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2章21話:櫛引木葉の独白

初めて、木葉の一人称視点が出てきます。

 中学1年に上がった頃、私は小学校5年生から6年生に掛けての記憶があまり無くなっていた。


 何故かはわからないけど、なんだか凄くスッキリした。なんでだろ?


 なんだか毎日が楽しくなった。友達とご飯を食べるのが楽しい。お買い物にいくのが楽しい。そして、夢の中であの子に会うのが楽しい。憑き物が取れたように私は毎日が楽しくて、なんだか本当にこれでいいのかな?って思うようになって来た。


 お母さんは、あんまり部屋から出てこなくなった。よくわからないけど、部屋でずっとブツブツ独り言をつぶやいている。けれどやっぱり大人しくなった思う。それと同時に叔母さんがよくお家に来るようになった。そういえば、高校生になってからお母さんが倒れた時も、叔母さんが救急車を呼んでくれたんだった気がする。


 それから3年間は本当に楽しくて、剣道の大会ですっごく良い成績が取れてね!先輩にもいっぱい褒められて!友達もいっぱい出来て!高校生になってお母さんが倒れちゃったのは悲しかったけど、それでも花蓮ちゃんや樹咲ちゃんや千鳥ちゃんが居てくれて、みんなが居てくれて、やっぱり私は幸せ者だと思ったなぁ。




 でもやっぱり、




「何か」を忘れている気がする。




 誰かが私の「良くないもの」を持っていっちゃってそれで今の私がいるんだって、今だから分かる。そして、きっと持っていったのは……。


 〜櫛引木葉の独白より〜



………


………………………


「めーちゃん!」

「わかってるわ!《凍土の願い》!」


 迷路はその杖をまるで指揮棒のように操り、氷の結晶を紡いでいく。象られていくのは分厚い氷の壁だったが、それだけではただの防壁だ。突進してくるオーグたちを止めるだけの時間稼ぎにすぎない。だが、


「攻撃は最大の防御なんよ〜!いいよ!めーちゃん!!!」

「攻撃魔法:《雪牙》!」


 ローマの祭り戦でドロップした攻撃魔法。メイロが杖をヒュンと相対するオーグ王と残りのオーグに振るうと、氷の塊が呻りをあげて突進してくるオーグたちに襲いかかる。そして、


「《範囲拡大》!」


 突如止まった氷の塊が、四方八方へと伸び始める。まるで獣の牙のような鋭い氷結晶にオーグたちは次々と貫かれて絶命していく。それだけでなく、オーグ王の腕に氷の牙が突き刺さった。


「オーグ王には魔法攻撃と炎などの状態攻撃は効きづらいからね〜。ここはめーちゃんの氷の牙で削るよ〜!そして〜!」


 じゃじゃーん!という効果音が似合いそうなご満悦な表情で、ロゼが取り出したのは


「【認識齟齬(にんしきそご)の粉薬】!?」

「おー、めーちゃんご存知だった〜?こののん!!鼻塞いで!」

「え!?」


 ロゼが袋からキラキラした粉を取り出し、それを周囲にぶちまけた。広大な地下では極少量の粉薬ではあるが、ロゼはそれを文字通り「拡大」することができる。


「《範囲拡大》!!」


 パッと閃光が走ったと同時に、地下中央付近に溜まっていたキラキラとした粉薬が周囲に拡散する。使用した量は変わらずとも、この粉薬の能力が適応される最低限の小ささまで分離させ、それらを的確に周囲に拡散する。


「まだ足りない」


 ロゼが呟く。


「ロゼ!?粉塵爆発を狙ってるなら、この量だと……」


 迷路の懸念は最もである。この狙いの根幹自体に問題はないが、その量に問題がありあり、この程度ではどれだけ強力な刺激を与えても巻き込み大惨事なんて羽目にはならない。だが、


「めーちゃん、構わずオークを牽制して」

「貴方、一体何を……」

「やることは変わらないんさよ。ちょっとその手順が面倒なだけ。さぁ、やるよ」










 アクロバティックな動きで跳躍、接近してくるミノタウロス王の重い一撃に対し、銀嶺の刀を奮ってなんとか応戦する木葉。体力は問題ないがこのままでは膠着状態に陥ってしまう。


(隙がなさすぎる……ちょくちょく切り込みを入れてるけど、致命傷が作れない。)


 上手く大剣をいなし、小手先の感覚でミノタウロス王の腕に切り込みを入れていく。が、その頑丈な装甲を崩せない。


「がぁッ!?」


 凄まじい速度でとんできた蹴りに対し、刀を握る手とは逆の腕を使って防御を試みるが、木葉の腕はミシミシという嫌な音を立ててその骨格を歪ませた。


「あぁぁあああぁああああぁああああッ!」


 その勢いに吹き飛ばされる木葉。岩の壁に叩きつけられ、途端に全身に激痛が走る。だがやられっぱなしというわけでもないようであった。


「ギィイいいいいイィいいいぃいいいいいいいいい」

「えへへ、牛さんのみんちぃ」


 クラクラする頭を抑え、流れ出る赤い液体を拭い立ち上がる。その手には、ミノタウロス王の小指がうねうねと動いていた。


「足に神経を使ってたからそっちにまで余裕がなかったんだね。次はどこを切ってあげよっか」


 ミノタウロス王は怒ったようにその毛を逆立たせ、血管は気味悪く浮き出ている。小指跡をひと舐めし、その大剣を再び振り上げんとしたその瞬間、




「こののんっ!!鼻塞いでっ!」




 ロゼの大声に反応して咄嗟に鼻を塞ぐ木葉。次の瞬間周囲にはキラキラした粉が拡散し、そしてそれはミノタウロス王の巨体のバランスを崩壊させた。


「あがっ!あがぁあぁっ!!」

「え……?えっと……」


 何かに取り憑かれたように暴れまわるミノタウロス王。その大剣の矛先は洞窟内の岸壁であった。表面が剥離し、砂塵が周囲に舞い散る。その矛先は、ブラックウルフ王。


 ドゴォォォォンッ!!!


 それと同時にブラックウルフ王にも異変が起こった。


「始まったね〜」


 ブラックウルフ王の切り札、それは毒粉。黒き狼は、緊急時にその身から毒の粉を発生させると言われている。そしてこれは緊急時なのだ、何故ならば、


「ミノタウロス王の剣撃がブラックウルフ王に危害を加えた。いや、矛先が向いただけでもそれはおかしいことなんだよ。何故ならこの三者は互いに協力し、冒険者の対処に当たるように、初代魔王がプログラミングしているからね」

「!?つまりこの洞窟は!」

「元は初代魔王:クープランの墓が設立した洞窟。もっと言えば、魔女の宝箱魔女いないバージョンっ!って感じなんよ〜」

「でもそれが一体なんだって言うの?魔女の宝箱擬きだから何かってことじゃ」


 理解できないと声を荒げる迷路に対し、ロゼは至って冷静に答える。


「魔女の宝箱はこの際どうでもよくて、大切なのは此処が魔王という存在によってプログラミングされているという事実だよ。そしてそれはそのプログラムが『絶対』に作動するという特異性を持っている。そんじょそこらのダンジョンだとそれらは不確定だから……そうだね例えばこの三者が互いを攻撃することだってある」


 ドサッ!!ビシャッ!!


 大きな肉の塊が、洞窟内に叩きつけられ、血潮が飛び散る。後からトンっという軽い音がして木葉がその姿を現した。ミノタウロス王の片腕を完全に切断した木葉を見て、ロゼが安心したようににっこりと微笑む。

「でもこのダンジョンはそれがない。そんなことはありえない。あるとすれば僕たちが外的要因を与えた時だけ」

「それで『認識齟齬の粉薬』ね」

「そうだよ〜。粉を嗅いだものの物体に対する認識を少しズラすマジックアイテム。これでこののんを正しく認識できなくなったミノタウロス王は洞窟内を無闇に攻撃し、ブラックウルフ王に砂塵が向かってしまった。本来あり得ない攻撃を受けたブラックウルフ王は緊急時の切り札を出す。さぁ此処からはみんな大好きなアレのお時間だよ〜」

「え、ちょ、まさか!?」


 ロゼが再び火雷槌を構え、ニヤリと笑った。


「めーちゃんは防御術式お願いね、こののんはもうちょいこっち寄って欲しいな〜」

「えと……ロゼちゃん?」


 少し正気に戻った木葉はなんだかヤバそうな予感を察知した。


「あの毒粉でオーク、ミノタウロスの動きが悪くなる負のスパイラルに加えて溢れるばかりの粉・粉・粉!ダークウルフ王の毒粉には可燃性の鉄分が入ってるのはもう知ってるんだよ〜。本来はそれが更に冒険者への致死性を高めちゃうんだけど、今回は完全に仇だよね〜」


 火雷槌の先端に小さくエネルギーが溜まっていく。その魔術のエネルギーが放出される時、







「今ッ!!!」


 洞窟内は真っ白い光に包まれた。










……


…………


「やぁ、このは。段々と思い出して来たかな?この長い長い独白も、そろそろ終わりにすべきだとおもうんだけど」


 すく、な?


 私が目を覚ました時、そこは真っ白な世界。何もない真っ白な世界。ただ、そこには一人の女の子が立っていた。そっくりそのまま私の顔私の姿だけれど、私は確かに此処にいる。だからあの子は、


「久しぶりだねこのは。すくなはずっとこのはと一緒にいたけど、久しぶりと言うね。さて、このはは長い長い独白で、結局何が言いたかったんだと思う?」


 どくはく?

 独白。私が今までやってきたこと、感じてきたこと、体験してきたこと、それを語っていたのは他でもない私の中だった。それは確認作業であり、同時に私にちゃんと「思い出させる」ための行為でもあった。でも私は、一体何を忘れているの?


「うん、独白。無意識のうちにこのはが語りかけていた独り言だね。このはがこれまで何を考えて生きてきて、何を考えてこうなったのか。さぁ、答え合わせをしようか」


 えっと、何を答え合わせするの?


「このはが最後に言った、『私の良くないものを持っていった人』の正体、かな」


 私から良くないものを持っていった存在。そんなの一人しかいない。


「うん、すくなだよ。所々このはの記憶にロックを掛けたのも、このはの色んな感情にロックを掛けたのもすくな。こんな長い独白で語ることじゃなかったと思うんだけどなぁ」


 あ、あはは。なんか簡単にバラしちゃうんだね。私がずっと自分を偽って生きてきていたのに、中学生になってからなんか綺麗な木葉になってるの、結構な違和感だったもん。なんかちょっと子供っぽくなっちゃってるしー!!私多分昔こんな性格じゃなかったよね!ぷんぷん!ほら、今もなんかぷんぷんって言っちゃってるもん!


「このはが一次成長期を迎えた頃から、このはの『良くない感情』が溜まっていったからね。それを奪った結果、このはがちょっと幼くなったのは必然なんじゃないかな?言わば記憶を持ったまま性格だけ逆行してしまったのだから」


 ふーん。よくわかんないけど私を浄化パワーで綺麗な木葉にしちゃったのがすくななんだね。助けてくれてありがとねすくな!


「……すくなは、このはを助けてなんかいないよ。今のこのははね、ある意味ではすくなが、作ってしまった『このは』だから。だから、『このは』にはちゃんと『このは』になって欲しいんだ」


 へ?何それ、なぞなぞ?私は私だよ?


「今のままでも良いのだけど、このはは成長しなくちゃいけない。前に進まなきゃ『あの子』を助けられない。自分を見つけて、このは。あの子は、きっと本当のこのはを待っている」


 本当の、私?私は、一体何を忘れているの?


「私が鍵をかけ、閉じ込めたこのはの感情。このはがずっと忌避していた本当の自分もあの時一緒に閉じ込めてしまったけど、このはは前に進むべきなんだ。それが『今のこのは』を殺すことになっても。




 このはは本来の『このは』を取り戻さなきゃいけない」


 すくなは無表情だったけど、その瞳には何か強い信念見たいなものを感じた。私が壊れる前に私から色んなものを取り除いてくれたすくなが、今度は私にそれを乗り越えてみせろと言っている。

 



 私は、どうしたらいいんだろう?




「わた、しは……」


 声が震える。怖い。何も覚えてないけど、私は私がみんなに受け入れられなかったことを知っている。変わってしまったら、今の友達に受け入れられなくなるかもしれないって思ってる。でも、今の私は『欠けた』私だから……私は、


「目がさめるよ」


 あ、駄目だ。私は、まだ答えを……。


「大丈夫、焦らないでこのは。このははもう意識している。あとは、自覚する勇気があればいい。大丈夫、『もうすぐ』」


 まっ……て……。私は……。



………


……………………


「ん、んん……」


 目を覚まして早々、なんだか鼻に異物が入ってくる感覚で木葉の意識は完全に覚醒した。その乾いた感覚から異物とは砂ほこりのことであると確信し、前の出来事を思い出そうとする。


「確かロゼちゃんが粉塵爆発を起こして……」

「天井が崩落したんだね〜。めーちゃんの防御術式が強くなかったら僕たち纏めてあの世行きだったから、めーちゃんはやっぱ凄いんよ〜」


 砂ほこりの中から姿を現したのは、桃色の髪と瞳を持つ美少女、ロゼ・フルガウドだった。綺麗な白い肌にはいくつか擦り傷のようなものが残っており、それがとても痛々しかった。


「ロゼちゃん怪我してる!!」

「ん?ああ、これかな?全然平気なんよ?唾つけとけば治るんよ〜」

「ダメだよ折角綺麗なお肌なんだから!待ってて!」

「へ!?き、綺麗?あ、あははは、ありがとうなんよ〜」


 真っ白い肌が真っ赤に染まる。そんなロゼの様子には気付かずに、ポーチから医薬品と絆創膏を取り出す木葉。実はこの絆創膏は、木葉が普段から自分の小物入れに入れているものである。


「ちょっとごめんね」

「へ?」


 ロゼの腕を手に取り、木葉はその腕を自らの口元に近づけていく。そして、ロゼの腕に舌を伸ばした。


 ペロッ


「ひゃぅっ!」


 ロゼから甘い声が漏れる。そんなことは御構い無しに木葉はロゼの擦り傷を舌で舐め、その傷跡に絆創膏を貼っていった。


「これで、よし!あれ?ロゼちゃんどしたの?」

「〜〜〜〜////////」


 目をぐるぐる回し、顔を茹で蛸のように赤面させたロゼは自らの赤面具合を察して両手で顔を覆っていた。


(こののん無自覚すぎるよ〜!!ていうかなんか、こののんに舐められてから全身が熱いんよ!心臓バクバク止まって!)


「あら、それなら私が止めてあげましょうか?」


 暗黒微笑、という言葉が似合うほどの表情のまま姿を現したのは迷路だった。


「全く。だいぶ無茶をしたわね。ブラックウルフの切り札、『毒霧』を利用した粉塵爆発ね。並みの冒険者ならあいつらと一緒にぺしゃんこになっていたでしょうけど、そこは信頼してくれて助かったわ」

「フィールドの法則性が分かってたからね〜。多分これで大体は潰れたと思うんだけど、どうかな〜?」


 そう言ってロゼが歩き出した途端、地鳴りが起こった。


「え!?」

「な、なに!?」


 ロゼと迷路の動揺に対し、木葉は無言で瑪瑙を抜いて、臨戦態勢をとる。そして、


「がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!」


 真っ黒なツノを持った巨体が姿を現し洞窟内に咆哮を轟かせる。鎧のよう全身は赤く染まり背中には無数の打撲痕、そして片腕がなくなっておりそこからはボトボトと肉塊が垂れ落ちてきている。


「嘘っ!?まだ生きてたの!?」

「大丈夫」


 駆け寄ろうとする迷路を左手で制し、ミノタウロス王を見つめる。瓦礫を退かしてその巨体を立たせようと剣を地面に叩きつけた所で事は起こった。


 バリッ


「え……」


 ミシミシミシミシミシミシミシミシッ!!


「な!?」

「迷路ちゃん、防護術式をもう一回、私たちのクッションになる形で展開できる?」

「ちょっ!?木葉貴方!!いやこれさっき見た展開よ!?」


 狼狽える迷路の手を取る木葉。まっすぐと迷路を見つめる木葉は少し微笑んでこういった。


「大丈夫」


 木葉らしくない大人らしい表情に言おうとしていた文句が口から出てこなかった迷路は、そこで何かを決意したように凍華の杖を取り出し、術式を唱える。


「ロゼちゃんっ!!床が抜ける!!構えて!」

「了解こののん!!」


 ミノタウロス王の立っている地面は段々と窪んでいく。それから脱出しようと足掻き、剣を振るい、余計にその痕は大きくなっていった。


「ガァッ!!!ガアアアアアアアアアアアアッ!!」


 咆哮が洞窟内に轟く。それはまるで断末魔のようで、幕引きにはお似合いだった。




 ズドォォォォォぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉォオンッ!!!!!




 25層の床が完全に抜け、木葉たち3人とミノタウロス王は宙に放り出される。砕け散る岩石、落下する木葉、逆さまになった視界の中で木葉は、とある光景を目にした。





 そこは青の世界だった。





 青く光り輝く鉱石がびっしりと敷かれた岩場と、それらにチャプチャプとぶつかる水、広がる湖。ミルク色の鍾乳洞、湖には綺麗な魚たち。そこには確かに『神秘』が存在した。


「すご、い」


 思わず口からそんな声が漏れ出る。一面の青の世界に、逆さまに落ちていくその感覚は不思議と恐怖を感じなかった。木葉の頭の中には驚愕と好奇心、楽しいという感情と心からの感動があった。


 水面との距離は目前だったけれど、木葉はまるで海に吸い込まれていくかのような気分のままであった。そこには確かな安心感があった。







「海に、帰るみたい」







 3人はそのまま神秘の青へとその身を潜り込ませて、消えた。

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