シムベリンの悪魔②
【あらすじ】
チカゲの過去編。冒険者になり初仕事をするの巻き。
あれから数日が経った。
私はシムベリンという街で、ヤザワさんという親切な人の家に居候させてもらっている。
体の痛みも大分落ち着いて歩けるようになっていた。
私がこの世界に転生して来た事や国境の村で戦闘した事は話していない。
ヤザワさんも空気を読んでか深くは聞いてこなかった。
「あらっ? チカゲちゃん。歩けるの?」
「はい。お陰様で……あの、色々有難う御座いました」
私が改めてお礼を言うとヤザワさんは鼻から少し息を漏らし笑った。
「人類、皆兄弟ってねっ。困った時はお互い様よっ」
「あの……私お金を一銭も持っていなくって、返せるものが無いんです」
「知ってるわよっ。アンタ丸腰だったじゃないっ」
「あははは……」
空笑いをするしかない。
血だらけの破れたボロ布を纏っただけの状態でコチラの家に参上したので何も所持していなかった。
「チガケちゃんは、戦闘できるのっ?」
「あ……はいっ。一応」
行き倒れる前に国境近くの村で一ハシャギしたので戦闘経験は一応ある。
「ギルドの身分証も無いところ見ると、一般人よねっ?」
「……はい」
「なら冒険者としてお金稼ぐってのはどうっ?」
冒険者……。RPGをやっていた子供の頃を思い出す。
子供の頃はそういうのに憧れたものだった。
「や、やってみたいです」
「そっ。なら、ついてらっしゃい」
ヤザワさんから布の服とマントを貸してもらい冒険者ギルドへ向かったのだ。
当然だが着ていた血だらけの服は捨てられていた。
ギルドの中に入るとゲームで見たことのある風景が広がっていた。
腰には剣を携え鎧を纏った人や、三角の帽子を被ってローブを着ている人達が会話をしている。
その奥に受付カウンターがあった。
ヤザワさんが受付の人に声を掛ける。
「おっはっ。奥貸してくれるっ? 新人なのよっ」
「あっ! お、お疲れ様です」
この人はココで、どういうポジションなのだろうか? 受付の人はペコペコしている。
私とヤザワさんは奥の部屋に入った。
部屋の中には大きな2m位の石があって石の表面には何やら文字が刻まれているのだが、私には読めない。
「手をかざすだけでいいわっ」
「手を?」
「そう。そしたら自分のステータスと自分に適性のある職業が出てくるから」
ゲームのようなシステムだ。
「一般人は職業欄が記載されてないのよ。石に触れて初めて適性の職業が分かるのっ。表記された職業の専用スキルも1つ追加されるわっ」
「分かりました」
手をかざすと石は青白く光り石の表面にステータスウィンドウが開いた。
それを二人で覗き込む。
「……」
「……」
お互いに沈黙した。
「ナニコレ?」
「な、なんでしょう……」
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チカゲ
Lv28
職業 魔法使い
HP 310
MP 30
力 90
速 85
物防 30
魔力 10
魔防 5
スキル ファイヤーボール、物理無効(短)、身体加速(短)
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「これ、バグってない……?」
「ま、魔法使いですよね? 私……」
明記された職業とステータスのギャップにヤザワさんがドン引きしているのが分かる。
「前衛のステータス……よね……?」
「ええ……私も、そう見えます」
LVは、いつの間にか上がっていた。
こっちに来た時はLV2だった。
知らない間に物理無効(短)というスキルが追加されている。
「このファイヤーボールは、魔法使いの適性が出たから追加されたスキルで間違いないと思うわっ」
「はい……」
「物理無効と、身体加速って……何?」
「さ、さぁ……」
「アンタ、ここに来るまでにどんな事してたのっ? 一般人でLV28は異常よっ?」
おそらく先日の2000人分の経験値だろう。
この世界では一般人のLVは1~10くらいらしい。
一般の冒険者の平均レベルが20前後だと言うのだ。
「とりあえず身分証を発行したら、とっとと出て行くわよっ」
「はい」
手続きが終わり冒険者ギルドの身分証を発行してもらった。
カードにはブロンズランクと表記されている。
冒険者にはランクがあり、新米の冒険者はブロンズランクなのだ。
その上にシルバー、ゴールド、プラチナ、ブラックとある。
ブラックの冒険者は世界に数人しか存在しておらず伝説クラスの冒険者だそうだ。
「これで仕事ができる身分になったわねっ。さっそくお仕事してみる?」
「は、はい!」
ヤザワさんが受付に行き話を通してくれた。
「初めてだから仕事内容はこんなものかっ……」
私の冒険者ランクに合わせた仕事が幾つか書面で用意されている。
「む、難しい仕事なんですか?」
「チカゲちゃんなら、こなせるっこなせるっ」
緊張して来た。OLになって初出社する時の様な気持ちだ。
依頼書を見ていると一つだけ変わった書式のモノを見つける。
「ヤザワさん。これ」
「ん」
ヤザワさんは書類に目を通す。
「あ~っ。いわゆる魔法にも色々あってねっ。呪術っていう生贄を使った魔法があるのよっ」
「生贄?」
「国では生贄を使う術は禁止されてるんだけど、守らない奴らがいてコレはその討伐依頼」
「生贄って何を?」
「人間よ」
「えっ」
そんな魔法があるのか? 私が知っている魔法はもっと単純なものしか知らない。
この世界には色々なものを媒体とした魔法があるらしい。
「村から人を攫って儀式をしているみたいねっ」
「……」
「被害が続出している。人が減ると税金取れなくなるからギルドで宜しくお願いします。領主より。って」
(……領主。せめて、建て前で依頼書 書こう?)
「ヤザワさん、これにします」
「ええっ。いいの? モンスター討伐とかもあるのよっ?」
他の仕事に比べて呪術の仕事は報酬金額がデカい。
この仕事だけで金貨2枚はオイシイ。
「それじゃあ、早速仕事に行って来ます」
「待ちなさい」
「?」
「アンタまさか手ぶらで行く積りじゃないでしょうね?」
まさかの手ぶらで行く積りだった。
なぜなら私は一銭もお金を持っていない。
「あははは」
「あはは、じゃないわよっ」
ヤザワさんは呆れた顔をして私に銀貨2枚を差し出す。
「えっ」
「この仕事の報酬が出たら返してくれればいいわっ」
「あ、ありがとうございます」
ここに来てヤザワさんにお世話になりっぱなしである。
報酬が出たら滞在費も含めて幾らか渡そう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ヤザワさんに教えてもらった武器屋に行く事にした。
驚いたのは武器屋の数だ。
まるでコンビニの様に、あちらこちらに武器屋が立ち並ぶ。
ヤザワさんが紹介してくれたのは、魔法電球がチカチカしている店らしい。
魔法電球っていうのは魔力で光る電球のこと。そのままだ。
通りを歩いていると裏路地の奥にチカチカ光っている場所を見つける。
(……)
一瞬、私の時と足が止まった。
遠くから見てもアソコだけ異彩を放っている。
看板の周りに魔力電球が飾られ点滅している。
そして看板の文字が日本語だ。
武器屋あけみ……。
(田舎のスナックじゃねーかッ!)
私は恐る恐るスナックの様な武器屋に入店する。
「あ~んらっ。いらっしゃい」
加瀬亮だ。化粧した加瀬亮だ!
細い眼鏡をかけ煙草をふかせている。
店内は何故かピンクの明かりで照らされていてイイお香の香りがする。
「何の用ぉ~っ?」
この世界には、こういう人が多いのか?
「ヤザワさんから紹介されて来た新米冒険者のチカゲです」
「やっ子の知り合い?」
(やっ子ってなんだッ!)
「あけみよ! よろしくねっプリティー」
動揺を殺せ。慣れるんだ私! OL時代培ったポーカーフェイスの能力を絞り出せ!
「ご職業はぁ~っ?」
「魔法使いです」
「なら、杖ねぇ~っ」
そう言って木製の杖を出してくれた。完全に初心者用の杖だ。
「お値段は?」
「銅貨3枚でいいわぁ~」
「えっ」
「新米でしょぉ~? お金ないの知ってるからぁ~」
あけみさんと話をしていると後ろに気配を感じた。
------ポン
両肩を後ろから触られる。
「あと防具もだ……」
「……」
スキンヘッドでサングラスをかけ鼻下に髭が生えている。
身長は2mくらいあるゴリゴリ筋肉質の大男である。
ファ、ファルコンだ……(白目)
「お前の場合だと、魔法耐性のある装備の方がいい」
「えっ」
「魔法コーティングされた鎧とかが良い」
「残念だけどぉ~。その娘、魔法使いよ?」
「……」
スキンヘッドのオジサンが止まった。
オジサンはぷるぷる震えながら言葉を出す。
「魔法……使いだとぉ?」
眉間にシワを寄せて凄い形相でこちらを見ている。
こ、殺される……(白目)
「魔法使い職じゃあ、鎧装備はできないわぁ~っ」
「そんなわけがあるか!」
何故このスキンヘッドのオジサンは怒っているのか分からない。
私はギルドの身分証明書を見せる。
「ほ、ホントです! 魔法使いです」
「ブロンズクラス……魔法使い……」
納得いかない顔をしている。
私は、あけみさんの言葉が引っ掛かっていた。
装備できない。とはどういう意味なのだろうか?
RPGゲームの場合は魔法使いが鎧を装備できないと言う事はよくある。
興味があるので一番安い鉄の鎧に腕を通し試着してみる。
-------ピコーン
ユニットの適正装備ではありません。
最初の村で聞いたアナウンスが流れた。
その後、装備が弾かれるように自動で外れる。
まるで取って付けたかの様なシステムだ。
「ほらぁ~。言わんこっちゃいないでしょぉ~?」
「……」
つまり私が装備できるのは魔法使いが装備できるものに限定されているのだ。
しかし転生して来て初めの村で私は剣が使えていた。
疑問に思うと試したくなる。
「あの、剣はありますか?」
「あるわよぉ~。バスターソード。戦士用の両手剣よぉ」
デザインがカッコイイ。
重めの重量で私の腕力では軽々と振り回せそうにない。
手に持ったバスターソードを構え振り下ろそうとした。
-------ピコーン
ユニットの適正装備ではありません。
持っていたバスターソードが手から弾かれて床に落ちる。
「……あれ?」
魔法使いの職業が付属したから剣が持てなくなったのだろうか?
それを見ていたスキンヘッドの男が店内から剣を持ってきて私に渡して来た。
「お前、これを持ってみろ」
「ただの鉄の剣?」
私は鉄の剣を持ち振った。
-------ブンッ
「あれ? 振れた」
「片手剣なら振れるんじゃないのか?」
それから剣を何本か試し分かった事があった。
片手剣なら装備できるが重いと装備できない。
両手剣は完全に重量オーバーで装備できない。
まさかの重量制限である。
防具に関しては魔法使いの装備は全て装備できた。
しかし戦士系の鎧などは重量関係なく装備できないと言う事が分かった。
「あなたぁ~。転生者よねぇ~?」
「え?」
「一般的な装備ができないの意味は、装備は出来るけどステータスペナルティーがあるって事よぉ~」
「弾かれないんですか?」
「ないない! あ、ちなみにアタシも転生者よぉ~っ」
「えええええええっ」
全てが理解できた。だから看板が日本語だったのだ。
「アタシねぇ。元は極道の組員やってたの。人情の世界に疲れて
辞めて田舎でスナック経営を始めたわっ……。
ある日、若いチンピラ同士がウチの店で暴れてさぁ。
ナイフ持って、殺す殺さないって話になったのよぉ~」
そうか、その時 あけみさんは、そのナイフで……。
「まぁ~。その場はバカにした方がお金を払う。
バカにされてた方は病院に行くって事で話は収まったのよぉ」
あれ? 刺されないの?
「涙を浮かべて抱き合い仲直りした男の熱い友情を見て、目頭が熱くなったわ。
思いにふけったアタシは店の奥から外に出て煙草を吸おうとしたのっ」
転生はどこで?
「そしたら、ガス管のホースが抜けてたみたいで……ドカーン! 転生よっ」
チンピラのクダリいらねぇじゃねーかッ!(白目)
「な、なんで、そのチンピラは揉めてたんだ?!」
スキンヘッドのオジサンが話題に喰い付いて来た。
「あぁ……彼……真性包●だったの」
アホかッ!(白目)
「まぁ、大人になるかならないか……男の試練だ!」
「あんた、話しわっかるぅ~」
(お前ら共感し合うなッ!)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
お陰様で装備を整える事ができた。
魔法耐性が付与した安めのマントと杖。
私の魔法耐性はスカスカだからとスキンヘッドの男が選んでくれた。
合計銀1枚と銅貨3枚。ギリギリの買い物だった。
「あ、あの」
「……じぇ、ジェイクだ!」
「あ、改めまして、チカゲです」
「あ、あぁ……」
店を出てからジェイクは、そっぽを向いて私を見ようとしない。
「ジェイクさん、ありがとう」
お礼を言うとジェイクの顔が茹で上がったタコの様に赤くなっていく。
「れ、礼などイイッ!」
大きな声で怒鳴られたので一瞬ビクッとした。
怒っているのか? 喜怒哀楽の激しい人なのだろうか?
「その、なんだ。お前の受けた仕事の話だが……」
(あれ? 私が仕事をする事この人に話たっけ?)
「仲間が必要だろう!」
「え?」
「だから、お、お、お、俺が……」
また顔が茹でダコの様に赤くなっていく。
「俺がついて行く!」
「へっ?」
旅の同行申請が来た。分け前が減るじゃないか。
しかし分け前が減ると言えば卑しい女に思われてしまう。
ここは穏便にいこう。
「大丈夫です!」
しくじった。ストレート過ぎる! 考えすぎた挙句一周回って結論だけを述べてしまった。不覚だ。
「そ、そうか」
「!」
意外とアッサリ引いてくれた。分かってくれたのだろうか?
そのまま何も言わずにジェイクは、どこかへ行ってしまった。
あんなに親切にしてくれたのに悪い事をしてしまった気分になった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
翌日。いよいよ初仕事へと旅立つ。
杖を持ち旅人の服の上に魔法耐性のマントを羽織った。
初陣である。
地図を確認するとシルベリンの街から東にある地域で人攫いが頻発しているようだ。
とりあえず私は東へ進路を取り途中いくつか村で情報収集をしながら進むことにした。
移動手段はアナログである。
シルベリンの街から東へ行く荷馬車に交渉し乗せて行ってもらう事にした。
街周辺は平野になっているので山の無い方角は地平線が見える。
空の青の中に雲がゆっくり流れている。
「のどかだ……」
つい思った事が口に出るほど時間がゆっくり流れて行く。
たまに休暇で旦那の田舎に行った時の感覚だ。
都会に住んでいると時間が過ぎるのは早い。
コトコトと荷馬車が揺れるリズムが気持ち良く私はいつの間にか眠りこけてしまっていた。
目が覚めた頃には日が暮れかけている。
景色は平野が終わり山に囲まれた道を荷馬車は走っていた。
山と地面のラインを隠すように森が茂っている。
急に荷馬車を引いていた馬が鳴いて止まる。
「……?!」
私は荷馬車の主人の元へ走る。
「どうした?」
荷馬車の主人の顔は青ざめていた。
私は辺りを見回す。
「何人かいるな……」
「?!」
急に声がしたので振り返るとジェイクがいた。
背後にいた気配に全然気づかなかった。
「じぇ、ジェイクさん!」
「よぉ」
「な、なにしてんですか?」
「散歩だ!」
(ぜったい嘘だ!)
理由は後にしよう。
この状況の解決が先だ。
「ち、ち、ち……」
「?」
「ジェイクさん?」
「チカッ!」
「はい!」
まただ。ジェイクの顔が茹でタコの様に真っ赤になっている。
「先に右からだ」
「?」
その瞬間だった。右の森の中から火球が弓くらいの速度で飛んで来た。
狙われているのは私だ。
ジェイクは私をかばう様に前に出て、向かって来る火球に拳を打ち付た。
--------バシュッ
火球をパンチで相殺したのだ。
ジェイクはメリケンサックを装備していた。
手の甲の火に触れた鉄板部分から煙が出ている。
「大丈夫か?」
「は、はい」
「チカは前もそうだったが、魔法対応が甘い」
(前?)
「また来るぞ!」
「!」
今度は複数の火球が飛んでくる。
ジェイクが火球を相殺したようにやってみよう。
昔、道場でよく祖父から弓を打たれ刀で回避する練習をやらされていた。
戦国時代の戦場で弓が飛んで来た時の対処する技術だ。弓程度の速度ならいける。
私は火球が荷馬車に当たらないように直撃しそうなモノだけを狙って杖で何発か打ち返した。
触ってない火球は地面に落ち、はじけて燃えた。
「チカ、ファイヤーボールが使えるんだったな?」
「はい」
「それを、あそこに打てるか?」
なるほど、目には目をだ。
ファイヤーボールを使おうとすると頭の中で呪文のようなものが流れる。
私はそれを口で詠唱した。杖の先に炎が集まってくる。
日が落ち薄暗くなっていた山道が、杖の先に集まる炎で明るく照らされる。
激しく燃える杖の先を天にかざし勢いよく前に突き出した。
「ファイヤーボール!!」
豆鉄砲サイズの火の玉が杖から飛び出し1mくらいで地面に落ちて消えた。
-------ジュッ
「……」
「……」
「……」
(なぜアッチも静まり返るんだ! 攻撃をして来いッ!)
森の中で複数の噴き出した声がする。
「ぷっ……」
(やだ、死にたい……白目)
-------キィンッ
ジェイクが何かを取り出しピンの様なものを抜いた。
それを森に向かって投げる。
-------ドフッカァアン
とんでもない爆音がした後、衝撃波が私たちを通過して行った。
「……」
「……魔法弾だ」
魔法弾というのはマジックアイテムで、魔法が使えない戦士などが主に使う事があるようだ。
あらかじめ筒の中に魔法が込められていて使用者が使いたい時にピンを抜いて使用する。
種類は攻撃、回復、補助、妨害と様々あるようだ。
「わ、私の魔法より凄いです……」
「ふん! 胸糞の悪い連中だ! 先を行くぞ!」
また、ジェイクは怒っていた。
黙ったままのジェイクと荷馬車の荷台に乗り道を進みだした。
ジェイクが何故ここにいるのか? という疑問も一騒動あったせいで忘れてしまっていた。
これが私とジェイクの初めての冒険になるのであった。




