エピローグ27 【【芳一】達のその後】27/小説の作り方1
【芳一】が当時の弟子に教えて居た【小説の目線】については以下の様な例を挙げている。
その【手紙】の一部を公開しよう。
プライベートな内容のため、一部内容を伏せたりするのはご了承いただきたい。
では、早速書かせていただきます。
まずは、メールで書いた事の復習ですね。
メールを見なくてもこの手紙を見れば良い様に書いておきます。
まずは、初めて書く人が面白い事が書けない理由ですが、最初に書く人は面白い事を書こうとして面白い素材だけを集めて作ろうとしますが、面白い物だけでは整合性が取れず、矛盾が生じるという事を書きました。
次にわかりやすさとわかりにくさです。
幼稚園児にもわかるように書くのが人を惹きつける書き方ですが、それだけだと展開が読めて読者は離れますので適度な謎が必要となります。
わかりやすさは日常的な事にとどめて謎を作って行くことが面白い小説の条件となります。
次に謎の作り方です。
一番簡単なのが推理小説の犯人です。
犯人イコール謎という事になりますので、犯人のアリバイを崩すのが謎解きとなり、犯人が見つかったけど、その犯人を影で操っていた黒幕を捜すのが次の謎になります。
不思議な力を持った異能力バトルでは能力自体が謎となり敵の不思議な力を破る事が謎解きになります。
次の敵が次の不思議な力を持って現れる事が次の謎になります。
これが恋愛物でも変わりません。
恋仲になる相手の気持ちがわからない状態が謎になり、相手の気持ちがわかり両思いになった所で謎が解けます。
新たな謎としては、新しい恋敵が登場し、恋愛の相手がその恋敵と話したりして相手の気持ちがわからなくなった状態を言います。
こうやって、わからないものを作ってそれを読者にわかりやすい様に解いていくのがストーリー構成になります。
次に強さと弱さの関係です。
【最強】という言葉は物語を盛り上げますが、あまり多用はお勧めしません。
たくさん使用するたびにこの言葉はチープになっていくからです。
【最強】キャラがコロコロ入れ替わる物語よりも1つの【最強】キャラがデンとかまえている方が物語として重厚感がでます。
AはBより強いというイベントを用意してBが世界一になるなどのエピソードを付ければAはより強いという印象になります。
Aはあまり動かず、周りを動かす事でAの神秘性が増します。
また、虫が苦手などの意外な弱さをつけることによって親近感が沸き、そのキャラクターの魅力につながります。
ここまでがメールの復習になります。




