異世界
変身した真衣は自分の姿を見て何が起こっているかわからない様子だった。ピンクの衣装、ヒラヒラのスカート、胸の所ににリボン、ゴスロリような衣装だ。
「真衣、君は魔術少女になり異世界の生物と戦い平和をもたらすんだ。」
「わかった」
真衣は返事し体勢を整える。
突然風景が変わった。
今までいた住宅街がいっぺん暗闇で巨大なオモチャ達が転がっている風景へと変わった。
「ここは魔術世界の一部ここで魔術少女は魔獣と戦う。」
僕はそういい真衣を説明した。
真衣は拳銃を二丁取り出し魔獣タコへと銃を撃ちながら向かって走り出す。
タコは二人を盾にする。
「真衣、魔術を使うんだ!!」
真衣は魔術を展開させ、銃を連射する。二人の女子の身体を弾丸が通り抜けタコ本体に直撃する。
タコは怯み二人の女子を手放した。その瞬間に真衣は魔術を使い確保する。どうやら二人とも気絶している。
それを見計らった真衣は魔術で弓を取り出し光輝く矢をタコの頭部
に連射する。黒い液と煙を出し続けるタコ。暴れるタコの触手に真衣は当たって吹き飛ばされる。
タコは巨大なオモチャ達を触手で掴み投げ飛ばしてゆく。
それを魔術で防御してゆき真衣は立ち上がりタコの中心に弓を構え狙いを定める。
光の矢が大きくなり最高になるまで保ち続ける。
タコが身を捨て突進してくる。
狙いを定めた真衣は矢を放つ。
そのタコの中心に矢が突き抜けていきタコは光の粒子となって散らばった。