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ふにゃふにゃ日記。

※なかなか執筆時間が確保できず、長らくお待たせしてしまってすみませんっ( ̄▽ ̄)ゞ※


さて、6月と言えばジューンブライドである。こちらの世界では特にジューンブライドという言葉はないのだがーー


えぇー。大変長らくお待たせいたしました、が。


此度、俺・ウイ・キナとモモちゃんは無事結婚いたしましたぁ―――っ!!


ふにゃやシェルカさんたち神獣瑞獣たちの希望もあり、彼らももれなく参加した結婚式は、神獣の社のご厚意で神獣・瑞獣たちも家族も俺たちも大満足なできであった。


うん。何か“結婚報告”ハガキのメッセージみたいになっちゃってるけども。今回のお話をお届けするためにはこれは申しておかなくてはならないだろう。今回の、その、カオスを説明するにはなくてはならないのである。


「やっぱり、そうだな。ふにゃふにゃに挟まれるフォームがいいな」

モモちゃんは寝巻でベッドの上に座り、そしてひなのふうくん、すうくんをなでなでしながら考えこんでいる。


「必殺ふにゃふにゃ包みにゃぁ~」

「ぐはっ」

ふにゃの謎の奥義宣言に、モモちゃんが思わずぐはっとなっていた。


ここは俺とモモちゃんが正式に結婚したことで新たにもらった夫婦の寝室である。もちろんふにゃふにゃ付き。


なお、以前俺とふにゃたちと一緒のお部屋を使っていたひわくんとはにゃさんは、元モモちゃんが使っていた部屋に移動している。


元々使っていた男子部屋は暫くは客室になる予定。まぁ、ぶっちゃけ言えば子どもたちの遊び部屋のような感じ。


そんなわけで、ふにゃふにゃたちと寝ても余裕で大きなベッドの上で、俺とモモちゃん、ふにゃふにゃたちがどうやって寝るかを話し合っているわけだ。


「でも、モモちゃんとウイは夫婦になったにゃぁ?隣同士じゃなくていいにゃぁ?」

「うむ、確かに言われてみればそうだな」

と、ふにゃの珍しくもっともな意見にモモちゃんが頷く。


「だが、ふにゃふにゃ包みも欠かせないのだ」

まぁ、モモちゃんにとってはとても重要なことなのだろう。モモちゃんと仲良しのお耳にお花飾りを付けたふにゃいむもドキドキしながら見守っている。


因みにふぅにゃいむとすぅにゃいむはもうお眠である!!枕元ですぅにゃぁすぅにゃぁと言っている。


「ウイにーに、ふにゃふにゃするにゃぁ?」

「ふにゃふにゃになるにゃぁっ♡」

ぐっは。


双子のちびふにゃふにゃたちのかわいらしい宣言に思わずぐはっと来てしまった。あぁ、ふにゃふにゃ萌え~。


「そうにゃぁっ!ウイもふにゃればいいにゃぁっ!」

ふぇ?


ふにゃがそう宣言したその時だった。


ぽふんっ


もふっ


「ふ、ふにゃふにゃモードっ!?」


「素晴らしいではないかっ!」

うぐっ。モモちゃんのキラキラした眼差し。そしてふにゃのドヤ顔、ちびふにゃふにゃたちのふにゃふにゃしたかわいらしい笑顔!これに抗えるはずがないのである!


「う、うん。そだね。これで寝よっか」


「うむっ!」

『ふぅにゃぁ~♡』

そんなわけで、ふにゃふにゃモードで寝ることになりました。うん、俺ももふもふしながら寝るのはいいし。


俺がすうくんを、モモちゃんがふうくんを抱っこして寝そべり、モモちゃんの隣にふにゃが寝ることになった。モモちゃんご希望の、ふにゃふにゃ包みモードである。

まぁ、俺とモモちゃんの間にはふうくんとすうくんが入っているのだが、“足元は隣同士だ!!”とのモモちゃんの宣言で、まぁいいかと思い、眠りについたのだった。


***


なお、翌朝目を覚ましたら、俺の背中にふにゃがひっついて寝ていた。ふにゃふにゃはふにゃふにゃ同士身を寄せ合ってくっつく習性があるらしい。

まぁ、俺もふにゃふにゃ化するし、してたしね。


そしてモモちゃんが思いついたように口を開いたのだ。


「もう、私もふにゃふにゃパジャマで寝ればよくないか!?」


『それないすにゃぁ~っ♡』

そしてふうくんとすうくんに賛同をもらったことも追い風となり、俺たちはみんなでふにゃふにゃしながら、毎日幸せに過ごしている。



(完)





※ウイとモモちゃんが無事結婚したところで、ひとまず完結とさせていただきます( ̄▽ ̄)ゞ※

※不定期更新の中、お読みいただきありがとうございました※

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