アンチェ=バルード
「助けてほしいか?」
この問いかけこれは俺には絶望から救ってくれる天使の言葉。俺は殴られ声もろくに出ない中
「だずげでぐだざいおで ガイ ジバズ」
プライドなんてない体からは赤い液体、目からは薄い赤い液体、股の間からも黄色く少しアンモニア臭い液体が流れている中必死に訴えたただ助けてもらうために
「人間、珍しい格好をしているが助けたあと事情を聞かせてもらうぞ」
そう言うとドゴッという音が聞こえそのあと緑色の生命体の声が聞こえなくなった。
『助かった』そう思った。うっすらとした意識の中俺は見た、身長は150ぐらいの顔がとても整っており肌は白く、赤色の血管のようなものが所々にある黒色のドレスを身にまとう女性の姿がそこにあった。
「あなたはだれ・・・・・・・」
俺はそこで意識を失った
「名か、我の名はアルチェ=バールド.誇り高きバールド一族の長であり現って意識がないようじゃ。これでは我が誇り高きわが名を聞けぬではないか。ほれ回復魔法をかけてやろう<ハイヒール>」
アルチェがハイヒールと言った刹那オワリの体は優しい光に包まれ緑色の生命体につけられたあざなどの傷が消えていった。
「よし、これで傷は癒えたな。だが血を出しすぎておるの〜これでは意識が戻るまで時間がかかる。<レプリカオブブラット>これであとは<アラーム>これで「うわっ」目覚めたようじゃの〜」
「あなたは俺をあの緑色の生命体から助けてくれた人ですか?」
「なかなか飲み込みが早いようじゃの〜。そうじゃ、我がお前を助けてやったアルチェ=バールドじゃ。あとあの緑色の生命体の名は、グリーンゴブリン貴様の2.25倍の強さのある魔物じゃ」
あれはグリーンゴブリンと言うのかっていうか俺あれより2.25倍弱いのかどんだけ弱いんだ3体の攻撃を受けてよくあんなに持ったな〜
「貴様は一体どこから来た。そしてどうしてこんな所で生活していたのじゃ」
うっ俺のことに聞いてきた。嘘を言おうとしても俺はこの世界のことなんて全く知らない。ここは正直に言おう。
そして俺は神のミスで俺だけこんなところに転移させられたことなどを全て説明した。
「なるほど〜要は貴様らはこの世界の危機だから
神に転移させられたが貴様だけ神のミスでこんなところに来たということじゃな」
「そうです」
アルチェは少し考え
「ならば貴様はここで死んでもらおうか」
「えっなんでー!」
唐突な殺害予告に仰天した
「なぜ?理由はその原因が我だからだ」
今なんと言った。聞き間違いではなくては原因はアルチェと聞こえたがだがそれなら殺される理由がわかる自分を殺す存在を少しでも減らしたいからね。
「殺していいよ」
どうせ拾ってもらった命どうせならきれいな女性に殺されたいと思っているからね
「え、殺してもいいのか。命は惜しくないのか」
何言ってんだ、自分から殺すと言ったんだろ
「惜しくなんてない君のためなら俺は死んでもいいよ。あ、なるべく楽な死に方でお願い」
「そうか・・・、気分が変わった。貴様、我の眷属にならないか?眷属になれば貴様をLv100なんてもの1週間でそれ以上にしてやる。」
なんだって1週間でLv100いじょうにしてくれるだと命の恩人になってくれるのかいやもともと命の恩人だけれども。これには乗るしかない。
転移した原因?そんなの関係ない俺の命のほうが大事だ
「眷属にしてくださいお願いします」
「ほう、眷属になった場合貴様からはやめられないぞそれでもいいのか?」
「はい、よろしくお願いします」
「よろしい、では眷属の儀式を始める」