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2章11話:ロゼ・フルガウド

「か、に!!やったー!!」

「え、び!!やった〜!!」

「何も言わないわ、えぇ、何も言わないわよ……」


 食卓に並ぶ豪華なご飯。こんな所で出会えるとは、まさかのお刺身。蟹はもちろんカニカマではなくガチ蟹。海老は見るからに高級そうな巨大海老。というかここまで現実世界に食文化を似せているともう異世界設定の意味がない気がするのだが。


「ヒカリん〜!はい、あ〜ん」

「あーん!うん!美味しいよ!」

「海老もなかなかいいんさね〜」

「じゃあこっちの蟹もあげるね!」


 迷路の眼前ではゆるい百合光景が展開されている。そのたびに迷路のフラストレーションが溜まっていく。


(くっ、このおっぱいにそんな顔して……幸せそうに……って何考えてんのよ私!)


「木葉、私のお刺身もあげるわ」

「いいの!?ありがとう!」

「あ、あーん……」

「へ?」

「な!?い、嫌ならいいのよ……」

「ううん、嫌じゃない!ちょっとびっくりしただけ。迷路ちゃんがそういうのやってくれるの珍しいなぁって」

「な!?」


 無意識な嫉妬に駆られてついらしくないことをしてしまったようだ。果てしなく百合百合した尊い空間が形成されつつある。


「…………………」


 ふと何か考え込むリズ。


「どうかしたの?」

「ううん。なんでもないんよヒカリん♪いや〜尊いなぁって〜」

「な!?べべべべ別に私たちそういう関係じゃないわよ!!」

「わ〜、ご馳走さまだよ〜めーちゃん」


 囃し立てるリズと、赤面する迷路。何だかんだ相性はいいかもしれない。


「おまたせいたしました。パリスパレスパンとラクレットチーズ、ラム肉、そしてブドウジュースです。それからこちらサービスで高山野菜のサラダとなっております。ごゆっくりどうぞ」


 ウェイターが丁寧に皿を並べていく。


「わー!!美味しそうだね!」

「リヒテンときたらチーズだからね〜、加えて高山野菜もなかなかのお味なんよ〜?」

「ワインみたいな香りのブドウジュースね」

「リヒテン原産のブドウを使ったブドウジュースさね〜。ワインは大人になってからなんよ〜。成長の秘訣なんよ〜。めーちゃんも飲めば育つかもしれないんよ〜?」

「殺してやるわ!!」


 安い挑発に乗った迷路。うん、貧乳いいと思いますよ?


「わぁ!リズちゃん食べるの上手だ〜、なんか貴族みたい!」

「僕、こう見えていい家柄なんよ〜?まぁ没落しちゃったけどね〜」


 そう言って器用にサラダを口に運んでいくリズ。その表情に、少しの寂寥が含まれていたことにも木葉は気付いた。なんでこう人の機微に敏感で、恋愛に関しては鈍感なんだろうか。


「さて、食事も終えたことだし。ちょっと温泉街を歩いてみましょうか」

「賛成!!リズちゃんも来る?」

「……」


 リズはぽけーっとして、突然ハッとして反応する。


「あ、僕か。僕は、うーんどうしようかな〜」

「貴方一体何処に泊まっているの?」

「あ〜、宿は、うーん、まぁ……あはは〜」

「何故誤魔化すのよ」


 困ったように笑うリズ。


「う〜ん……取り敢えず付いていこうかな〜」

「やったー!!」

「……」


 その後、マッサージを受けたり、ダーツを楽しんだりして店を出た。リヒテンの温泉街は夜に多くの人で賑わい、治安もかなり良い。憲兵の周回もやや目立つが。


「お友達と来てたの?」

「う、うんそうなんよ〜。でもちょっと喧嘩しちゃってね〜」

「そっか……仲直りできると良いね」

「そう、だね……うん!暗い話しちゃったね〜いっぱい遊ぼっか〜!」


 木葉の手を取るリズ。それに応える木葉と、イライラしながらついていく迷路。まるで昔からの友達だったかのような光景がそこにはあった。



……………


………………………


「あざーしたー!」

「さて、ちょっとお洒落な道具ポーチを買ったところで、温泉街散策と洒落込みましょうか」

「こんな小ちゃいのにいっぱい道具が入るんだもんね。魔法ってすごいなー」

「ヒカリんもめーちゃんもお金持ちなんだね〜。結構高いやつだよそれ〜」

「必要経費よ。ラクルゼーロで無駄に荷物が増えたからステータスポーチに入りきらなくなったのよ」


 トゥリーたちのお土産である。大半は森の魔法少女パン……被らせるなっての。


「よ〜し、お土産屋さんいこう〜」

「あ、待ってよ!」

「ちょっ、なんで走るのよ!」


 手近なお土産屋さんに入る木葉たち。


「なんか見たことないのがいっぱいある……」


 何やら茶色の箱が置かれている。


「ヒカリんこれ知らない?これは魔術時計っていうんだ〜、こうやってネジを回すと」

「え、うわ、うわわ、すごい!」


 箱が開き、切り絵のように時計が浮かび上がる。さらにネジを回すと、なにやら光の壁が浮かび上がり、箱を包み込んだ。そして、


「わ、雪が降ってる!」

「ほんとね……綺麗だわ」

「他のネジを回せば、ほら」


 今度は壁の中に町の風景が映され街路樹が赤に染まっていく。さらに動かすと、そこは夜の空間に。それでも時計部分は光っていた。


「これが魔術時計。ちょっとしたお遊び時計なんよ〜。時計都市リヒテンなんて第2の名前がつけられるくらいだからね〜」

「さ、流石ね」


 他にも珍しいものはたくさんあった。動いて踊り出す人形、空飛ぶ箒の模型、登場人物が飛び出して動く絵本、森の魔法少女パン……ここもかっ!


「このネックレスも時計をイメージしたものなのね」

「そうだね〜。ヒカリんは何かロザリオをつけてるけど、それは満月教会のかな?」

「んー、多分?なんか気づいたら身についてて……髪飾りは何か懐かしい感じがするんだけど、こっちは本当に見覚えがないんだよね」


 木葉が異世界転移した際に身についていた2つ目のアイテム、ロザリオ。一見キリスト教のものに見えなくもないが。


「ん〜何かお揃いのものでも買おっかな〜って思ってたんだけど、めーちゃんも綺麗な指輪してるしな〜既婚者?」

「ななな、だから!そういう関係ではないわ!」

「誰もヒカリんのことだなんて言ってないんよ〜ご馳走さま〜」

「ぐぬぬ……」

「でもそうだな〜あ、これとかどうかな〜?」


 リズが手に取ったのは三枚のギアに宝石が埋め込まれたストラップだった。


「名前、彫ってもらえるのね」

「……あ」

「やめとく?」

「……ううん。構わないんよ〜」


 少し逡巡したリズだったが、すぐに笑顔になって店員さんを呼んできた。楽しそうな3人。だけどそこに刻まれる名前はそのうち2人は偽物で……まるで偽りの友情だと、心に刻みつけたようであった。










「蒸したパンだ〜なんだかお饅頭みたい!おひとつください!」


 温泉街のとある石橋で3人仲良くパンを食べる。すっかり月が出て水面に神々しく映っている。


「弓打ち、楽しかったね〜」

「迷路ちゃん上手いよね!私全然ダメで」

「あれくらい教えてあげられるわよ?」


 先ほどまで木葉たちは、射的の弓バージョンを行なっていた。その際全発命中した迷路の手に渡った景品がこちら。


「……森の魔法少女ぬいぐるみ」

「いいなー!」

「あげるわ」

「え!?いいの!?ありがとう迷路ちゃん!」

「要らないもの」


(中身知ってるから)


 中身がおっさんだと知っていてそれでもなお欲しいとはならない。抱きしめる際に相当な葛藤が起こるだろう。


「楽しかったな〜」

「ほんと!?よかったよ!」

「あはは。僕ね、あんまりこうやって同年代の子と遊んだことないんよ〜。こんな風に友達になれた子だって……」

「……そっか。うん、リズちゃんと友達になれて良かった!」

「私は友達ではないわ」

「む〜、めーちゃんはツンデレさんだな〜」

「誰がツンデレよ」

「ほっぺ、パンのカスついてるよ〜?」

「なっ!ど、どこに…………………………リズ、騙したわね?」

「慌てるめーちゃん可愛いんよ〜」


 涼しい風が吹く。周辺の草木が揺れて、さらさらと心地よい音が聞こえてくる。


「ふぁぁ、眠くなってきちゃったよ」

「そう。じゃあ、そろそろ宿に戻りましょうか。リズ、あなたは」

「んー、僕も宿に戻るよ〜。今日は楽しかったよ、ありがとね〜」

「あの、出来れば宿の位置を聞いておきたいんだけど?」

「うーん、直ぐに会えるはずだから大丈夫だよ〜。それに僕、ちょっと用事を思い出したから」


 そう言ってリズは、東の空を見上げた。向こうには……時計塔?


「じゃあ、またね」


 そう言って走り出すリズ。何か急いでいる様子だった。


「え、あっ、ちょっと!リズちゃん!!……行っちゃった」

「何かあったのかしらね。まぁ、私達には関係のない話だわ。あの子、嘘ばっかりだったもの」

「……気づいてたんだね」

「えぇ、リズって名前も偽名でしょうね。嘘が下手よ、全く」

「うん……あ、あれ?これって……」


 先ほど木葉たちが購入したギアのストラップ。1枚目のギアには、『リズ』と刻まれている。


「あの子かなりアホね。ったく追いかけるわよ」

「え、う、うん、そだね」


 木葉は走りながら考える。リズが走り出して直ぐ、微かに聞こえた声を。


(「さよなら」って言ってた。ここでお別れなんてやだよ、絶対)


 ぎゅっと拳を握りしめて、迷路の後についていく。月はもう、雲に隠れてしまっていた。 



……


…………


パブリル時計塔。

 リヒテンにある5つの時計塔の中では特にこれといって特徴あるわけでもない時計塔だが、それでもかなり立派であることに変わりはない。そこの麓は人通りの少ない路地が入り組んでいて夜は街灯の明かりも薄ぼんやりとしている。そのため月明かりがない日は一層暗いものとなっていた。

 そこを歩く男は血にまみれた手でカンテラに火を灯す。裏路地のとある看板、そこにいるであろう人物に用があるのだ。

 お目当ての看板の前に人が立っている。遠目ではわからないがこんな時間にこんな場所にいるのなら『やつ』だろう。そう断定した男は、その巨体で物にぶつかって音を立てないように注意して近づいていく。

 気付かれはしまい。気配遮断のスキルを使用し曲がり角にある看板の前の人物に近づいていく。血に汚れたその手をゆっくり、ゆっくりと人物の首に伸ばしていき、そして……。







「気配を消すなら五感の使用制限くらいした方が良かったね」

「______!?ぐあっ!!」


 ざくりと肩を何かが抉る感覚。大男は咄嗟に飛び退き刃物の持ち主から距離を取る。その衝撃でいくつか家屋を破壊してしまう。


「あれ〜?首を狙ったはずなんだけどな〜」

「き、さま」


 男の目の前には、黒いローブをまとった1人の人物。男が今宵殺害する筈だった逆賊がそこにはいた。


「ぐあっ!」


 男の足に刃物が刺さる。どうやらご丁寧に毒まで塗り込んであるらしいが、そんなもので倒れるほど男はヤワではない。


「ぐっ!」


 せめて広い場所へ出ようと、近場の時計塔に駆け込み、展望フロアを目指す。その辺の広場に出るよりよほど明るく、見晴らしが良い。

 道中《念話》で仲間に連絡を入れようと試みるも、入ってくるのは雑音のみ。


「くっ……何故だ……」


 やっとの思いで展望フロアに駆け上り、一息吐こうとする……が、


「ぐがぁっ!!」

「鎖帷子は仕込んであるんだね〜。さすがは異端審問官さんだ〜」


 黒いローブの少女が刃物を投擲する。柄が何かの骨となっており、これを見た瞬間男は確信する。


「やはり、貴様は」

「念話、使えなくて驚いたかな〜?《ノイズキャンセル》っていう僕のスキルなんだよ〜。さて、その手の血は、誰を殺したのかな?シュライゼ 二等司祭」

「……貴様の仲間だと言ったら?」

「う〜ん、どっちにしろ結果は変わらないんよ〜。ちゃんと殺してあげるんさ〜」

「そうか……ハァッ!!」


 シュライゼと呼ばれた男は手に鉤爪を嵌めて少女に襲いかかる。その速度は常人ではあり得ず歴戦の冒険者のような動きだ。殺しに躊躇いがなく、真っ先に首に爪を突きつけようとする。しかし、


「遅いかな〜」

「なっ!?」


 短いナイフで鉤爪を弾かれ、もう片方の手に持つナイフがシュライゼの左手を切り落とした。


「うがぁぁぁあっ!!!」

「わわっ、声大きいんよ〜!チャックチャック!」


 少女の合図で、その空間の音が制限される。男がどれだけ叫ぼうと、空間外には全く聞こえない。


「ぐ……ならば、《反射》!そして《影撃ち》!!」


 男が鉤爪を振り下ろすと、真っ黒の影がいくつも出現し飛び交う。何もない空間で跳ね返るそれは、予測不能の動きで瞬時に少女に迫り、その首を狩らんと、


「しないんよ〜」


 少女はそれを予見していたとばかりに、短剣で全て切り裂いていく。その華奢な身体には傷1つつけることができない。


「くっ!《剛腕》!!」


 男の腕が黒いオーラを纒い、それはだんだん腕の形として具現化していく。空気さえ揺らす振動でさえ少女は身じろぎしない。


「オォォォォォォォォオ!!」


 拳を振り下ろすシュライゼ。地面が盛り上がっていき少女の足元をめくれ上がらせる。咄嗟に後ろに退いた少女に向かって巨大化した腕を向けて突撃するシュライゼ。


「とったッ」


 宙を浮かぶ少女に接近することわずか3秒、驚異的な速度であった……が、


 少女の顔を覆っていたフードが外れその顔が露わになる。そこには余裕そうな笑みと、狂気に揺れる桃色の瞳。それを見た瞬間、シュライゼは凍りついた。


(あ……これ、は……)


「そこで怯えちゃ、だめだよ〜?」


 少女がそうにっこり微笑んだ時、シュライゼの世界が反転した。いや、違う。






 上半身と下半身が分かれ、上半身が宙を舞ったのだ。






 いや、それだけではない。気がつけばシュライゼの手足、指先までもが宙を舞っている。文字通りの八つ裂きだった。


「あっ、がぁ……」


 反転した世界で見たのは、真っ黒く大きな槍と宙を舞う複数の刃物。そして、歪んだように嗤う桃色の少女だった。


「ロゼ……フルガウ、ド……異端者、め……」


 地べたに這いずって上を見上げる。両手足は存在せず、首筋にさえ無数の傷がある。


「あれ?まだ生きてるんだ〜、生命の神秘だね〜」


 少女:ロゼ・フルガウドはニコニコと笑う。しかしその華奢な手が振り下ろされる時、それがシュライゼの最期の時だった。


「さよならなんよ〜♪」


 シュライゼの首が胴体から切り離されドクドクと血が溢れ出る。血に汚れた短剣をシュライゼの修道服で拭い、ポーチにしまう少女。


「あ、いいよ、食べちゃって」


 そう合図すると、少女の影から何かが現れる。真っ黒く、蛇のような何か。しかし身体には無数の目が存在しており、大きく開いた先端はまるで口のよう。大きな白い歯を見せ、そしてシュライゼの死体を飲み込んでいく。黒い舌を出し血まで舐めるその姿はまさしく、







「悪魔……かしらね」







 少女が振り返ると展望フロアの入り口に2人の少女が立っていた。1人は茶髪をセミロングくらいに揃えた少女。もう1人は黒よりの青髪とサファイアのような青の瞳を持つ少女。

 木葉と迷路だった。


「リズ、ちゃん……」

「とんだ殺人現場ね。相手は異端審問官かしら」


 一瞬目を見開いて同様する少女だったが、溜息をついて何か決心したように笑う。


「あはは〜、なかなか面白い推理だ、君は小説家にでもなった方がいい、なんだぜ〜」

「それは犯人のセリフよ。なぜ今それを言うのよ……」

「犯人だったら、今どうしたいかわかるはずだよ?めーちゃん、コノハ」

「なッ!?」

「驚かないでよ〜。ご飯の時一回めーちゃんがそう呼んでたよ〜。嘘が下手だよね〜」

「そう。その言葉、そっくりそのままお返しするわ。貴方、【五華氏族】フルガウド家の人間ね。ロゼ・フルガウド」


 木葉の頭の上にはてなマークが飛び交う。


「ごか、しぞく?」

「千年間、パルシア王家を支え続けた王国最大の名門家、その五つの家のことを【五華氏族】というのよ。でもフルガウド家は、16年前の内乱で滅亡した筈だけど」

「そうだね。フルガウド、ツヴァイライト、エカテリンブルク、オリバード、ヴィラフィリアの五つで五華氏族。なんかかっこいいんよさ〜」

「まじめに答えなさいロゼ。貴方、生き残りなのかしら?」


 ロゼ・フルガウドがくるりと後ろを向いて手を組む。そして空を見上げてこう言った。


「そうだよ〜。僕は五華氏族・竜使いのフルガウド家の末裔、というか現当主かな?ロゼ・フルガウド。騙しててごめんね、こののん♪」

「こ、こののん?」

「はぁ、気が抜けるわね。さっそくあだ名付け?」

「趣味みたいなもんなんよ〜。さて、僕の素性は話したし、そろそろやろっか」


 ロゼが短剣を構える。といっても、だらりと腕を垂らした状態でだが。


「……私たちを殺すのね」

「あんまりこういう展開にしたくなかったんよ。友達になれて嬉しかったのは本当だよ?でも、僕がフルガウド家の人間であることはあんまり知られたくないからね〜。殺さなくちゃいけないんだよ」

「……本気なのね」


 迷路がぎりっと歯を鳴らす。


「ほ、本当に戦わないといけないの?友達になれたのに!?」

「向こうは本気よ。やるしか無い」

「なるべく苦しまずに殺してあげるんよ〜」


 尚も躊躇う木葉に、突然ロゼがナイフを投擲する。


「木葉ッ!」


 迫るナイフ。目を見開く木葉。そして、

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