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明けましてふわもふにゃぁ~

明けおめです(/・ω・)/


「ふにゃぁ~、明けましてふわもふにゃぁ~」

明けましてふわもふ?


少しぶるっとしながら目を覚ませば、薄暗い室内でふわもふふにゃの赤いぱっちりお目目が輝いていた。


「あはは、明けましてふわもふにゃぁ」

何となくそんな風に返してみれば。


「もふにゃぁにゃぁ~」


ぺたっ


もふっ


わぁ、ふにゃのふにふに&肉球ぷにぷにお手手。


ふにゃふにゃのお手手は、肉球がぷにぷにな上に肉球の間までびっしりとふわもふなふにゃ毛が生えており、肉球とふわもふの至極の共演が味わえるのだ。


「随分と早く目が覚めちゃったな」


「ふにゃぁ~、何だか冷えるにゃぁ~」


「んんっ、年末年始だからかな?」

いや、本気で寒くなるのはこれからの季節なのだが。新年1発目だから気合いを入れたのだろうか、この世界の冬。


「ふにゃぁ~」


「ふにゃ、ストール羽織って少しあったかくしよう」

ふにゃふにゃのベーシック着物は肩出し風なのだが、さすがに冬は肩もしっかり覆っており、着物の裏地にはしっかりふわもふ生地が付いている神獣のゆりかごお手製着物なのだ。だが、それでも今朝は冷えるなぁ。


「ふぅにゃぁっ♡ウイのすとーるくんくんするとあったかくなるにゃぁ~♡」

そう言ってふにゃは枕元のストールを引き寄せると、顔にぼふんと押し当ててくんくんしている。がはっ。なにこれやっぱり何度見てもかわいい!そう言う使い方ではなかったのだけど、これはこれでかわいいのである。


「ふにゃいむはやっぱり平気なのかな?」


「すぅにゃぁ~」

穏やかな寝息をたてながら、ふにゃいむたちがはにゃいむと一緒にふわもふしながら眠っている。


「ふにゃ毛ふわもふであったかいにゃぁ~。冬にお布団の中に入れたら湯たんぽみたいにぬくぬくにゃぁっ!」

マジで!?初耳なんだけど!抱っこしてもあったかいけどね。


「でも、前にお布団の中で添い寝したらいつの間にか脚で蹴って床に落としてたにゃぁ~」

ぐはっ


ふにゃいむ、哀れ。


「かわいそうだから今では枕元に置くだけで我慢してるにゃぁ~」

まぁ、その方がふにゃいむたちにとってもいいのだろう。


『はにゃぁ~、ふにゅぅ~』

お隣のベッドからはひわくんのかわいらしい寝息が聞こえてくる。


『ふふっ、かわゆいのぅ』

そう、きっとひわくんを抱き寄せて頭をなでなでしているはにゃさんの姿を想像して、ふにゃと一緒に微笑み合う。


「ふぅにゃぁ~」

「もふにゃぁにゃぁ~」

あ、俺とふにゃの間で寝ているふにゃふにゃのひなたちも、何だかふるっと身を震わせながら引っ付いてくる。


「ほら、いいこいいこ」

そう言ってすうくんを抱き寄せて頭をぽむぽむすれば、身を縮こませて胸元に頭をうずめてくる。

わぁ、もふにゃぁ~。


「ふにゃぁ~、ふうもかわいいにゃぁ~♡」

ふにゃもふうくんを抱き寄せ、すりすりされて嬉しそうだ。ふにゃは少しこちらに近づけば、俺にぐいっと更に近寄ってくる。


「起きる時間までもふにゃぁしながら寝るにゃぁ~」

「そうだな」

ふふっと微笑みながら、掛け布団と毛布をしっかり引き寄せて朝までしばし、お休みにゃぁ~。




ことよろです( ̄▽ ̄)ゞ

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