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世界観&人物設定

 本編が別にあるので、こちらの恋話では詳しく説明が出てこないものもあるため、主なものをまとめました。


《この世界について》

○モルガディス王国

 異世界の大国


○ソマリの街

 モルガディス王国の第2都市

 商業ギルド発祥地

 何もなかった場所に、ギルド設立に合わせて町を作り、大きくなるにつれて、元の外壁は残したまま、町の外に新たな外壁を作ることで町を大きくしてきた。

 外壁は全てきれいな正円を描いている。

 街の外との外壁を含め、8つの壁で区切られた8区画に分かれている。

 1番中央を第1区画(または中央区)とし、外壁を隔てるごとに第2、第3区画となる。一番外の区画は自由区と呼ばれる。(1〜7+自由区)

 自由区は、割と何でもありのまさに自由な区画。

 各外壁には、囲んだ区画の名称と同じ数の門がある。(第1区画の外壁にはひとつ、第7区画の外壁には7つ)

 第1区画の門から街の正門まで真っ直ぐに道が繋がっていて、第1通りと呼ばれる。

 第2区画の外壁の門から第7区画の外壁の門へつながる道は、第2通り。同じように第7通りまである。

 中央に向かって、第1通りの左隣の通りは第5通り、右隣が第4通りと一見ランダムに見えるが、第7区画の外壁の門を、通り名順に繋ぐと七芒星(ヘプタグラム)を描く。

 七芒星は、この世界で信仰される神のシンボルとされている。


○姫神信仰

 この世界では女の神様がいるとされ、各地にある古代の遺跡に様々な伝承が記されている。

 世界に危機が訪れるとき、姫神の使いとして神の御子が現れると言われている。

 信奉者は七芒星をかたどった銀製の神具を身に着けていることが多い。


○魔物

 自然発生する魔力と瘴気が混ざり合い、具現化した存在。意識や行動理念のようなものはあるが、心はない。


○魔獣

 魔物と動物の間の子と言われる。知性は低いが心がある。


○幻獣

 知性の高い、高レベルの魔獣。


○聖獣

 幻獣よりも更に珍しい。伝説の生き物に近い。


《主な登場人物》

メインのふたり

○ビート 23歳

 元姫神信仰の神殿に仕える暗殺者。

 現在はミンスに仕え、情報収集目的でソマリの街で酒場を営む。その際に料理人に転職。

 短髪の黒髪に黒目(偽装スキル使用の通常時)

 身長170後半くらい。

 美青年ではあるが、おちゃらけた軽いオニーサンな雰囲気で気付かれにくい。

 ノリがよくお調子者で、見た目もいいので意外とモテるが、女心に疎く興味もない。興味のない相手には無関心だったため、浮いた話はなかった。その割に、大きなおっぱい大好き(とかなめからは思われていて肯定している)。

 最近御子様と至る所でイチャイチャしてると噂になっているが、本人は恋をしているという実感に乏しい。


新崎要(ニイサキカナメ) 16歳

 異世界から勇者召喚に巻き込まれてやってきた、元女子高生、現在無職の御子様。

 ショートカットの黒髪に、ぱっちり二重の黒目。

 身長は150後半くらい。

 快活な美少女だが、童顔と残念な胸がコンプレックス。

 胸がないことを作中(本編)で度々ネタにされる。

 ビートいわく、デカい態度と裏腹に慎ましい胸。

 『解析』『分解』『構築』というスキルを使用し、万物に影響できる。

 ソマリの街に到着して早々、筋肉隆々の男たちに絡まれ、胸のなさを揶揄されて派手に大暴れする。

 ソマリの街の自由区には、その痕跡を残したモニュメントが御子様降臨の観光名所(かなめへの戒め)として残されている。

 召喚されてから今まで、何かと構ってくれるビートに惹かれているが、素直になれない思春期真っ只中。

 ビートが構ってくれたり優しいのは、仕事の都合だと思っている。

 ビートの経営する酒場に開店時間前に入り浸って、お茶をするのが日課。




他の登場人物(かなめの旅の仲間たち)

○ミンス 48歳

 モルガディス王国の次期王様(予定)。

 50歳間近だが、見た目は30歳そこそこ。

 金髪碧眼の超美青年(壮年)。

 人の心を読む『さとり』というスキルが使える。

 ソマリの街と商業ギルドを若干16歳のときに創設し、それまで各国や街単位で終了していた物流を世界中に広げる。

 人の心が読めるため、色々と捻くれてしまった。

 笑顔で人が嫌がることをするのが好きだが、ロンデやマーレといった親しい人に叱責されることも多い。むしろそれが嬉しい。

 心が読めないため、魔物が苦手。

 既婚者で3人の子供と孫がいる。


○ロンデ 48歳

 色黒のスキンヘッドで強面。厳しさの中に優しさあり。

 鍛え上げられた筋肉一つで戦う武闘家。

 かなめのスキルで、“鋼よりも硬い筋肉”と『解析』され、素手で鋼鉄の魔物をワンパンできる。

 ミンスの幼馴染、腐れ縁。

 人の選別が激しいミンスに気に入られ、幼少の頃よりミンスの近衛隊長をしていた。

 ミンスがソマリの街を興すとき、近衛隊は解散し、商業ギルド長の補佐として就任。

 現在は、冒険者ギルド長を兼任している。

 独身。


○マーレ 33歳

 クセのある赤毛に、気の強そうな吊り目がちな大きな瞳。

 色気を擬人化したようなグラマラスな体型で、とてもいい匂いがする美女。

 ミンスの妻。

 舞闘家兼調香師。

 15歳のときに、偶然ミンスを魔物から助け、「一生僕を魔物から守ってください」というプロポーズを受ける。呆れを通り越して面白かったから結婚してみたらしい。

 3人の子供を生んで、孫もいる。33歳にしておばあちゃん。


○エリオル 12歳

 プラチナブロンドの髪に、透けるような空色の瞳の超絶美少年。幼いながらも、すでに色気を孕んだ悩殺スマイルが売り。

 職業選択において“剣聖”に選ばれる才能を持ち、ミンスに見込まれて仕えるが、主人のズボラさに耐えかねて、掃除夫に転職した。


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