ふにゃふにゃ脚とキツネ耳しっぽ萌え
※お久しぶりです<(_ _)>
※今回はふにゃふにゃ萌え、猫耳しっぽ萌え(ちょっぴり)、あとキツネ耳しっぽ萌えの提供でお送りします。
―――とある冬の寒い日。
「そう言えば、ふにゃは脚もふわもふなんだよなぁ」
ふにゃと何となくそんな会話になった。
「そうにゃぁ。だから冬もあったかにゃぁ~。ふわもふするにゃぁ~?」
「わぁ、いいの?」
素晴らしきふわもふのお誘い!
「ウイならいつでも大歓迎にゃぁ~」
「そ、それじゃぁ!」
どきどきっ!脚を伸ばしてふわもふ脚を晒してくれたふにゃ。因みに今日はお着物スタイルなので、ちょっと裾を上げればひざ下のふわもふがお披露目になる。そっと指を近づけて。
もふぁさっ
わぁ、ふわもふっ!
「ふわもふすぎて、ふわもふ~」
「ふわもふにゃぁ~」
最早至極の心地過ぎて他に何も言えんっ!
「そう言えば、お膝枕も気持ちいんだよねぇ」
ふにゃのふわもふ脚は、太ももの真ん中あたりから始まるのだ。だからお膝枕の位置によってはふわもふ心地。
「お膝枕するにゃぁ?」
「うん」
もふっ
「なでなでにゃぁ~」
「もふにゃぁ~」
ふにゃにお膝枕されながらふにゃふにゃお手手でなでなでされれば、それすなわちふわもふ心地。
***
「ふぅにゃぁ~」
「おひざまくらしてるにゃぁ?」
「どして脚伸ばしてるの?」
とてとてとやって来たのはすうくん、ふうくん、もゆちゃんである。
「さっきまでウイがふわもふしてくれてたにゃぁ~♡」
『わふにゃっ!』
と、すうくんとふうくんは双子ならではの息の合ったふにゃふにゃ語。
「もふにゃぁ~だね!」
そしてもゆちゃんまでふにゃふにゃ語を!?
「そうにゃぁ~。もゆちゃんもふにゃふにゃ語堪能にゃぁ~」
「たんのー?ってなぁに?」
と、もゆちゃんが首を傾げる。ね、猫耳しっぽ萌え!!
「う~ん、はにゃにーにー」
ふにゃはおこたの反対側にいるはにゃさんを呼ぶ。
「全く汝は。まぁ、そこがふにゃじゃが。堪能というのは、簡単に言うと上手ということじゃ」
と、はにゃさん。やっぱり三つ子のお兄ちゃん。頼りになるー。
「もゆじょーず!」
『やったにゃぁ~!』
そしてちびっ子たちがかわゆす。
わぁ、和むー。
***
「というかさ、ウイ兄」
「あ、ファラちゃん?お帰りー」
今日も神獣の社に行っていたはずだが、もう帰ってくる時間だったか。
「ん、ただいま。で、気になったんだけど」
「ん?どしたの?」
「脚触るのって、変態っぽい」
ぐっはぁ。
「ふにゃぁ?」
「セクハラじゃない?」
がっはぁっ!
「ふにゃはOKにゃぁ」
と、ふにゃ。
「ふにゃはもう少し危機感持った方がよくない?」
と、ファラちゃん。
「ファラちゃんも触るにゃぁ~」
「―――っ!」
そのふにゃのことばに、ファラちゃんのキツネ耳がぴょこんと反応する。
キツネ耳萌えである。ぐはっ。
「ふにゃふにゃはふわもふ大好きにゃぁ~」
『ふわもふにゃぁ~』
「ふわもふ~」
ふにゃ+ちびっ子たちのふわもふ加勢。
「じゃぁ、ちょっとだけ」
ファラちゃんもそれにはもふにゃぁしたらしく、そっとふにゃの脚に指を伸ばす。
もふぁさぁっ
「―――っ!」
その瞬間、キツネしっぽが嬉しそうに揺れる。キツネしっぽ萌えである。
そして、本人はピタリと固まっている。
「ファラちゃん?」
「ふにゃだけだよ?」
と、ボソッと呟く。
「え?うん」
「ひにゃ姉はダメだからね」
「さ、さすがにひにゃさんの脚はふわもふらないよぉっ!」
ファラちゃんに何かあらぬ誤解をされているような気がする。
「ファラねーね。ふうの脚もふわもふにゃぁ!」
「ん?」
ふうくんがとてとてとファラちゃんの傍らに来たので、ファラちゃんはふうくんをお膝の上に抱っこしてあげている。
もふぁさぁっ
「あ、ほんと」
「もふにゃぁにゃぁ~」
「あの、ちびっ子はいいの?」
「かわいさましまし。でも変態っぽいのはダメだから」
「いや、さすがにしないよ~~~っ!!!」
やっぱりあらぬ誤解をされている気がする。
「というか、汝。ふにゃふにゃモードになれるじゃろ?」
「あ」
そう言えば。
「ふにゃふにゃモードにゃぁ!」
ぽふっ
ふにゃふにゃモードになっちったぁ~~~っ!!
「ふにゃぁ~、ふわもふにゃぁ」
「ウイにーにもふわもふ~」
俺の脚をふわもふしてくれるすうくんともゆちゃんに思わずぐはっと来た俺であった。