国側がある程度こちらの情報に精通しているとすれば、強硬策に出てきたとしても不思議ではない。

 そのような無茶をするくらい、ここの遺跡に眠っている太古の魔導テクノロジーは危険で重要なものだということを、帝国の連中も分かっているのだろう。


「すまん、カオル殿・・・。

 どうやら我と伯父上らとの魔導通話が傍受されていたようじゃ。

 グラム男爵に帝国と密通の疑いが発覚した時点で、通話傍受の可能性も考えておくべきじゃった」


 声の方を見れば、俯いたクリスが表情を曇らせて立っていた。

 そういえばグラム男爵とやらは、この国の魔導器研究の重鎮みたいな存在だったっけ。

 であれば、通信用魔導器の通話内容を傍受するための細工や手段を帝国側が講じていたとしても不思議ではないな。


「クリスが気にするようなことじゃないよ。

 むしろ今の時点で通信傍受の可能性に確証が持てたことを喜んでおけ」


「しかし・・・」


「12騎くらいの竜騎兵くらいなら、どうとでもできるよな?」


「はいなのっ♪

 1匹たりとも逃さずに、ローストチキンにしてやるのっ!」


「お兄ちゃん・・・ワイバーンさんは焼いてもローストチキンにはならないような・・・」


 暴れられることが決まって喜びまくっているレガ子がこぼしたセリフに、真面目なアリシアがツッコミを入れた。

 そんなアリシアに「気にするな」と言って頭を撫で、「ワイバーンって食えるのかにゃ?」と言いながらよだれを垂らしているミャウには「やめておけ・・・」と嗜めておく。

 俺らのそんないつもどおりのやり取りを見て、クリスの表情は少しだけ明るくなっていた。


「ふっふっふっ・・・

 俺の大事な嫁に暗い顔をさせたんだ、全滅なんていう生易しいお仕置きじゃ済まさないぞ」


 レガ子が抱えているタブレットPCに表示されている12個の赤い光点を眺めながら、俺は久しぶりに怒りから来るどす黒いやる気が沸き上がるのを感じていた。




******************************************



今回の獲得ポイント(レガシィの経験値基準)


●移動走行距離ポイント:0ポイント


●撃破ポイント

 〇ガレドラゴン:3422ポイント(48ポイント×59匹)

 〇ガレドラゴンの卵:504ポイント(12ポイント×42個)


●消費ポイント

 〇ナパーム弾生成:-3ポイント(-1ポイント×3発)


現時点での総ポイント数:3万3774ポイント

 (3万2000ポイント到達でレベル17へ昇格達成)

 (レベル14、15、16へ昇格済で権利未使用)


※レガ子の獲得ポイント:レガシィの経験値基準から-58ポイント

 (武器クリエイトによる消費分など)

 (3万2000ポイント到達でレベル17へ昇格達成)

 (レベル14、15、16へ昇格済で権利未使用)


※主人公の獲得ポイント:レガシィの経験値基準から-32ポイント

 (装備クリエイトによる消費分など)

 (3万2000ポイント到達でレベル17へ昇格達成)

 (レベル14、15、16へ昇格済で権利未使用)



レベルアップに必要な獲得経験値の数値。

(異世界での走行は1Kmに付き1ポイントが自動的に付与されます)


レベル17 32000ポイント

レベル18 40000ポイント

レベル19 48000ポイント

レベル20 56000ポイント

レベル21 65000ポイント

レベル22 74000ポイント

レベル23 81000ポイント

レベル24 90000ポイント


クリス「カオル殿が悪い笑顔を浮かべているのじゃ・・・」


アリシア「いいなぁクリスちゃん・・・心配したお兄ちゃんがあんなにも怒るほど愛されていて」


ミャウ「ボクも兄ちゃんが怒り狂うほど心配されたいにゃっ」


リーゼ「でも、今回クリスちゃんが落ち込んだ原因って、どちらかといえば某男爵さんの所為だよね~」


レガ子「帝国の竜騎兵は完全に八つ当たり対象なのっ。でも暴れられるならどっちでもいいのっ!」

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