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3人の冒険者   クマ太「あいつら……すごい!!!!」

 俺たちは下級冒険者3人組、メンバーは剣士と盾持ちと魔法使い



 3人は幼馴染で15になって3人で村を出た




 そして何回か簡単な依頼をクリアして今回少し難易度を上げるクエストを受けた


 依頼内容は大山の奥地にはえるといわれる上薬草をとってくるというものだ



「だいぶ登ってきたな」



 剣士がいう、もう山を登って3日目だった、ここまでガンガン登ってきていてようやく頂上付近まできていた





「そうね、そろそろ上薬草も分布しているところだと思うのだけど」


 魔法使いがそういって当たりを見回す



「あっあっあっあそこに あっあっ えーと あっ何かありそう あっあっでもなかったらゴメンね あっ」


と盾持ち



「てめーはもっとシャキシャキしろっていってるだろ!そんないいガタイしてるくせによー」

 と剣士が盾持ちをビシビシ叩きながら言う


「あっあっあっあっあっあっごっごっごぅめんよっあっあっ」


「もう、そんなにイジメちゃダメよ!」



「てめーももっと男らしくしろよ!昔はカッコ良かったのによー、俺はてめーに憧れてたのになんでそんなんなっちゃうかねー」

 剣士はため息をつきながら問う



「うふふ、そんなこと言ってあなたはもう少し女らしくしたら?髪の毛だってそんなに短くして、昔は長くて綺麗な髪してたのに、あとそれとほっぺの×の字の傷自分でつけたんだって?あなたのお母さん言ってたよ」



「なっ!?あのババア余計なこといいやがって!いいんだよ冒険者なんてこんな感じなんだよ」

 剣士は恥ずかしさで顔を真っ赤にして憤慨する



「晩御飯食べて寝たと思ったら、夜中部屋からゴソゴソ音が聞こえて、朝ご飯食べにくるころにはほっぺに絆創膏貼ってたんだって、やっぱあんた可愛いよね」



「うっせええええええええええええええええええええええええ」



「あっあっあっあっあっあっ喧嘩 あっあっあっ止 めあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ」



 そんなことを言いながら進んでいると




「ぐぎゃぎゃぎゃぎゃーーーー!」




 ゴブリンが叫びながらやってきた、どうやらゴブリンたちの縄張り内で騒ぎすぎたようだ、これも初心者あるあるなのだろう、普通に喋ってモンスターを呼び寄せてしまう



「ちっ出やがったぜ数は11匹か ちと多いな」


そう言い剣士と魔法使いが身構える



「あああああぁぁぁぁああああaaaaAAAAAA――――――――――――」



 盾が単身迎えうつため盾を構え全速力でゴブリン達につっこんでいく、シールドチャージというものだ



「でもまああいつがいるから大丈夫かな、戦闘になるとあいつが一番頼もしいな」



「ええ、彼も剣とか槍は駄目だったけど盾を持って変わったよね」



「いろんな意味で怖いけどな、まあ無駄口叩いてないで俺もやるぜ」



 そういって剣士も走りだしゴブリンを切り倒していく






「10秒後にゴブリンから離れて!」



 そう魔法使いから指示があったあと剣士と盾持ちは一か所にゴブリンが集まるよう牽制しながら攻撃を加えていきそして



「ファイアボーーーゥゥゥウ⤴️⤴️」



 ちょっとネイティブっぽい発音で魔法使いが魔法を発動する


 それは杖先から放たれゴブリンたちの目の前にいた盾持ちに向かっていき、そして盾持ちにあたりそうになるギリギリで避けると、ゴブリンたちには急に火の玉が盾持ちの後ろから現れたように感じられ成すすべなく直撃する



「ほんとにこの盾持ちは普段とは違ってリスキーなことするよな」



 いくら盾持ちとはいえ無防備な背中側に魔法を喰らうと流石にヤバい


 けどこいつはマジでギリギリまで避けない、安全な戦いよりヤバいギリギリの戦いに興奮するらしい、やっぱこええわ




「あっあっあっあああっあああああっあああああAAAAaaaaaaaaa――――」


 盾持ちは恍惚に笑っている



「やっぱこの中で一番まともなの俺だわ」


そんなことを言いながら剣士はファイアボールから逃れたゴブリンの残党を狩っていく




「あら、一番まともなのは私よ」


 魔法使いが近づきながらそんなことをいう




「ふざけんな!俺はお前みたいなクソ性癖ねえんだよ!むしろお前が一番やべーよ!」



 残るところゴブリンも1匹となり、そのゴブリンは逃げ出そうと走り出す




「この姿に騙されて襲ってきた男を返り討ちにして、逆○イプするときのそいつの顔が最高なの、始めは下卑た笑いで近づき反抗して怒らせてから返り討ちにして、そして私のいきり立った自慢のデカブツを見て絶望し、そして最中に哀しみの涙をみせる姿を見て楽しむの!」

「ここまで喜怒哀楽を感じる行為は他にないわ、たまたま男が女を襲うってだけだから、女の振りをしているのはただのエサなのよ、だからあなたみたいに女だけど男になりたいってわけじゃないの」




 そんなことを言いながら逃げ出したゴブリンを魔法で撃ち倒す




「ふう、これで終わりだな」


 剣士が一息つき剣をおろす



「そうみたいね、そうだ今度はメスだと思って襲ってきたゴブリンを逆○イプしちゃおうかしら」



「あっあっあっあっあっそれ あっあっあっあっあっあっいい あっあっあっあっあっみたい あっあっあっあっあっ」




「もう本当俺が一番まともだ」



 そんなことを言いながら最後の逃げ出したゴブリンを確認をしようと近づいていったその先には……




「おおお、こっこれは」


「あっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ」


なんとその先には




















「上薬草ゲットーーーー結構あるぜーー」




「ほんとね、これで依頼された料は確保できそうだわ」




 そこには上薬草がいくつも生い茂っていた、それを採取用の籠を取り出し丁寧に摘んでいく、そして来年にもなるように少しだけ残して……




「じゃ帰るか」



「あっあっあっあっあっあっyes あっあっあっ」


「そうね」


そして3人は来た道を戻っていった……
















「ちょっとまってクマーーーーーーーーー!!!!!!」

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