何故ネアンデルタール人は滅亡したか?
私は基本ネアンデルタール人に興味が無い。デニソワ人も。ただ滅亡には興味がある。人類は何が優秀だったのか?人類の特徴を深く知る事が出来る。まあ必ず優れているとは限らない。ただし、人類の繁栄は異常なのだ。その異常さは炭素量でよく示される。
虫もすごいが、虫は種類を増やす事で増えてるため1種なら人間が圧倒的だろう。そして体の大きさが違う炭素量が圧倒的だろう。なら植物か?これならすぐ言えるのは、人間が食べるものは人間より多い可能性がある。それは牛や豚や鶏も可能性がある。馬や犬や猫も食べないが多いだろう。
人類史上最も長く生きたエレクトスがどうか?これは単純あらゆる面で脳に関わる能力が次の世代の劣化版。ネアンですら滅んだ、ゆえにエレクトスが生き残れるわけがない。ただ単純にネアンが滅ぼしたわけじゃない。ネアンが生き残れた状況で生き残れなかった劣化版これが大きい。
それまでの環境と違う何かしらの過酷さがあったのだろう。
それは決めつけじゃないか?まあ根拠はある明確な脳容量の差。ただしエレクトスはそれまでの人類とは一線を画す脳容量。ただその後の集団が大きすぎたのだ。もう1つは結果石器の変化が乏しすぎるし単純。むしろ何百万年も生きてこれか?って技術停滞を感じるほど。頭の大きさと創意工夫の無さが比例してる。
たかが石器で?いやだからこそ今の人類は圧倒的なのだろう。石器がしょぼかったので、それなりの集団しか作れなかった。今の人類は生存競争ならもっと増える事が可能。それが出来ないのは人類自身の敵が人類になってるから。増えすぎて自身が生存を脅かす敵になったのでこれ以上はまず増えないだろう。
もう1つは増えすぎて地球環境が箱になってしまった。箱にこれ以上はいらない。現代の人類はネアンやエレクトスに対してまだ余力のある生存能力。石器がいかにしょぼいかこれで分かると思う。
もうすでに主流となってる滅亡した人類との差は、集団規模の違いになる。だが私その差の原因は聞いた事があまりない。何故か?集団規模は事実だから。後はこじつけ?になる部分がある。それを承知で聞いてほしい。数少ないこじつけから抜粋したものを書いていく。
重要な違いは2つしかない。言葉にまつわる身体的変化と身体の頑強さだけ。重要なのはこれら2つの要因が絡み合って織りなす複数の原因が決定的な差になった。
まずはこれがとてもややこしいのを出す。身体の頑強さはネアンの方だ。は???となる。何故事実を元に話してるのに原因の方は余り広まらないのか?ややこじつけ臭いんだ。ネアンは身体が頑強すぎて近接戦闘に頼りすぎた。多くの人が指摘してるが人間はやたらと投げる能力が高くて、野球ってのは実に人間的スポーツなのかもしれない。
槍や石を投げたんだ。人間は当初からアウトレンジ戦法が得意だった。これは分かると思うが命中精度と1つ1つの殺傷能力は低い。必然的に集団の規模は大きくなる。長篠の戦いが良い例だ。3段うちは間違っていても圧倒的な弾丸の雨あられが信長を勝たせたんだ。そもそも兵数が多い、あれは物量作戦だ。
何を当たり前な、そうでもない少ない数で戦えば分け前が多いんだ。ここが見落とされがちなのでネアンが少数精鋭を選ぶ理由がこじつけ臭いんだ。戦争は比喩で出しただけで、本質的じゃない。この利益配分と言うのが大規模集団の大きなデメリットなんだ。
なぜ人類は勝利したのか?ばかりに目が行くから大規模正義になってしまう。ネアンにもちゃんと戦略があるのだ。そしてそれは人類も納得できる。人は弱いから仕方なく取った戦略なのだ。
また信長になるが、尾張兵は弱いとよく言われる。これは嘘と誠がある。まことゆえに、信長は大規模戦闘を心がけた。次に初期信長はそれゆえに当たって駄目ならすぐ撤退を何度もやってる。後期と比べるとかなり無茶に見えるがこれがかなりうまく行ってる。生涯を通じて信長は逃げ上手になる。
その失敗は本能寺なんだろうなと思うほど逃げるのが上手い。誠の方は常備兵ゆえに一部はかなり訓練を頻繁にしていたのと、信長は側近は精鋭を集めて固めていた。当然側近も兵の一人。常に雇ってるからその代わりに鍛える。これが弱いか?まあ多分経済的に全部じゃない。
もう1つ重要なのは、これがかなり大事だが、常備兵ゆえに信長は戦線を多数抱えて移動させると言う戦略を使っていた。農民兵じゃまず無理。初期の戦略がやがて強い集団の戦略になっていく。ここがキー。これがネアンとサピエンスのその後を決定づけた。
後はややこしくない。ネアンは大規模戦略をとりたくても出来なかったのだ。ネアンはおそらく流ちょうに話せなかったとみられている。能力はあっただろうとみられている言語に関わる遺伝子が人類と同様にあるから。でも発声に大きな差があって人類ほど器用に話せなかった。
言葉を使ったコミュニュケーションに難があるので複雑な社会形成が出来なかった。後は良く言われるが神の信仰になる。これもネアンは神を生み出せなかったというより集団で神が共有できなかった。ここが言葉を流暢に話す部分。神の創造に差があったか?それは分からない。ただ言語で共有する能力が欠けていたのは確か。
他は横じゃない縦になる。石器技術の詳細を後世に残すための言葉が無かった。まあこれは後世と言っても文字じゃない。細かい部分を言語で伝えられないので、伝える情報精度と量が足りないんだ。これはただ2つが絡んでいる。大規模ゆえに進化が早いのと、大規模ゆえに集団の誰かは正しく伝わってる点。
後はこれはデメリットもある。大規模ゆえに狩りつくしてやたらと頻繁にサピエンスは移動するんだ。これはサピエンスが通った道は絶滅だらけって証拠が残っていて、想像で書いてない。この移動が、人類集団をさらに多数の地に拡大する効果があり、1地域の絶滅があっても他の地域からまた移動しまくりのサピエンスがやってきて埋めると繰り返す。
実際局所的にはサピエンスは何度も絶滅している。地球規模で絶滅したこともある。そのたびに他の地域から移動してきた集団が空白を埋めて人類全体ではむしろ増えるような結果になっている。
実はもう1つあるがこれは判断できないから2つに絞ってる。寒冷適応と頑強な肉体はスタミナ重視の高速長距離移動に向いてない。これはマラソン選手と短距離選手の体つきを比べればわかるだろう。寒冷適応は逆にオーバーヒートにまず弱い。次に手足が短い。身長が低くて手足が短いのでこれはかなりの人類との差になる。
ただこれは頑強な体と寒さに強いと言うメリットの裏返しなのだ。どっちか得なのか?良く分からないので第3の因子とするのをやめた。
言語の流暢さで重要なのは、即時の連携にものすごく関わる点。狩りのスタイルが全く違う。ネアンは大規模にした時緻密な役割分担が恐らくできない。即時の連携をするのに聞き取りやすい言語を話せないからだ。これは致命的だと思う。卵が先か?鶏が先か?分からないが、どっちみちネアンは大規模にしたくても出来ないのだ。
言葉が詰まりがちではっきりと話せなくて、カタコトっぽくなりがちな集団とサピエンスは組んで狩をする気になるか?(事前の狩猟計画も含む)言語能力に問題があるわけじゃない、発生に問題がある。歌が作れるが歌が下手なのに似てるかと。どんなに良い歌を作ってもそれが良い歌だと証明されることはまずないだろう。
追記:
すごい重要なの思い出した。人類が大集団化した理由に、哺乳動物が大集団を作れない理由に喧嘩するから。それを家畜化は抑える。人類の自己家畜化は人類が大集団になったとても重要なキー。実際羊とか、かなり大集団になるのは、この影響だと思う。人類は大集団にしたくて羊を家畜化したわけじゃない。
家畜化すると大集団が維持しやすい。自己家畜化って何?集団を乱す攻撃性を群れから排除していった。これ多分後世の歴史時代でも似たような事をしてる。犯罪者も下手したらそうかもね。人類は歴史時代になってからも家畜化に反する遺伝子を持った可能性がある個体を群れから隔離してる。




