ラノベ作家と担当編集
「打ち切りです。」
俺、国久 治。17歳。高校2年生。
冬休み前の12月中旬、俺のライトノベルを出版している
いや、出版していたイナズマ文庫の本社にて。
たった今、連載中の「俺の推しのVTuberが嫁だった件」
通称「推し嫁」が打ち切りを言い渡された。
「え……な、なんでですか!やっと人気が出だしてこれからだって言うのに……」
こうなった成り行きを説明しよう。「推し嫁」は、去年の夏頃から連載された俺のデビュー作だった。
最初は人気が無かったものの少しづつファンを獲得して行き
その年の冬には50万部も突破した人気作だ。
しかしそんなに順調に行くはずもなくすぐに人気が落ちて悩んでいた。 さらにそこに追い打ちをかけるように俺の宿敵であり幼馴染でもある新人天才作家の、東山 日向が現れた。
彼女が持ち込んできた作品は瞬く間に連載が決定した。
しかしその時イナズマ文庫には連載作家の空きが無くそれで人気が落ち始めていた俺の作品を編集社は打ち切りにした
というわけだ。
「ごめんなさい。あなたの気持ちも充分わかるわ。でもね 編集社の社員は皆、東山先生の方が売れるって言っててどうしようもないの。」
そういったのは今の俺の担当編集の「南川 雫」彼女は
ラノベ作家の俺を第一に考えてくる頼れる編集だ。
「雫さんどうにかならないんですか?こんなの僕、納得出来ませんよ。」
「私は反対したんだけど編集長もOKしていて……」
「わかりました。推し嫁は打ち切りで良いです。また新作ができたら持ち込みに来ます。今までありがとうございました。」
「治君…」
そう言うと俺はイナズマ文庫の本社をあとにした。
「どうして、どうして俺がこんな目に合わなきゃならねぇんだよ。クソ、ここまでたくさんの努力をしてきた。なのに、なのにどうしてあいつに連載取られちまうんだよ。」
俺は全力で走りながらそう言った。
「絶対あいつに、東山 日向に買って編集社の奴ら皆、見返してやる。もうすぐ冬休みだ。時間はたっぷりある。この冬休みの間に新作を書き上げて東山 日向から連載を奪ってみせる!」
冬休み直前、俺、国久 治は、新人天才作家であり幼馴染の東山 日向に負けたのだった
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