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ふにゃもふにしてやるにゃぁ~

※少し短めなお話です※


「ウイ~。ふにゃ、新しい魔法の呪文思いついたにゃぁ」

「え、新しい魔法の呪文?」

魔法の呪文に関しては、暗殺者時々ウィザードのジャンさんに度々習ってはいるものの、ふにゃって魔法使えたっけ?何か神獣の神通力っぽいのは使えるみたいだけども。以前ふにゃいむぬいぐるみを媒介に、ふにゃいむを生み出していた。


「へぇ、どんな?」

今度ジャンさんに、効果はいかほどかを聞いてみようかな。


「ふにゃもふにしてやるにゃぁ~」


「え?」


「ふにゃもふにしてやるにゃぁ~っ!!!」

くわっとふにゃが顔の影を濃くするが、ふにゃふにゃの愛嬌たっぷりなお顔はそのままである。めちゃふにゃふにゃ萌え何だけど。


「うん、してほしいかもっ!」

ここはふにゃふにゃマスターとして、ふにゃもふされるべきであろう!


「よくぞ言ったにゃぁ~、ウイ。では、レッツふにゃもふにゃぁ~」

ふにゃがふにゃふにゃお手手を華麗にもふっと挙げれば。


「ふにゃもふにゃぁ~」

「ふにゃもふにしてやるにゃぁ~」

そう言ってとことこと駆けてくるのは、ウチのかわいいふにゃふにゃの双子のひなであるすうくんとふうくんであった。


ぐっはぁっ!!


俺はしゃがみ込んで意気揚々とその強襲を受け入れた。


「ふにゃぁ~」

「ふにゃもふにゃぁ~」

ちったいふにゃふにゃお手手を俺のお膝にぽふぽふしてくるさまがめちゃくちゃ愛らしい。わぁ、なごむぅ~。


ぼふっ


あれ。上が暗くなった!?


「油断したにゃぁ~。これぞふにゃもふにゃぁ~!」

俺は頭の上からふにゃすっぽりとに強襲されていた。いや、普通に背中から抱きしめられているだけなんだけど。


「ま、参りましたっ!」

てか、魔法の呪文でもなんでもない。普通の肉体技じゃん!ふわもふ技じゃん!いや、かわいいしふにゃふにゃ萌え最高だからいいけども!


「ウイ兄ってさ、料理もできて家事もできるのに、たまに成人男性として残念だよね」

ふと、横を向けば。いぶかし気な表情でシーベリーちゃんを腕に抱っこしたファラちゃんが立っていた。※因みにファラちゃんは狐耳しっぽ萌えの獣人族だぞっ☆


「オウ、イェァ。次はウサ耳しっぽ&狐耳しっぽのコラボ攻めにしてやるぜぃ、シーベリー?」

と、シーベリーちゃん。

※まだまだちびっ子なのでセリフに深い意味はありません


「えっ、マジで?」

今度はウサ耳しっぽと狐耳しっぽ萌えが来るの?


「シーベリーちゃん。マネしちゃだめだよ」

げほぁっ!!

な、そんなぁっ!


「狐しっぽふわもふダメなん?」

「ん~、シーベリーちゃんたちならいいよ。でも、いい歳した大人はどうかと思う」

ぐはぁっ!!


「おぅ、イェア!」

ノリノリのシーベリーちゃんに対し、ファラちゃんのトドメの一撃をくらった俺は、暫くふにゃもふに身をゆだねることにした。



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