シンクレアの歴史
「どうも、魔法使い(仮)です!」のお話の舞台「シンクレア」の歴史や伝記
※※※ 本編に伴い追加します ※※※
2019/02/28「【大魔導大陸戦争】シンクレア120~」の情報を追加しました。
【神話の時代】神暦:????
神は世界を創生した。
大地を創り、海を創り、森を創り、草花を創った。
ある時、神は考えた。
ここに住まわせるモノを創ろうと。
そして大地に人が生まれたのだ。
しかし人の繁栄は早く、次第に数を増やして行った。
目の行き届かなくなった神は考える。
これを管理するモノを創ればいいのだと。
そこに二人の天使を創った。
男女の天使だ。
男の名前をルシフェルといい、女の天使の名前をディアリスという。
この二人に人界の管理を任せたのだ。
さらに地上では人が増え続け、二人の天使でも目が行き届かなくなっていた。
神は増えた人の数だけ、天使を創っていった。
気が付けば天界には沢山の天使が、人界には沢山の人が暮らすようになっていた。
天使や人は増えた数だけ違う考えを持つ者が現れ出す。
そこに一つの考え方が生まれた。
「欲」である。
私欲のために略奪を行い陥れるものが現れ出したのだ。
神はまた考えた。
禁則を破った者を閉じ込めるための場所が必要だと。
そこで創られたのが草木も無い暗い大地、魔界だった。
禁則を犯した天使や人間は魔界へ落とされて罰せられた。
ある時、ルシフェルとディアリスは恋をする。
ルシフェルはディアリスを自分の物にしたいと思ったのだ。
しかし天使同士の恋は禁じられている。
二人で遠くに逃げても絶対神の目から逃げる事は出来ない。
考えたルシフェルは神を殺そうとしたのだ。
自分が神に取って代れば、ディアリスと結ばれることができる。
ルシフェルは神と戦ったが、絶対神である神に敵う事はなかった。
負けてルシフェルは魔界に落とされ堕天した。
ルシフェルはディアリスへの愛が諦めきれなかった。
そこで魔界に落ちた堕天使や人を集め自分の軍隊を作った。
魔界の王ルシファーと名前を変え魔王軍が生まれたのだ。
天地戦争という長きにわたる天界軍と魔界軍の戦争が始まる。
魔王軍の力は圧倒的に強く、ルシファーの刃は神の喉元まで届きかけていた。
最後の一振りで神を殺せるという時、ルシファーの胸は刃で貫かれた。
目の前には返り血を浴び、自分の血の付いた刃を手にしたディアリスがいた。
天使軍のリーダーとしてディアリスは魔王軍と戦っていたのだ。
ルシファーと魔王軍は再び魔界に落とされ二度と出れぬ様に封印された。
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【魔王時代】シンクレア:100~
何千年もの月日が流れ神の力は弱くなっていた。
魔界を封じたはずの門が徐々に開きかかっていたのだ。
人界に魔族や魔物が流れ出てくるようになる。
人界の危機にも関わらず天界の門は開かなかった。
人は魔族に襲われ数を減らして行く。
人は自分たちの力で何とかしようと考えた。
力のある人は剣を持ち魔族と戦い始めた。
人界と魔界で何十年も争いは続いた。
シンクレア:200年。特別な力を持った人間の子供が生まれた。
その子供は幼い頃から天の力を宿していたのだ。
剣を振れば海が裂け、山が割れる。
その特別な力を持った子供を人は勇者として祭り上げた。
勇者は世界の最北端にある魔界へ繋がる扉へ向かう事になる。
旅先で出会ったエルフの魔法使いヨッシュを仲間に魔王討伐の旅に出たのだ。
旅先で勇者は、神が作ったと言われる剣を手に入れる。
ヨッシュは神をも殺せる神位魔法クリファルティカの神書を手に入れた。
二人は世界の最北端、氷と吹雪が吹き荒れる死の大地へ足を踏み入れる。
そして門に入り魔界にいる魔王ルシファーを倒したのだった。
勝利した二人は二度と門が開くことのない様に封印をした。
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【大魔導大陸戦争】シンクレア120~
クレムストック魔導帝国の時の皇帝ケラルウォス3世は大陸の中心にある帝国領土を広げるため各国へ侵略の手を伸ばしていた。
近代軍事魔法研究を盛んに行っていた帝国の魔法学は他国より軍を抜いて優れていた。
特に他国の脅威となったのが集団詠唱というこの時代では新しい魔法詠唱方式だった。
クレムストックの魔法学者グリント・ヘルトが考え出した方式で通常の魔法式詠唱に対し異なる詠唱式を作用させる事で通常引き起こせる非物理現象エネルギーの増加に成功したのだった。それによってkmという広範囲に対する攻撃を可能にしたのだ。
侵略は10年にも及び大陸の2/3を帝国の支配下に置いた。
シンクレア129年。領土を拡大した帝国は広範囲となった帝国領土の隅々まで目が行き届かない状態となっていた。
それによって各地方では腐敗した貴族達が横暴を振るい民衆は圧制に苦しめられる事となる。
シンクレア130年。帝国侵略の手がランス法国の残り少ない領土となったデルトマーへ伸びる。
帝国の侵略攻撃により近隣諸国も疲弊した状態にあったが、当時グランベルンの至天騎士団長だったマッチィ・ヴァ―ジス(元勇者)が近隣諸国に呼びかけケラルウォス3世征伐を掲げた軍を上げた。
参加した国はグランベルン王国、ランス法国、ヴェルマール諸国連合、グレートグリテンバルツ連邦国と大陸全土を巻き込んでシンクレア史に残る人が起こした最大規模の戦争になった。
後にこの戦争を「大魔導大陸戦争」「大陸戦争」「大魔導戦争」等と呼ばれる事になる。
ランス法国デルトマーに進軍した帝国軍をランス法国全軍とグレートグリテンバルツ連邦国で打ち破る。それと同時期にグランベルン、ヴェルマール諸国連合がクレムストック首都へ進軍。
撤退して来た軍を追いランス、グレートグリテンバルツ連邦国の4国がクレムストック首都へ合流し最後の戦いになる。
帝国城内へ元勇者マッチィ率いる至天騎士団が突入。王の間まで辿り着いた部隊だがケラルォス3世の謀略によりマッチィと部隊は孤立させられた。
その後、城内にはマッチィもケラルウォス3世も姿が消え居なくなっていたのだ。
二人の遺体などの痕跡さえそこには残っていなかったという。
歴史書には憶測でこの場面を表記している書物が多い。
「一騎打ちをして二人とも死んだ説」や「実は何処かで生きている説」など多くの説が語られているが、どの書物にも共通している事実は「二人はその時以降、世界から消えた」と言う事だけである。
敗戦後のクレムストック魔導帝国は侵略した全領土を各国へ返還した。
代理王を立て王国という形で国は存命したのであった。
なぜ王国として存命させたのか等の記述は残っていない。
現代学者たちは「高度な軍事魔法技術」が残る国の情報を欲したという見方や「帝国領土拡大の圧制を見て各国が学習した」など歴史的見解は多く語られているが真実は分からないままである。
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【現代】シンクレア:2206~
魔王や魔族がいなくなった時代。
モンスターなどはいるが魔族からの殺戮で命を脅かされる事が無くなった。
魔王と言う大きな敵対勢力が無くなると人の争いの対象は人へと変わる。
魔王討伐のための連盟国だった各国は、互いに領土拡大のため隣国と戦争を始め出した。
連盟を結んでいる国もあれば、国益のために戦争している国もある。
その世代の王によって国の方針が緩やかに移り変わながら時代は進んでいる。
大きな脅威を無くした先に辿り着いたのがこの時代である。
神暦や魔王時代などは、神話やおとぎ話としてこの時代に受け継がれている。
実際この世界に天使や魔王、魔族は存在していないとされている。
また勇者もこの時代には存在していない。




