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正義が勝つとは限らない  作者: 佐渡 西郷
なんとしてでも生きていく
7/15

絶望の中の希望

 目覚めは良いものではなかった。硬い地面の上での睡眠は居心地の良いものではないそんなのは分かっていたが実際寝てみると想像以上にきつい。


「グギャ」「ギャギャ」「ギュギュギャ」


ピロン スキル【危機検知】を獲得しました。


下水道が詰まっていてようやく流れ始めたかな声とともにスキルを手に入れた。


「ぎゃっぎゃ」


緑色の肌に潰れたような顔、耳は長く鋭い

手には生臭い匂いが充満するおそらく血がかかって赤く染まっているのだろう木の棍棒を持っている生命体が目の前に3体現れた。


 3体のこの生命体は俺を見た途端に笑みを浮かべた。おそらく俺を食料と認識したのだろう。


「ガギャギャッギャ」


1体が俺に突如襲ってきた。


避けれない、動けない・・・・・・・・・・・。


俺は成すすべはなく殴られた。


痛い


熱い


腹にまともに食らった緑色の生命体の一撃


口からは血を吐いてしまう。それとともにあのサバイバルブックの情報が嘘だったのだと理解する。


緑色の生命体たちは、喜びの声を上げる。

それとともにもう2体も攻撃に加わる。


 囲まれた 


 逃げ場がない


 どこにも逃げれない

 

 絶望を感じる。


(死ぬ)

(殺される)

(嫌だ)

(嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ)


そう思ってもやまない棍棒の嵐

意識が遠のく、薄らとした意識の中俺は聞こえたのだ、棍棒の嵐の激しく叩かれる音の中で優しく包まれたかのような声が


「助けてほしいか?」


ヒロイン次回現る?

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