第1章 第39.1話・設定資料 ~第1章の登場人物紹介と地名などの設定のまとめ~
今回からしばらくの間、第1章の補完として人物設定紹介や主人公らの行動日程記録、その他のキャラ視点での番外編などを数回投稿していきます。
第1回目の今回は、第1章終了時点での登場人物紹介になります。
主人公視点で語られていた本編では紹介されなかったような、キャラクター達のフルネームや人物背景なども書いてあります。、
もしかしたら、中には2章以降で活用される設定があるかも・・・(苦笑。
ということで、前回までのおさらいです。
ロイドの上空に帝国の竜騎兵が飛来したので、レガシィの新装備で迎撃。
ちょっとやりすぎたものの、迎撃成功。
フェルトン家の夕食会でクリスの祖父母と対面。
そして8日目の朝が来た。
以下の内容は、すべて第1章・第39話(第46話)の終了時点でのものとなります。
■ 登場人物編 ■
【如月 薫】
(種族:自動車部品、職業:ドライバー)
レベル7(第46話時点)
○反応速度強化・レベル2
○視野強化・レベル1
○危険予知・レベル1
○パーツ製造スキル
(貯金0ポイント)
本作品の主人公。
身長170センチでやや痩せ型(筋肉はある)、黒髪・黒目の一般的な日本人。
10年以上前に父親が再婚したことで義妹(現在18歳)がいる。
見た目は不細工ではないが、イケメンでもない。
実はロリコン(ストライクゾーンは10~15歳くらい)で、そのきっかけはかつての義妹。
小いさな企画・コンサルティング会社の課長だったが、30歳の誕生日に愛車ごと異世界へ転移。
趣味は、アニメ鑑賞やエロゲプレイなど、アキバ系オタク文化全般を広く浅く網羅。
またサバイバルゲームも嗜む。
通っていた工業高校が秋葉原の隣駅にあったため、アキバ文化とは15年近くの付き合い。
機械工作や木工工作なども得意で、愛車の整備も出来る限り自分で行っていた。
使用武器は、炎を刀身に纏わせる事ができる魔剣「紅雨」と、魔力結晶化BB弾を使って攻撃魔法を打ち出すことができる魔銃「H&K USP」、そして魔力を防御シールドに変化させたり拳に載せて殴ることができる「魔力運用グローブ」
【レガ子】
(萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」でイラストを製作)
(種族:八百万の精霊、職業:痛い子)
レベル7(第46話時点)
○武装クリエイト能力
○プラズマアロー
○ファイヤーボール
○防御シールド発現
○アイスアロー
(貯金6ポイント)
主人の愛車に宿っていた八百万の神の魂が、異世界に転移した影響で力を得て、人型になって実体化したもの(ただし、その身長は40センチのお人形サイズ)。
外見は、黒髪ロングのストレートヘアが自慢の日本人形タイプ。
語尾に「なの」と付ける話し方が特徴。
エロゲやアニメが大好きで、、耳年魔。
そして戦闘マニア。
最終目標は、レベル100になって人間サイズで実体化し、身も心も主人公にささげること。
【レガシィ(2000年式 GF-BH5C型)】
(作者である自分が実際に乗っている愛車で、物語に登場するレガシィと同型・同年式になります(汗笑))
レベル7(第44話時点)
○車体変形・車高リフトアップ・レベル1
○車体変形・ビッグタイヤ化・レベル1
○車体強化・ボディ硬質化・レベル1
○タイヤ強化・防弾・防刃化・レベル1
○オーバーフェンダー化・レベル1
○追加装備・ラリー用ボンネットライト
○追加装備・ダブルチューブバンパーガード・フロント
○レガ子用シート
○武器艤装・垂直発射式噴進弾
○オプションユニット・偵察用無人ドローン
(貯金1ポイント)
スバルブランドを展開する日本の自動車メーカー「富士重工業」が発売したツーリングワゴンで、レガ子の本体。(実は作者が実際に所有している愛車でもある)
走行距離を経験値に換算してのレベルアップにより、ボディ形状の変更(進化)が可能。
ラッゲッジルームにある収納トレイは、女神による魔改造(加護ともいう)により、亜空間に無限に収納ができる「イベントリ」と化しており、しかも毎日0時に収納内容が登録時の容量や状態にリセットされる。
また燃料タンクもこの時にリセットされて自動的に満タンになる度同時に、車体の破損なども自動的に修復される。
レガ子による自動運転が可能。
また、第1章の終わりにはミサイル発射口というインチキすぎる武装まで着いてしまった。
【女神リーゼ】
(萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」でイラストを製作)
無数の次元世界が所属する「世界樹」の管理神で、レガ子や主人公を異世界に連れてきた元凶。
重度のポンコツで、主人公が女神から託された使命も、女神が過去にやらかしたドジの後始末である。
東欧系美少女によくありがちなややエキゾチックな顔立ちで、瞳の色はエメラルドグリーン。
髪の色は青味のあるシルバー系で、立ち上がっても髪の先が地面に届いてしまうほど長い。
身長は165センチくらいで、見た目の年齢は20~25歳くらい(実年齢は300億歳くらい)。
最初は巨乳を装っていたが、実は何重ものパットで持っていただけでAカップほどの貧乳体系。
次元世界に実体化するときには、女神の力の大半を世界樹に置いてこなければならない。
そのため実体化時には、本来持っている能力よりも、ポンコツ度のほうが圧倒的に勝ってしまう。
かなりのお酒好きだが、酔うのはやたらと早い。
実は、世界樹の管理を楽にするためにある事を行っていたのだが、それが後にとんでもない事に・・・。
【クラリス・フォン・フローリアス】
(萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」でイラストを製作)
主人公からは〝クリス〟の愛称で呼ばれることが多い、10歳の少女。
フローリアス王国のお姫様で3人姉弟の長女。下に母親が違う弟が2人居る。
(同王国は一夫多妻制。母親同士は仲がよいのだが、実家同士の仲が・・・)
エメラルドグリーンの瞳を持った白人系美人顔。
腰まであるウェーブが掛かった金髪で、両肩から前に出している髪は縦ロール状になっている。
〝賢者〟の二つ名を持つほど頭がよく、先見の明があり、さらに思考の回転が速い。
しゃべり方が古臭くて、態度がやや尊大でもある。
将来の夢は、王家の後継者争いからさっさと自分が外れること。
そのために最初は主人公を利用しようとするが、いつの間にか本気で惚れてしまったようだ。
【アリシア・エル・エステル】
(萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」でイラストを製作)
母親がエルフ族でと父親がハーフエルフ。
下に5つ年下の妹がいる。
実年齢は18歳だが、エルフ族は成長が遅いので見た目は10歳くらいでしかない。
性格が見た目に引っ張られる種族のため、話し方や仕草など、すべてが幼い。
そして引っ込み思案。
治癒魔法が得意。
髪の色は薄緑色で、足首近くまであるストレート。
瞳の色は青緑系で、エルフらしい美少女でもある。
実は背中に天使族の退化した羽の跡を持つ、先祖返りによる「エンシェント・エルフ」。
そのため、近くに居る人の心を無意識で読んでしまう特殊能力を持つ。
第1章の途中で、その能力が暴走した時に、主人公が身を挺して彼女の暴走を止めており、その時に背中の羽の跡が主人公の血を吸って赤く染まってしまっている。
そのため、主人公のことが大好きで、常に心の中で「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と呟いている。
帝国はアリシアの身柄そのものを狙っているらしい。
【ミャウ・エレメンタイン】
(萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」でイラストを製作)
獣人自治区にあるネコ族の村で育った少女。
母親は村の巫女で、父親は戦士。他に祖母がいる。
実年齢は6歳だが、獣人は成長が早いため見た目は10歳くらいである。
こげ茶色の髪の毛で、長さはショートとセミロングの中間くらい。眉毛の上で切りそろえた、ぱっつん系のヘアスタイル。
瞳の色は金色で、美人というよりも、可愛い系の少女。
頭の部分には髪の毛と同じ色の毛に覆われたネコミミが出ていて、左耳の先っぽ部分が白い。
話し方の語尾に「にゃん」をよく付ける。
とにかくよく動き、俊敏。
主人公のことは「あんちゃん」と呼び、「大好き」と公言するほど懐いている。
【如月久美】
(萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」でイラストを製作)
親の再婚によってできた、主人公の義妹。
18歳の女子高生。
幼い頃は主人公にやたらと懐いていたお兄ちゃん子だったが、いつからか兄のことを避けるように。
最近では、顔を合わせれば主人公に「キモイ」などの暴言を吐いていた。
第1章まででは、メールの文面でしか登場しないが、この後に投稿される番外編で、彼女が主人公のことを本当はどう思っているのかなどが語られる予定(ぉww。
ちなみに極秘扱いの初期プロットでは、物語の中盤以降に大活躍する設定もあるのだが・・・はたして実際の物語上ではどうなることやら。
【メイベル・ルィーズ・アシュレイ】
(萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」でイラストを製作)
フローリアス王国の各地に支店を出しているメイベル商会の創業者。
創業の地は、王国最南端の町ベルド。
ハーフエルフの少女で、実年齢は29歳だが、見た目は15歳くらい。
白髪、赤目が特徴の美少女。
エルフ族の遺伝子なのか、やはり胸は小さい(Aカップ)。
根っからの商売人で、関西人風のへんな話し方をする。
【ベル・ジエール】
(萌えキャラアバター作成サービス「きゃらふと」でイラストを製作)
ベルドの町に住む猟師で、19歳。
赤毛のショートヘアで、瞳の色は青の、ちょっと好戦的な顔立ち。
身長は160センチくらいで、けっこう筋肉質。
胸の大きさはBカップぐらい。
実はベルドの町長でるドルカス・ジエールの娘で、親の反対を押し切って猟師の仕事に就いている。(母親の名はサーシャ・ジエール)
得意の武器はショートソードと弓。
【サイモン・ヴィストヴォルグ】
ベルドの町に住む猟師で、年齢は35歳(見た目は40~50歳)。
身長は180センチくらいで、銀髪、ガッシリ系の体格の大男。
熊のようなヒゲ面で、いかにも猟師といった風貌の一見怖い顔付だが、実は子供好き(ロリコン的な意味ではなく)。
使用武器はバトルアックス。
【トニー・クリケット】
ベルドの町に住む猟師で、19歳。
ベルの幼馴染で、ベルに淡い恋心を抱いている。
(ちなみにベルの眼中には彼は入っていない)
身長は160センチくらいで、茶髪、茶目の優男風の見た目。
乗り物の振動に弱く、すぐに酔う。
弓の名手だが、とにかく存在感が薄い。
【ゲール・ジャカール】
サージ村で復興支援を行っていた王国軍の隊長。
41歳、独身。
本来は王都の警備隊隊長なのだが、領土の南を荒らしていた盗賊段討伐のために、王都から遠征してきていた。
クリス(クラリス姫)はちょくちょくお忍びで王都の街中を歩き回っていたため、ゲール隊長と面識があった(お忍び闊歩中の姫様回収班的な意味で)。
平民出身で、現場たたき上げで隊長にまで出世した人物のため、剣の腕前はかなりのもの。
平民の気持ちがわかるため、隊員らからの信頼も厚い。
【マロウ・フェルトン】
クリス(クラリス姫)の母親の兄で、伯父にあたる人物。
40歳、青い瞳の銀髪で、独身。
身長175センチほどで、筋骨隆々。
身体を鍛えるのが大好きな肉体派。
とにかく豪快な性格で、王国騎士団を統べる騎士団長の地位に就いている。
少し歳の離れた妹を溺愛しており、その妹が王室に嫁ぐことが決まった時に、王に「妹を泣かせたらぶっ飛ばすぞ」と凄んだ事が気に入られて、騎士団長になったという逸話も・・・。
今では、その妹が産んだ姪っ子のクラリスをかなり溺愛している。
【テオ・ロンベルグ】
フェルトン家の侍従長を務める老人。
若い頃は騎士団に勤めており、先々代の騎士団長で〝剣聖〟の異名も持っていた。
今もその剣技の冴えは衰えず、屋敷の主で現騎士団長のマロウ氏でさえ、模擬戦で10回中4回くらいしか勝てないという。
【ブラッド・ヒュル・マクダウェル】
魔導帝国皇帝。
かつてこの大陸にあったミノア帝国が復活させようとしていた古代魔導器(女神リーゼの忘れ物)を阻止するために、30年前に女神リーゼがこの異世界に送り込んだ、元アメリカ人。
この世界に来た当事は高校生だったが、今ではいいおっさんになっている(はず)。
魔法全般で才能を発揮する加護をリーゼにもらってミノア帝国を倒したが、何を思ったのか自分がその後の皇帝の座に納まり魔導帝国を建国。
そのまま、危険とわかっているはずの古代魔導器の復元を始めるが、その真意は不明。
かつてはゾンビ好きの青年だったらしい。
■ 地名編 ■
【フローリアス王国】
アトラータ大陸にある諸国の中では、現在最も歴史が古い王国のひとつでもある。
領土は大陸の中央部の南側に位置するが、最南端ではない。
領土の南側には不可侵の〝竜の森〟があり、そこより南がどうなっているのかは不明。
▼ベルド
王国最南端の町で、〝竜の森〟との国境がすぐ近くにある。
半城壁都市だが、規模は町レベル。
町の人口は100人ほど。
町の西側に広がる広大な果樹園が主力産業となっている。
果樹園で栽培されている作物は、〝パル〟と呼ばれるオレンジに良く似た柑橘系の果物。
建物の多くは木造と石造りの複合建築で、木材で柱と梁などの枠組みを作り、外壁の1階部分は石を積み上げ、2階部分は漆喰のようなものを塗り固めている。
道路の整備状況はかなり良く、町内部の道路はほとんどが石畳で舗装されている。
▼サージ村
ベルドの隣村で、20件ほどの集落。
村の外に広大な麦畑を有しており、小麦の栽培と収穫が主力産業。
盗賊団に襲われて一度村が破壊されており、現在は復興作業中。
▼ロイド
ベルドと王都の間にある、丘などを活用した大きな城壁城塞都市。
街の面積はベルドの4倍近くあるが、その多くが貴族や軍関連の施設で占めており、純粋な住民の人口はベルドの倍ほどでしかない。
王国騎士団の本部があり、常に6~7の騎士団部隊が駐留している。
▼獣人自治区
王国の東側(ベルドの北東部)にある、獣人のための自治地域。
王国の一部であるが、人間とは生態やルールなどが違う獣人らのために、初代国王が設けた自治地区となっている。
自治区の中には、ネコ族、イヌ族、クマ族、オオカミ族、ウシ族、キツネ族の村があり、それぞれが獣人自治区の中央にある御神木を中心にして離れた位置にある。(御神木の場所で各村がつながっている)
▼ハーフエルフの村
村の正確な名前は現時点では不明。
人間よりも寿命が長いハーフエルフらが集まって作った村で、王国からエルフ族の聖域へ向かう場合の入り口にもなっている。
場所的には、獣人自治区のさらに北側になる。
似たような村が、近隣に3つほどあるらしい。
【魔道帝国】
旧ミノア帝国をほぼそのまま平定して30年前に建国。
フローリアスの北側に位置しているが、間に共和国を一つ挟んでいるため、国境はまったく接していない。
帝国の名前が示すとおり、その領土内には複数の国や領地を内包しており、複数の国や領土を一つの概念や共通意識によって取りまとめている。
現在の皇帝が行っている政策は、中央が開発した魔導器を広く領民に普及させ、生活を豊かにさせること。
これによって多数の国や民族が一つの概念の下に繋がり、帝国の保護を受けている。
また、帝国からもたらされる魔導器による豊かさへの憧れから、従来帰属していた国を裏切り、帝国に保護を求める領主が増えてきており、これが帝国と周辺諸国との争いの火種にもなっている。
一見すると、悪ではなく善のように見える帝国だが・・・。
【アトラータ大陸】
フローリアス王国や魔道帝国がある大陸。
この異世界と、主人公が住んでいた世界(元の世界)が双子世界として繋がっていた時には、互いに人や文化が行き来し、交流があった。
(双子世界:2枚の世界樹の葉(次元世界)が一つの葉柄で繋がっていた構造)
元の世界ではアトランティス大陸として、伝説が残っている。
ちなみに惑星の裏側には、ムー大陸伝説の元になった大陸があり、こちらには魔族が主に住んでいる。
■ その他 ■
【世界樹】
多次元世界全体を遠方から眺めることができたと仮定すると、その姿は巨大な広葉樹の姿になる。
樹木に実った葉の一つ一つが一つの次元世界となっており、葉が芽吹いたときがその次元世界(宇宙)が誕生した瞬間となる。
逆に葉が枯れて世界樹から落ちることもあり、そのときにはその次元世界(宇宙)が終焉を迎える。
世界樹の周囲には、さらに無数の世界樹があり、管理神はそれぞれの世界樹に一人だけ存在する。
管理神は世界樹が虚数空間に生まれた瞬間に、世界樹の中に同時に誕生し、根っこに近い幹の部分の内部に管理者空間を作って、そこで暮らしながら、世界樹の生育だけを目的にして、各次元世界(葉)に供給されるマナ(栄養素)をコントロールしている。
そのため、管理神が世界樹の生育に害と判断した場合、その次元世界(葉)は間引かれて管理神の手で滅ぼされてしまうことも多々起きる。
レガ子「サイモンさんとかゲールさんの本名がなんかかっこいいのっ」
作者「ファミリーネーム考えるの大変だったんだよ・・・・(汗)」
アリシア「お兄ちゃんの妹さん・・・私達のお義姉ちゃんになる人のことも書かれているの」
クリス「クミ殿のお話は、なんでも番外編で出るらしいぞ」
ミャウ「ボク視点の番外編はあるのかにゃ?」
リーゼ「なんか、私のところに不吉な記述があるのですがぁ~~(涙)」