転移するためのリスク
「おい、どういうことだよ」
「忘れていましたすみませんでした」
わしは、潔く事情を説明したのじゃ。
いやだってしょうがないじゃんパニックたら先に送ったあの子らが待っちゃうかもしれないじゃん。
ほっといたわしも悪いけど、そしたら
「その魔法陣に傷がついたのって俺が教室の壁に穴を開通させたからじゃない?」
今なんと言った。わしの聞き間違えじゃなければ魔法陣を貼った部屋の壁に穴を開けたと聞こえたぞ。
神の思考は、一瞬固まり急加速した。そして神は、とある答えを見つけたのだ。
「おまえのせいかぁぁぁぁぁぁーーーー」
モヤモヤしている神はもともと白くこの部屋では注意してやっと見えるような色だが、この時だけは真っ赤に染まっておりとてもはっきり見えていた。
「あの俺どんな場所でもいいんで飛ばして持っらてもいいですか」
その言葉を聞き神の色がもとの白色に戻っていく。
「そうか、行くのか」
神は落ち着きを取り戻し優しいくいうと、今度は
神の色がみるみるうちに青く染まっていった。
「だがそれには大きなリスクがあるがそれでもいいのなら行かしてやる」
神の色が少しだけ暗くなってきていた。
「貴様の前に行かせた者たちはわしから特別な力を渡した。だがその力を正のエネルギーというならば作るのに副産物として負のエネルギーというものができる。正のエネルギーは物体の中に入ると強い力を与える。負のエネルギーは物体の中に入ると力を奪い弱らせてしまい最悪死にいたらしめることがある。産まれてから病弱なものは通常の個体より負のエネルギーを取り込む量が多いいからじゃ」
「ちょっと待ってくれじゃあ正のエネルギーと負のエネルギーは空気中に漂っているのか」
「そうだ」
オワリはあまり把握できていないがそういうもだと思い込み考えるのをやめた。
「そして貴様のリスクというものは行くときに負のエネルギーを大量に体の中に入れいかなければならないということだ」
「それって死ぬと同意義だよな」
「そうだ、だがわしの力で貴様を転移するときにどんなに負のエネルギーが入ってこようと平気な体にしてやるだがそれをするには一回死ななければならない」
「死ぬの最終的に俺死んじゃうの」
「安心しろ冗談じゃ。だが死ぬほど辛いことがあるだけじゃ」