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プロローグ 第3話 ~女神様は悪霊?~

過去に投稿した2話分のサブタイトルの付け方を変更しました。

初めてのラノベ投稿なので、サイトの使い方などが分からない部分も多く、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。



廃車になりたくないと愛社の魂が願ったら、世界の管理神が願い受理。

ついでにレガ子誕生。

そして管理神は女神で怨霊っぽい人だった?

「ほらっ、やっぱりレガ子は捨てられちゃうんです! きっとオーナー様も16歳になったババァよりも、生まれたての無垢な娘っ子(新車)の方がいいんですよねっ!!」


やばい・・・・

レガ子が暗黒面に落ちかけている・・・。


話題を変えよう。



「と、ところで、さっき言っていた〝上位存在の神様〟っていうのは何者なんだ?」


「むぅ・・・ オーナーさまがあからさまに話題を変えようとしています」


なんだ、拗ねてむくれた顔もかわいいじゃないか。


「だいたい、俺は昨今の新車は嫌いなんだよ」


「なんで? 男の人はみんな若い処女(新車)が好きなんじゃないの?」


まぁ一般的なドライバーはそういう人が多いだろうな。

(処女厨うんぬんは別として)


「今のクルマは、安全基準の問題とかでボンネットの位置が高くて、フロントが厚いデザインばかりだからスマートな感じがしないんだよ」


「おデブが多いってこと?」


新型車のオーナーさんらに怒られそうな発言だな(汗。

もし昨今のクルマの魂がこの世界に具現化したら、お前ボコられるぞ。


「なによりマニュアルミッションの設定がある車種が減っていて、運転する楽しみがない!」


「調教のしがいがないって事?」


おぃ、どうしてそうも俺のことを変態認定したがるんだ?


「自動ブレーキやらレーンキープやら運転を便利にする装置を増やすのもいいけれど、大切ななにかを忘れている気がするんだよ」


「ふ~ん オーナーさまはM属性もちっと・・・(メモ」


こら、何をメモっている。


「だから、出来ることならずっとコイツに乗っていたいんだよ」


「でへへへ・・・・(赤面」


チョロイな、こいつ・・・。


あごの下辺りで両手を組んで互いの人差し指を動かしながら、アームレストの上でクネクネしているレガ子を見て、機嫌が直ったことを確認。

もう一度さっきと同じ質問をしてみる。


「で、〝上位存在の神様〟って?」


レガ子は人差し指を唇に当てながら、考えるようなしぐさで


「う~~ん、説明するのが難しいです。オーナーさまがいた世界や今のこの世界が所属している〝世界樹〟を管理しているエライ人だって言っていました」


「世界樹?」


世界樹って神話とかに出てくるアレか?


「レガ子にはよく分かりません・・・こちらの世界に移動するときに女神さまからイロイロ教えていただいたのですが、レガ子はバカなので覚えられませしたっ(てへっ」


どこかのアニメキャラのように〝テヘペロ〟ポーズを決めているレガ子を横目にため息。

そっか・・・俺の愛車はおバカだったのか・・・。


「ところで移動時に神様に会って話を聞いたって言ったが、俺は会った記憶が無いんだが」


「オーナーさま、見事に気絶されていましたから」


「うぐぅ」


我ながら少々情けない・・・

そういえば、俺はなんで気絶したんだっけ?


「でも、オーナーさまは女神様にお会いしたことありますよ?」


「え?」


そんな高尚なお方といつ会ったんだ?

まったく覚えていないんだが。


「ほら、あっちの世界で最後に停車していた山道で」



「あの怨霊みたいなのが女神さまだったのかよ!!」



マジで驚いたよ。

主人公が語っている最近の新車に関する意見は、ほぼ自分が思っている事です。

レガ子が思ったことについては・・・ノーコメントで(汗。

 

プロローグのお話しはもうちょっとだけ続きます。

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