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後天的な嘘つき

作者: まめめめ

 先天的な嘘つきとは

 生まれたときから嘘をつく人……という意味で言いたかったのではありません

 嘘には 先天的な嘘 と 後天的な嘘 があります


 相手をだますつもりで書いた嘘

 結果的に嘘になった嘘


 後天的な嘘の特徴は、その言葉が吐かれた瞬間は、嘘でも真実でもないということです

 というか、どちらかというと真実に近いことが多い

「あと五分で起きる……」

 これは、先天的に嘘因子を持った、後天的な嘘の代表例


 過去に対して使う嘘は、先天的な嘘であることが多いです

「ちゃんと宿題やったの?」

「やったよ(やってない)」

 事実とは違うことを言っているので、これは嘘として発言された嘘ですね

「ちゃんと宿題やったの?」

「やったよ(終わらせたとは言ってない)」

 これなら間違ったことは言っていないですが……明らかに騙そうという意思があるので嘘と言っても良いでしょう

 つまりこれも、先天的な嘘


 過去に対して使う嘘が、後天的な嘘になることもあります

「鎌倉幕府は1192年に設立されたよ」

 私が学生時代なら、これが真実でした

 今はなんか、1185年ってことになってるらしいですけどね

 つまり、昔の先生たちは嘘をついていたことになる

 これはいわゆる後天的な嘘です


 歴史とかに限らず、個人でも起こり得ます

「ちゃんと鍵閉めて出た?」

「閉めたよ(閉めたつもりではある)」

 嘘をつくつもりはなかったんでしょうね

 本人は、鍵を閉めたつもりでいた

 でも実際は閉めていなかった

 家に帰って「あらまあ、鍵が開いているじゃないの」と気がついて、初めて嘘だと判明する

 これも多分、後天的な嘘ですね

 最初から、閉めていない確信があって言ったなら、それは先天的な嘘ですが


 約束を破る

 これは基本的に、後天的な嘘です

「毎日投稿します」

 そういって、毎日投稿しない人がいます(自己紹介)

 さてその人は、嘘つきなのでしょうか

 嘘つきなのでしょうね


 過去の自分を嘘つきにできるのは

 今を生きる私たちの特権です


 嘘を嫌いすぎる人は、後天的に嘘になるのを恐れるあまり、何も言えなくなります

 別に、嘘つきでも良いじゃないですか

 真実の鎖にとらわれて、何もできなくなるよりは

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― 新着の感想 ―
[一言] 後天的って言うか二枚舌の事か、その場しのぎに適当な事ばっかり言う奴な。
[一言] なるほど、いつの間にか他人に信用されなくても生きていける世の中になっていたんですね。興味深い話です。
[一言] 良いかなぁ……悪意が無くても信用が出来ないから、大分最悪に近い人で近づきたくないタイプなんだけど。
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