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エピローグ13 【【芳一】達のその後】13/【茉城 那瑶(ましろ なよう)】との馴れ初め2

 とりあえず、死なれては困るとして【芳一】はまず、【茉城 メアリー】と会うことにした。

 ハーフとの事だったが、手紙の内容からすると恐らく【日本語】は出来ると考えて、【メアリー】と待ち合わせをした。

 待ち合わせと言えば、昔は【カラオケボックス】を利用していたと思うが今はそんな【カラオケボックス】は存在しない。

 また、【板橋区】と【練馬区】の間に【狭間区】と言うのも存在していない。

 それらは【芳一】が覚えているだけの事だった。

 【芳一】は、とあるファミリーレストランで話す事にした。

 【芳一】は、

「初めまして。

 【唯野 芳一】です。

 ごめんなさいね。

 こんな格好で」

 と言った。

 【メアリー】は、

「初めまして。

 【茉城 メアリー】と言います。

 お若いですね。

 本当に50代なんですか?」

 と言った。

「いや、【メアリーさん】こそお若いですよ。

 20代だって言ったっておかしくない」

「ありがとうございます。

 先生にそう言っていただいて嬉しいです。

 出来たら私も先生に・・・

 と言いたい所ですが、私は4人の子持ちですし、何より、娘が先生を強く求めていますので・・・」

「娘さんの様態は?」

「はい。

 私が先生とまずお話してくると聞いてから少し、食べるようになってくれました。

 まだ立ち上がれると言う程ではありませんが」

「そうですか。

 それは少し安心しました。

 でも、結婚というのは・・・」

「そうですよね。

 無理なお願いだと言うことは解っています。

 ただ、先生の作品に小さい頃から触れていて先生みたいな作家になりたいと夢も持っていましたので」

「娘さん、作家志望なんですか?」

「あ、はい・・・

 でもまだ知識が浅くて・・・

 先生の作品からインスピレーションはいただいている見たいですが、まだ、最後まで書き上げた事は一度も無いみたいで、自分の才能の無さを嘆いていた事もあります。

 どうやったら先生のように色々思いつくんでしょうかね?」

「僕が全部答えを教えてしまったら娘さんは伸びないと思いますが、良かったら小説の作り方とか考え方なんかをレクチャーしましょうか?

 小説の先生という形で。

 まぁ、弟子を取ると言うほど大成していませんが、以前にも1人弟子を取っていた事がありまして。

 教える事は少し出来るかと・・・」

「本当ですか?

 じゃあ、小説の先生として弟子入りさせていただいても。

 受講料はいくらお支払いすれば?

 100万くらいですか?」

「いやいやいや。

 お代はいただけませんよ。

 あくまでも年の差のあるお友達としてで結構です」

 と言う話をしていた。

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