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エピローグ30 【【芳一】達のその後】30/小説の作り方4

 また別の手紙では以下の内容にしている。


 小説の作り方の基本 レッスン1

 小説の作り方としては【書き出し】と【結末】を作って、その間を埋める様に作ったら作りやすいかと思います。

 例 花子さんは旅行から帰って来ました。

 この場合、【書き出し】は主人公が花子さんという事、【結末】が旅行から帰ってきたという事になります。

 これに途中を味付けして行きます。

 【北海道】というキーワードを付け足せば、

 花子さんは旅行から帰って来ました。

 が、

 花子さんは北海道旅行から帰って来ました。

 になります。

 この様にして、味付けをして、文章を付け足して行けば、自分が書きたいエンディングに向かって小説を作る事が出来ます。

 同じ様に、【蟹とラーメン】というキーワードを足せば、

 花子さんは北海道旅行から帰って来ました。

 が、

 花子さんは北海道に行って蟹とラーメンを食べて帰りました。

 になります。

 これだとまだ一文ですが、もっとキーワードを足して複数の文章にする事も出来ます。

 更に、【登別温泉】と【時計塔】を足してみましょう。

 花子さんは北海道旅行に行って蟹とラーメンを食べて帰りました。

 が、

 花子さんは北海道旅行に行きました。

 函館では蟹とラーメンを食べました。

 登別温泉では引っ越した幼なじみに会いました。

 札幌の時計塔では記念撮影をしてきました。

 新千歳空港から東京へ戻って来ました。

 になります。

 【書き出し】の花子さんという文章から結末の【帰って来た】の間に花子さんが行動した北海道旅行を描いています。


僕の作品での例

【ファーブラ・フィクタ】

 【芦柄(あしがら) 吟侍(ぎんじ)】はラスボス、【クアンスティータ】を引退に導きました。

 これに味付けすると

 【芦柄(あしがら) 吟侍(ぎんじ)】は子供の頃、さらわれた友人達を助けるために【四連星(よんれんせい)】の一つ、風の惑星、【ウェントス】に救出活動に行きました。

 途中、数々の能力を持つ、最強の【化獣(ばけもの)】/【クアンスティータ】が誕生してしまいました。

 誰もが恐れる、最強の化獣【クアンスティータ】は純粋な性格をしていますが、それ故、悪人達に利用されてしまうという危険性を持った危うい存在でした。

 そんな最強のクアンスティータと真っ正面から向き合い、【クアンスティータ】はやがて、【吟侍】達に惹かれる様になります。

 そして、自分が最強である限り、悪人達に狙われると感じた【クアンスティータ】は【吟侍】達の導きに従って自分の力を捨てて、生きる道を選びました。

 となります。

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