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5章22話:2代目の勇者と魔王

 竜人の里壊滅から3年。竜人族の生き残りは各地に逃げ延び、竜もまた国内からその姿を消した。

 時流が変わったのはロゼ・フルガウドが竜人の里にて古竜:リグニンと契約し、正式に竜王として認められてからだ。以降ロゼに付き従う竜は多く、その存在は東都襲撃作戦、ゴダール山での戦闘でも確認されている。

 その動きに注目していたのは竜だけではない。竜と人の交わった証、竜人の民もまたロゼ・フルガウドという新しい竜王の誕生を各地で祝福していた。


 コードも例外ではない。彼は特にその事実に執着していた。


「僕は……貴方に様付けされるような存在じゃない」

「ロゼ様、貴方は竜の民の長。つまり私達の王にあたる方です」

「やめてよ。何が目的?1番大事な時に居なかった貴方が、里の壊滅を防ぐ為に外に出ていたのに肝心な時に何もしなかった貴方がッ!!……今更なんだっていうの」


 声が萎んでいく。ロゼにとってコードという青年は確かに昔は尊敬に値する存在だった。親友のディラ、ハレイ、暗闇さん……そしてコード。そこには家族のような温かい関係があり、今でもロゼにとっての宝物のような思い出。

 だがコードは肝心な時に里に居なかった。その間にコードのことを好いていたディラも、彼の妹であるハレイも死んだ。みんな死んだ。


「……わかってるよ、こんなの八つ当たりだって。竜達の報告で全部知ってる。貴方が絶対に1日では戻ってこれないところへ……竜達の元へ協力を要請しに行ってたこと、そして、滅び去った里を見て泣き崩れていたことも」

「……………それでも私が間に合わなかった事実に変わりはないのです。妹も、妹の友達も、貴方も……私は守ることが出来なかった。きっと、守る力もなかった。


申し訳ございませんでした、ロゼ様」


 頭を深々と下げるコード。当時21歳で今程の圧倒的な力を持たなかったコードはきっと戻れていたとしても里と運命を共にする羽目になっただろう。ロゼとてそれは理解している。けれど感情はそれを認めてくれない。

 何故ならロゼにとってコードは希望だったからだ。


「やめ、てよ……貴方は僕の憧れで、強くて、カッコよくて……最強で……だから、最後まで信じてたのに……。認めないでよ、ダメだったなんて。過去の僕の弱さが確定しちゃう……僕だって何も守れなかったのに」

「ロゼ様……」

「ロゼ様なんて言わないでよ!あの時コードお兄さんが間に合ってたらって、僕に「もしも」の希望を見させてよ!ハレイやディラが救われた道があったかもって僕に思わせてよ!」


 大粒の涙が溢れ出る。ロゼは過去を乗り越えたのではない。塗りつぶしたのだ。後悔とトラウマを憎しみと明日への展望で塗りつぶした。それが今のロゼだ。全ての感情に蓋をして、乗り越えたフリをした。それは試練すら誤魔化す程の大きな大きな嘘だ。

 だからこそこうして現実を目の当たりにすると自分は乗り越えられてないのだと自覚する。自身にとって希望の光たり得たコードは、結局自分では守ることが出来なかったのだと語る。本人の口から、守りたいと思いつつ守れなかったと。それはロゼと同じだと言うことで、どこか崇拝に近い憧れを抱いてたロゼの思いを打ち砕くことになったのである。


「もう、いい。僕は全部超えていく。貴方は要らない。必要ない」

「違います。貴方は現実を見る必要がある。立ち止まる必要がある」

「……何を」

「少なくとも、ハレイは生きています」

「は?」


 大真面目に馬鹿なことを言い出すコードを見て、ロゼは歪んだ顔で嗤った。そんなことあるはず無い。何を言っているんだお前は、と。


「里を襲撃したラッカという異端審問官は知っていますね?」

「……まぁね〜。ヴェニスでとどめ刺し損ねたよ」

「彼女は【魂魄(こんぱく)魔法】を使用できる。その結果は……貴方も見たんじゃないですか?」

「ーーーーッ!……あれ、ホントなの?ハレイを名乗る知らない女の子」


 リヒテンでの戦いで木葉に直訴した灰色髪おかっぱ少女。ラッカのメイドだった少女は、自身のことをハレイと名乗っていた。


「確証はありません。ですが、可能性はあります。特にラッカは魂魄魔法で人形を作ることを趣味としていた。ならばハレイの魂を人形に移し替えて遊んでいても不思議じゃ無い」

「……胸糞悪いね〜。それに僕は無駄に希望を持ちたく無いんだけどなあ〜」

「私は救いたい。まだチャンスがあるのなら、妹もディラもこの手で。あの時のような後悔をもうしたくない」

「…………………」


 持ち前の美しい顔を歪め、感情を吐露するコード。ロゼは……何も言えなかった。


「貴方にもし、その意志があるのなら……過去と向き合うつもりがあるのなら。来たる決戦の日までに考えておいてください。彼女らはマクスカティス大寺院にいます。あそこに手を出せるタイミングなど一つしか無い」

「……王都決戦」

「月光条約同盟と天撃の鉾の目的は同じです。貴方の魔王も私の主君も、きっと近いうちにソレを実行に移します。その時一人一人の人間が、しかもマクスカティス大寺院側の人間がどうなるかなんて誰も気にしない。気にできるとしたら、私と貴方しかいない」

「…………………」

「貴方に謝れる機会を持てて本当に幸せです。それでは、我らが主」


 立ち去ろうとするコード。

 ロゼは思わずその裾を掴んで引き留める。


「………………?」

「次は様付けしないで」

「では、さん付けに致します。ロゼさん」


 微笑み、そして再び背を向けた。


「……………塗り潰さないで向き合う、か。僕は……それが出来る程強くないかも知れないんよ」



………


…………………


「少し、お時間宜しいでしょうか」


 ソワソワしながら待つ木葉に話しかけたのはレイラ姫だった。

 彼女に連れられて進んだ先は王宮の地下。満月教会の何かの銅像が立ち並ぶ不気味な空間を通り抜け、そして、


「棺……?」

「えぇ。連邦の大統領から聞きました。ここに連邦政府が隠してきた秘宝があると」

「聞いたのか脅したのかはさておき、成る程何となく予想がついた」

「えぇ。恐らくこれが、連邦政府の『勇者』の正体です」


 木葉の指示を受けて、石の棺の蓋を魔法でこじあける迷路。

 木葉、迷路、レイラが覗き込むとそこには、


「おんなの、こ……」

「あれ、なんか予想と違ったぞ」


 木葉とレイラの予想はこんな結果ではなかった。

 疑問符を浮かべる3人、そこに1人の女性が入ってきた。


「あらら。やっぱり此処にあったのねぇ」

「あなた、一体どこ行ってたのよ」


 水色のケバケバしいメイクをした女性……ドナウはなんかケバケバしいジャラジャラした服と鼻につく香水をつけて地下室に降りてきた。船に残るように言っていたのだがそんな命令を聞くわけもなく、自由気ままにペテルブルグを散策していたらしい。こんな状況だから店なんて開いてるわけないが……。


「お金なら置いてきたわぁ。お姉さん犯罪者にはなりたく無いものぉ」

「買い物を控えるという発想はないのかしら。……ま、今更貴方にとやかく言うつもりなんてないけど」

「ありがとぉ迷路ちゃぁん。さぁて、貴方達3人とも賢いから知ってるんでしょう?此処に眠ってる人の正体」

「……知ってたと思ったけどなんか違ったパターン」

「無理もないわぁ。お姉さんだって『彼』が攻略しに来なかったら&『彼女』が会いに来なかったらピンと来てなかったもの」


 意味深なことを言うドナウ。


「貴方達はこう思ったのよねぇ?連邦に『居る』、金月級の勇者。『居る』が『生きてる』とイコールかどうかは話が別だものね。だから、此処には勇者の遺体があると思った」

「せーかい。そして居るのは2代目の方だと思ったけど、女の子ってことは……初代?」

「いいえ、2代目で合ってるわ」

「……?確か2代目って男だったと思うのだけど」

「2代目は男よ。でもこれはまた別の話」


 2代目勇者に関しての記述は多い。主に悪い意味でだ。

 2代目勇者を一言で表すならば『クズ』である。粗暴で傍若無人、ガラも態度も悪く、オマケに器も小さい。なんなら悪名高き『転移ゲート』を作ったのも2代目で、奴隷労働積極推進派だったらしい。

 パーティーは女性を侍らせまくり、毎日が乱○。酒と女と薬に溺れていたとされ、一部では非常に評判が悪いのが2代目勇者。

 

「でも2代目勇者は、7つある宝箱のうちお姉さんを含めた4つの宝箱を攻略し、魔獣がたくさん湧いた地域で孤軍奮闘してこれらを殲滅した。しかも王都パリスパレスに押し寄せた魔獣の大群をも殲滅。最後はとある島で2代目魔王と相討ち。割と英雄じみたこともしてるわねぇ」

「あんた魔女なのに詳しいわね」

「彼、お姉さん相手に武勇伝を語って聞かせたからねぇ。うっふふふふ。最期についても、お姉さんは生贄から情報を得ているから現世のことには詳しいのよぉ」

「で、これがその2代目?」


 木葉の目線の先には褐色の肌に小麦色の美しい髪を持つ少女が、棺の中でひっそりと安置されていた。その見た目は可憐な少女であり、噂のクズ野郎とは似ても似つかぬ存在だ。


「2代目は2代目でも、これは2代目魔王だけどねぇ」

「「「なーーーーッ!?!?」」」


 3人とも驚いた表情で固まる。それが本当ならこの娘は木葉の先輩……つまり日本人ということになる。


「すくなが放置した魔王……だよね」

「えぇ。でも、どういうこと?」

「だからぁ。この娘は2代目魔王:【亡き王女の為のパヴァーヌ】その人よぉ。でも誰も怖がって棺を開けたがらないから、棺だけ伝承されてきた状況でみなが此れを『2代目勇者の棺』と誤解した。貴方さっきこれをアッサリ開けたけど、本来めちゃくちゃ強力な魔法が掛かってるから開けられないのよぉ?」

「……成る程道理で硬いと思った」

「迷路無自覚にソユコトしちゃうからなあ」


 魔術師として迷路は現在、世界最高級の実力の持ち主である。


「でも2代目勇者ってのも強ち間違いじゃないのぉ。この遺体には魂の残滓が残されてる。それが2代目勇者の魂。


お姉さん、本気出せば多分この子のこと蘇らせられるわよぉ?」

「え……」

「どうするぅ?2代目の力、貴方達の最終決戦に必要だと思わなぁい?」


 思案する木葉。現時点でも木葉、迷路、ロゼの実力は勿論、カデンツァやアカネと言った化け物クラスの実力者、子雀の強化能力や柊の変則的な攻撃、戦闘時はルーチェや笹乃もきっと役に立つ。

 けど、不安要素も大きい。


「取り敢えず棺を持ち帰ろう。ちょっと想像出来ないしね、2代目とか」

「賢明かもしれないわ。一度奥羽に運び込んでそれから考えましょう」


 それらの流れを沈黙したまま眺めるドナウ。やがてレイラの指示で連邦兵が棺を運んでいく。

 再び地上に戻った時にはロゼも話し合いを終えたらしく既に奥羽に戻って仮眠を取っていた。なんだかその寝顔がいつものようなポヤポヤしたものでなく普通の顔だったので、木葉は心配のあまり添い寝をし始める。


「私も寝る」


 迷路もなんとなくモヤモヤしたのでロゼを挟んで3人で眠る。そんなこんなで夜までお昼寝をしてしまったのだが、これが最大級の『やらかし』であると今は気づかなかった。









「ちゅんんんんんんん!!!我が主!起きてください!!」

「ぇ?子雀?どした?」


 血相変えて飛び込んでくる子雀。何か手紙のようなものを見せつけてくる。


「あのクソ女!!!棺持って逃げやがった的な!!」

「……………………………え、は?」

「だから!ドナウって魔女、棺持って姿眩ましやがったです的な!」


 まだ寝惚けているロゼに布団を被せて、ゆっくりと布団から出た木葉は子雀から手紙を受け取った。迷路も遅れて起きてくる。

 そこには、『棺は貰ってくわねぇ。お姉さん、わるーい大人なの♡』と書かれていた。


「……ま、油断してた私も悪い、うん。アイツについてあんま知らないで船に招き入れてたし」

「あの女ァ……。私のミスね……元々魔女だから何考えてるかわからない節があったけども」

「死罪です!ぶっころです!アイツ絶対あの棺悪用するですよ的な!」

「あの棺の悪用って、なんか思いつく?2代目魔王を復活させて悪事を働くとか?」

「魔王復活とか最悪なんですけど的な……。え、これほんとどうするです?」


 子雀はパニックになっていたが、木葉は存外冷静だった。理由は単純。そこまで悪い状況じゃないからである。


「……2代目魔王の使い道は兎も角、あの身体は唯の抜け殻だった。蘇らせて魔力を詰めても、あの身体はもう魔王の力を持ってないよ。勿論、勇者の力も」


 子雀はピンと来ないようだが、『月殺しシステム』を理解している迷路にはピンときたらしい。


「あー。成る程。勇者の力も、魔王の力も本人が死亡した時点で誰かに譲渡されるっていう月殺しシステムの内容だったわね。だからこそ今の木葉がいる訳だし」

「うん、つまり別にあの子に魔力を詰めて復活させても、別に魔王クラスにはならないんだ。2代目勇者の魂だって、蓄積された戦闘データは脅威かもだけど、かといって金月クラスの力はない」


 だが木葉としては別の懸念が残る。それはつまり、『悪魔召喚』について。


「悪魔召喚が可能なのはヤマトの民と接点があるもの。つまり魔王の身体はその媒介になり得る訳で……あの棺が異端審問官の手に落ちたらちょっと不味いかなぁ。……や、寧ろ下手に変なので悪魔召喚されるよりはマシか」

「スケープゴートということかしら?」

「んー、あの魔女が何処まで考えてるか分からないけど、出来るか分からない悪魔召喚の為にクラスメイト何十人殺されるより、ほぼ確で悪魔召喚出来そうな2代目魔王を差し出した方がマシなんだよねぇ。召喚される悪魔の質はもうあまり関係ないだろうし」


 ドナウは単に何かしらで魔王を利用しようとしているのかもしれないが、基本的に敵の手に落ちた所で木葉にデメリットはあまり無い。や、めんどくさいというデメリットはあるが致命的なものではないのだ。


(どのみち私の目的としてすくなを完全体にして世界を戻したいって言うのがあるから、膿は全部出し切りたいんだよねぇ。その過程でクラスメイトや4組の連中に死なれると後味悪いし……)


「てことで子雀、泣くな。お前は悪くない、あんま不都合はない。ノープロブレム、モーマンタイ!」

「びええ、我が主が優しいですぅぅぅ……」


 撫でられて泣きながら翼をバサバサする。羽が舞って鬱陶しい……。


「取り敢えず帝都に戻るよ。色々終わったら次はバルトーク天空要塞の攻略。そしてその後は……」


 王都決戦。

 いよいよ現実みを帯びてきた戦い。異世界に飛ばされて、王都政府を倒すと誓ってから色々あった。その一連の流れに、戦いに幕を下ろしに行く。これはその第一歩だ。


「あら、これ、なにかしら?」


 ドナウの手紙、その封筒の中に青色の綺麗な飴玉のような固形物が入っていた。そして、もう一つメモが登場する。


「これは置き土産よぉ。……2代目勇者の魂の残滓。どう使うかは任せるわぁ」


……


………


………………


「あの魔王のメンタルじゃあ、フォルトナに勝つのは大変そうねぇ、うっふふふ」


 棺を担ぎ、森を歩くケバケバしいメイクの女性ーードナウ。彼女の目的は世界を知り、クープランの墓が残した思い出を巡ることだ。その為に木葉について行こうとしたが、思わぬ副産物を見つけてしまい方針を変えた。

 2代目魔王の体と2代目勇者の魂の残滓。魂の方は兎も角として、体の方は重要だ。


「クープランの墓の魂が適合する個体なんて、同じ魔王の体しかない。お姉さんね、ちゃぁんと恋する乙女なのぉ。本当は男の体に下ろしたかったけど、お姉さんどっちでもいけるっちゃいけるからまぁいいわぁ」


 彼女の目的は現世にクープランの墓の人格を持つ個体を復活させ、普通に現世を楽しむ事だ。このまま木葉に2代目の体を預けていてはそれは叶わない。だから出し抜いた。


「世界の救済とか、勇者と魔王の戦いとか、そんなのどーでもいいのよねぇ。お姉さんはただ愛する人と一緒に居たいだけ。何がいけないのかしら、ねぇ?」


 ドナウは特に木葉に対して思うことはない。ただ羨ましいとは感じた。クープランの墓の様に憎悪に飲み込まれることもなく、何より『すくな』に見捨てられることもない。木葉の周りには信頼できる人が沢山いて、木葉もまた彼女らを信頼している。そのことがとても羨ましい。


(まずは天空要塞はあの子達が向かうだろうし、【分霊】が置いてあるのはきっと地下迷宮と湖底神殿の2つよねぇ。なら地下迷宮に向かうとするわぁ。長い旅になりそう♡)


 楽しみが増える。これだから現世は面白い。宝箱から出た甲斐があったものだ、と今自分に対してキレているかもしれない魔王に、心の中で感謝を述べるドナウであった。

あと4話くらいで5章終わりです。

そしたら次はいよいよ6章、つまり最終章です!

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[一言] 一日に二話はびびる!!嬉しいけど…更新来てびびりました笑。 そろそろ最終章ですか!!魔女の宝箱もうそんなに攻略しましたっけ笑。なんだかあっという間でした笑。 とりあいず早くなわて救われてほし…
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