エピローグ41 【【芳一】達のその後】41/【果音】へ教える4
【芳一】の説明をざっと聞いた【果音】は、
「凄ぉ~い。
【芳一先生】の作品って全部面白そうだよね」
と言った。
【芳一】は、
「あぁ、ありがと」
と答えた。
「先生・・・」
「え?
な、何かな?」
「抱いて・・・
って言ったらどうするせんせ?」
デジャブ?
昨日聞いた様な台詞だ。
「だ、抱いてって・・・
お、大人をからかわないでよ・・・」
「先生はいつまでも子供で居てね。
ずっとピュアなままで居て・・・」
「ピュアって・・・
君の方がピュアだと思うよ」
「先生は私達の中で【那瑶】を選ぶと思う。
それは私も解ってる・・・
だから先生と恋人になろうと思ってないよ。
でもさ、思い出にと思ってさ・・・
って言ったらどう思う?」
「それ、似た様な事、【詩種ちゃん】にも言われたよ。
どうしたの君達?」
「ううん。
何でもないよ。
・・・先生、私にも専用のキャラクターをデザインしてちょうだい。
完全オリジナル。
私をイメージしたキャラクターをさ。
それで先生の事を諦めるからさ。
【那瑶】と結婚したら私達はお姉さんって事になるよね。
弟はお姉さんの言う事を聞きなさい。
これは命令よ」
「よくわからないけど、君用のキャラクターデザインなら作るよ」
と言って、【果音】専用のデザインを作った。
それを見た、彼女は【詩種】と同じ様に【芳一】の頬にキスをして、
「ありがとね、先生。
後で私も【夕理】に作ってもらうよ。
出来たら一番最初に見てよね。
創作者として。
お願いね。
約束だからね」
と言ってハグをした。
【芳一】は動揺しながらも了承したのだった。




